blueberryの釣行記

美しい渓魚を求めて..テンカラのブログです

イワナ釣りと林道調査

2022-06-15 | 釣行記
Tiareさんに岐阜に行こうと誘われたので行ってきました。

まず最初にこの谷へ入るかどうか迷いましたが、とりあえず本流に行ってみたかったのでスルーしました。


今回はいつもの林道から少し外れて、はじめての林道に入ることになりました。
この林道は、通る人があまりいないみたいで頭上に木が倒れていたり草が生い茂っていたりしてちょっとハードな道でした。


藪みたいな道をゴソゴソ走って、ようやく少し広いところへ駐車することができました。

着替え中は小さな虫だらけ、車の中も虫だらけでした(笑)
まともな神経の人では耐えられそうにない状況ですが、変態の2人組は何の興味も示しません。


ここからまだ川に向かって林道が伸びていましたが、歩いて少し下ると落石で通行止めでした。

大事を取って手前に車を停めたのは正解でした。ここまで入ってしまっていたら細い急坂をバックで戻らなくてはならずやばかったです。


林道はそのまま川に向かって伸びていました。

水中には向こう岸に渡る用と思われるコンクリートの道があり、その向こうには続きの林道がみえました。
向こうの林道も気になりますね。


本流には意外と簡単にアクセスできて一安心しました。

するとここでTiareさんがお約束の忘れ物(笑)。リールを忘れたそうで、来た道をまた元気よく戻っていきました。
いつも忘れ物で楽しんでいるようにしか見えませんが...本当に変わった人です。


さて、夢にまでみた本流の水の流れは本当に美しく、無理して来た甲斐がありました。


忘れ物をしたTiareさんが戻るまで待てなかったので、少し釣ってみることにしました。

川の水は冷たく手がしびれるようでした。
当然、魚の反応は鈍く、ドライのナチュラルドリフトでは毛バリの流れる様子を見ては帰ってしまう感じでした。


そこで少し誘いをかけてみるとかかりました。ヤマメかと思ったらきれいなイワナでした。


さてTiareさんも戻ったので、本格的に釣り始めました。
しかしやっぱり、反応は鈍いようです。

しばらく進んだら流れが強く、どうにも渡れないところに出てしまいました。水量も少し多いようです。


どうも雪解けの水が出ているようでした。魚の反応も悪いし、無理をするのもいけないので今回はここで引き返すことにしました。
ちょっと残念でしたが、ひとつの目標である林道調査はできたのですこし満足です。


さて気を取り直し、さきほどの林道を戻りいつもの谷を目指します。



釣り始めてみると、さすがに魚影は濃いです。
しかし様子見しているだけの奴や、ドライにはあまり反応しない奴が多いようです。

また結構スレていて、少し姿が見えただけで一目散に走っていきます。


アイデアを求められる釣りになりますが、釣れるのは25cm位の良型が多いです。

いつも腰いっぱいまで浸かって渡る渕。


今回もギリギリでした(笑)

つぎは青島渕。


ここはTiareさんの聖地。うかつに竿を出すと祟りがあるので、Tiareさんにポイントを譲って右岸を巻きます。
後で聞いたら、やっぱりここでしっかりとGETされたようでさすがです。

青島渕の上で岩盤にへばりついて動かない岩魚がいましたので、色々な方法を試して何とかかけることができました。


小さいかと思ったら27cmあり、この魚が今回の最大記録となりました。

そしてこのあたりから急にドライに反応するようになり、ポンポンとリズムよく釣れました。
活性が上がったのか、毛バリをガッチリと咥えていました。

ただ下流に比べると、型は少し小さくなりました。










Tiareさんも連続して釣っているようでした。
ただサイズに満足できないのか、「小さいッ」と独り言を言っている場面も見られました。
この谷じゃなければ十分嬉しいサイズなんですけどね~(笑)


ここの堰堤まで来て終了しました。スタート時刻が遅かったのと、釣れないイワナに時間をかけすぎて、16時近くになっていました。


今回は新しい林道を開拓できたのが大きな成果でした。今度はまた本流を遡ってみたいです。
Tiareさんまたよろしくお願いします。




浜名湖 変な釣り その2

2022-05-16 | その他
息子が家で暇そうにしていましたので、なんか釣れるかなと思って浜名湖へきました。

有名ポイントへ行ってみるつもりでしたが、日曜で超満員でした。
そのためポイントはこの前と同じ。


釣り方も同じ。

何かがアタるのですが、なかなかハリに乗りません。
結局、息子が何か変なさかなを1匹釣って、自分はボウズ(笑)


息子はなんだかんだ言っても必ず何か釣りますね。。





浜名湖 変な釣り

2022-05-11 | その他
暇でしたので浜名湖でなんか釣れるかなと思ってきてみました。

ポイントは、海から出ている杭のあたりです。お客さんに聞いたら、そこが一番釣れるとのこと。
テンカラ竿のミャク釣りで、餌はモエビです。


しかし、アタリはほとんどなく変なさかなとカニが釣れただけでした..


やっぱりほかの人みたいにコマセを撒いたりしないとダメかなぁ?
海の釣りは難しいですね。





息子が渓流デビューしました

2022-04-18 | 釣行記
日曜日に息子と釣りに行こうと思っていたのですが、予定した日はあいにくの雨。
午前中はあきらめて家でゴロゴロしていたのですが、なかなか一緒に行けるチャンスもないため、思い切って出かけてみました。

かねてから息子が中学生になったら渓流釣りに連れて行こうと考えていました。
今では背も自分と同じくらいに大きくなり、部活で鍛えているので十分川歩きもできるはずです。

現地に着いてみると、この前下調べした区間は、人が入っていました。そこで少し上流の、さらに簡単そうな区間へ入ってみることにしました。


雨は少し小降りになっていましたので、雨具を来て川へ降りてみます。
今回は初めてなので簡単なえさ釣りに挑戦しました。

竿の振り込み方、ポイントの説明、流し方を一通り教えたところで事件が発生!

息子がいきなりバランスを崩し、顔から水没しました(笑)
なんであんな浅くて簡単なところでそうなるかな?と思いましたが、溺れたりするときって案外こんな感じかもしれないですね。。

だいぶ濡れましたが、気を取り直して釣りを続けてみると、待望の1匹目が釣れました。


向こう合わせだったのでアタリはわからなかったようですが、はじめて本物の渓流で釣ったアマゴに喜んでいました。


やっているうちに振り込みも川歩きもだんだんと慣れてきたようでした。

続いて2匹目。今度はアタリもわかり、しっかりと合わせることもできたとのことです。


雨降りで肌寒く、良いコンディションではなかったですが、何とか2匹釣らせてあげることができて本当に良かったです。





安全な渓流を求めて

2022-04-13 | 釣行記
陽気が良くなってきたので、今年はじめての毛鉤釣りに行ってきました。
今回は、はじめて渓流釣りをする中学生の息子を連れていくために、安全に釣りができる渓流の下見をかねてです。

googleマップとにらめっこして、選んだのは20年以上前によく通っていた近場のK川水系の支流TK川です。


到着してみると、意外と(というかかなり)良い渓相です。
長年、違う川へ通っていましたが、最近はすっかりとその存在を忘れていました。

釣り始めると、意外と魚影が濃い。放流がしっかりとされているのでしょうか。


流れから思い通りに出てきて、良いヒキで釣れてきたのはキレイなアマゴでした。


この日は数匹のアマゴが遊んでくれて楽しめました。
自分はゆったりとしたイワナより、素早いアマゴのほうが釣りのテンポがあっているような気がします。


このあたりは、近場とはいえ標高が結構あるので桜がまだ満開でした。

里のほうでは花桃が満開。


最近、この地域では花桃に力を入れているらしく、川沿いには花桃の木がたくさん植えられてとてもきれいでした。
ただ、時期的にはもう1週間早ければ最高でした。


この時期は、釣りばかりでなく、花もきれいですので山に来ると本当に癒されますね。。






蒼い浜名湖

2021-12-14 | 釣行記
Tiareさんに海フライへ誘われて浜名湖へ行ってきました。


この日のポイントは、浜名湖にできた中州へウェーディングして渡ったところです。

少し深いところもありましたが、無事に中州へ上陸。


空は青く、海は蒼い。

魚の雰囲気は全くと言ってありませんでした。

遠くに見える富士山が冬の季節の到来を告げていました。


浜名湖って今まで汚い湖というイメージが先行していて、どうも釣りをする気になれなかったのですが、ここ何回かTiareさんに連れて行ってもらって印象がガラリと変わりました。






夜の海フライ

2021-11-02 | 釣行記
今回は夕方に浜名湖に集合しました。

Tiareさんはカサゴを釣ると張り切っていました。


浜につくと、目の前に小魚の群れがパシャパシャやっていました。
Tiareさんが、シーバスが来てるかもよというので、早速フライを投げると数投目でちいさなセイゴが釣れてきました。


その後、このようなサイズのが3匹釣れました。

Tiareさんはあくまでカサゴ狙いで障害物のあたりを探っています。自分もやってみますが、もうフライがどこを流れているのかさっぱりわかりません。

夜の浜名湖は寒いです。
真っ暗闇の中で黙々とフライをキャストし続けるTiareさんは、ほとんど変態の様相です。


その後、粘り続けて何とかカサゴをGETできたようです。

自分の場合は、キャスティングもままならず、まだカサゴを狙うにはハードルが高すぎるかな?という感じでした。
でもこの日もセイゴが釣れて楽しかったです。

Tiareさんありがとうございました。





海フライデビュー

2021-10-13 | 釣行記
Tiareさんに誘われて、浜名湖でフライををすることになりました。

海での釣りはほとんど経験がないうえに、フライ?
なかなかハードルが高そうです。
この日のために海用のウェーダーを新調し、その他のものはありあわせのもので揃えました。(フライはTiareさんがくれました。ありがとうございます。)

当日は朝早く起きて、駐車場で待ち合わせしました。


海ってどこも深いかと思っていたら、Tiareさんはバシャバシャと沖のほうまで歩いていきます。
意外と浅瀬も多いのですね。。

Tiareさんは海でも川でも、水さえあればどこでもフライを投入してしまう変態です。


早速、セイゴの小さいやつをつりました。
そもそも、海でフライで魚が釣れるとは思っていないので、よいお手本になります。

Tiareさんのまねをして、フライを投げてはリトリーブを繰り返しますが、なかなか釣れません。
そのうちに魚がいる雰囲気がわかってきて、そこにキャストすると手ごたえが...

しかし最初に釣れたのは、フグでした。

めげずにキャストを繰り返すと、ようやく1匹目が釣れました。


人生初のセイゴです。小さいサイズですが、結構引くので面白いですね。
その後何とか、同じサイズをもう1匹GETすることができました。



秋から春までは渓流の釣りは禁漁。
その間、浜名湖でのフライでも十分、毛針釣りのドキドキが味わえることを知りました。
Tiareさんに感謝しないといけないですね。

またこの釣り方なら、テンカラの超ロングラインを試してみる価値もあるかなと思います。



おまけ


Tiareさんが細長い変なさかなをつりました(笑)






岐阜イワナ釣り

2021-06-13 | 釣行記
久しぶりにTiareさんとイワナ釣りに行ってきました。

数日前には結構な雨が降ったようで、入渓場所にある沢はこんな感じでした。



普段はちょろちょろとしか流れていない沢なのに、今回は白泡を立てて結構な勢いです。
となると気になるのは本流の水勢ですが、とりあえず林道から本流まで降りてみないとわかりません。


草木をかき分けてようやく沢に降り立つとこんな感じでした。
ギリ渡れれば渡れそうですが、失敗したらその場でつり終了です。

仕方ないので、また来た道を登り返しました。
この時点ですでに息が上がってすっかり汗ばんでしまいました。

その後どこから入渓するかTiareさんとずいぶん悩んだ挙句、ボサの中を無理矢理通ってなんとか堰堤の下まで来ることができました。


ここでTiareさんが早速一匹目をGET。なかなかの良型のようです。
自分も堰堤の下流で対岸に毛バリを振り込むと2~3投ででかいやつがかかりました。


Tiareさんの動画より

しかし水勢が強く、下流に泳がせて取り込むはずが途中で倒木の下に潜られてしまい、なすすべもなくラインブレイク。


堰堤の左側はTiareさんが遠くからだんだんと攻めていきます。
魚は見えるようなのですが、逆に見えている魚を釣るのは難しいです。

選手交代して反転流を狙うと深場から勢いよく魚が浮上してきてパクリ。
そんなに大きくないかと思ったら29cmでした。きれいな魚体です。


その後、対岸に渡り倒木に囲まれた部分を狙おうと思ったのですが、足元にも倒木があるため取り込みがどうにもなりません。

最悪ラインブレイクを覚悟して毛バリを振り込むと、3匹くらいの尺イワナが先を争って出てきました。
そのうちの一匹が掛かりました。


掛かったまではいいのですが、やっぱり普通の取り込みはできず、自身も倒木の上に立って釣っていた為バランスを崩して落ちそうになりましたが、何とかラインをつかんで持ち上げることができました。
ハリスは0.8号でしたが、このような大雑把な釣りでいいときは1号くらいにしてもよさそうですね。

こちらも同じ29㎝でした。大きなイワナによくある野生的な顔つきでした。


その後また対岸に戻って巻き返しを狙うと今度は小さ目の25cm位のイワナが出ました。
普通の渓流でこのサイズならかなり嬉しいのですが、この沢に来ると感覚が麻痺してしまいます。

その後、堰堤を巻いて上流に出るとTiareさんのエンジンがかかってきました。


その1


その2


その3


実際にはもっと釣ったと思いますが、そのうちの一本は尺だったそうです。
普段はチャラ瀬なのによくこんな大きなのがいるものです。


しかしこちらはなぜか釣れるのは全体的に小さなイワナ。


天ぷらサイズ。(※実際には全部リリースしてます)


次の堰堤も大きな釜を抱えていますが、何故かいままで釣れた試しがありません。

またその上の堰堤は、Tiareさんが2年前に35cmというモンスターイワナを釣ったところです。
今回の釣行目的は、この恋人との運命の再会を果たすため。


しかし、恋人はすでにどこかへ行ってしまったのか、今回はアタリすらなかったようです。

その堰堤を巻いてみると、車が置いてありました。その人がこの堰堤を攻めた可能性があります。
Tiareさんの恋人も、その人に連れていかれたのかもしれません。


仕方ないので、ここで退渓しました。
とても水が冷たいなと思ったら、残雪がありました。

この区間では結構つれたので自分的には満足でしたが、Tiareさんはまだまだ釣り足らない様子。

そこで、帰路の途中の小さな沢に寄ってみることにしました。


本当に小さな沢で里川の雰囲気さえ感じます。
毛バリを振りながらしばらく行くと、イワナが出てきました。


ただこの辺から急に地形の雰囲気が変わってきて、細い水流ですが高さのある滝が見えて来ました。


ここまで来ると、ほとんど全てのポイントから小さめなイワナが面白いように出て来るようになりました。


後ろから来たTiareさんに話を聞くと、そちらも27cm位の大物が釣れたそうです。
あの細い流れからそんな大きな魚を釣るとは流石です。


川のすぐ横は高い崖が迫って来ていて、とても不思議な光景です。(写真の中央下に自分がいます)

少し前を見ると、また大きな滝が見えて来ました。
Tiareさんと今までの場所を交代し、自分は先に滝つぼを攻めて見ることにしました。

滝の高さと水量に圧倒され、竿を出すのが怖いくらいのところでした。
水深はどのくらいあるのか見当もつきません。


この滝つぼでは、23〜25cm位のイワナが3匹ほど釣れました。
全部反転流の渦の中心、深いところから出て来ました。

岩盤はTiareさんに託しましたが反応はなかったみたいです。
滝つぼのスケールからいってもっと大きな魚がいる雰囲気がありましたが、入りやすい川だけに攻められているのかもしれません。


結局この川だけで10匹以上が釣れました。

Tiareさんお疲れ様でした。またよろしくお願いします。

外道が釣れました

2021-05-15 | 釣行記
今年初の釣りは愛知県のO川。
この辺りはダムができるので道路は様変わりしていました。


吊り橋下の駐車場から入り、かなり長い区間を歩いてみましたが、反応はゼロ。
GW中に全部つられたかな?

いや、一度だけアブラハヤが釣れました^^;
渓流釣りに行ってマス族以外の魚が釣れたのは25年ぶりです。


藤の花きれいでした。

もうすぐダムができると、この辺りはダムのバックウオーターぎりぎりになる予定。
吊り橋が撤去されずに残っているところを見ると、ここまでは湛水域にはならないのかな?


トレーニング

2020-09-17 | 釣行記
しばらくコロナで自粛してましたが、久しぶりに長野県に釣りに行って来ました。
遊魚券購入時以外、誰にも会わずに行ったので問題はないかな?


しかし、魚にも会うことはありませんでした。
キャスティングのトレーニングにはなりました。

梅雨空の一日

2019-07-15 | 釣行記
この日は朝3時に家を出てT川へ出かけました。
当日までの雨量はそこまでではなかったと思うのですが、現地に着いたらびっくり。水が土色です。


仕方がないので、水系を変えることにしました。

このダムを見るのは初めてかもしれません。
赤い洪水吐ゲートが16門もありかっこいいです。どっしりとしていて迫力があります。


到着した川は、いつもより水が高かったのですが水はきれいでした。
この川は晴天の日は貧果なのですが、雨の日だけは異様に反応が良いので、大雨の直後で他に釣り場がないときはよい感じです。

券を買おうと思って販売店(普通の家)に立ち寄ったら、戸を開けた瞬間にいきなり黒い座敷犬が掻きついてきました。
犬は怖いのではないのですが、あんまりねぇ...


さて気を取り直して入渓します。

期待の割には流心からの反応は乏しく、チャラ瀬からチビッ子がやたら突っついてきますが、当然大きな毛バリにはかかりません。
30回以上もつつかれていらいらしたので、試しに16番くらいの毛バリに変えるとすぐにつれました。


犯人はこの子でした。

こんな小さいのがうじゃうじゃいます。放流ですかね?
もう少したったら期待大です。

小さいのが釣れるのなら大きいのも釣れるはず、と思って少し上流の渕に行くとようやく出ました。


23cmくらいですが、幅がある立派なアマゴです。

その後は20cm弱のイワナ。


入渓地点から離れるにしたがって、大きいのの反応が良くなってきました。
たまには、こんな良い流れの中からも反応があります。


この辺りはアマゴとイワナの混生のようですね。


この日一番のイワナ25cm。


退渓地点の堰堤は水も多く迫力がありました。


ここは流れの筋さえ間違わなければ、面白いように魚が出ます。


イワナとアマゴが数匹釣れました。


退渓すると、ちょうどさっきの販売店のところに出ました。
嫌な予感がして、その家のほうを見ると、
さっきと違う生意気そうな柴犬がこちらを睨んでいます。
縄にも繋がれてません。

この犬は敵意丸出しで近寄ってきたので、相手にせず通り過ぎました。
犬、勘弁してほしいです。

TIAREさん祭りの日

2019-06-15 | 釣行記
今年3回目の岐阜への釣行は、またまたTIAREさんと一緒でした。
朝3時に家を出て、林道ゲートに7時前に到着しました。

この川は3年ほど前に、240Gさんに連れてきてもらった所です。
入渓場所は鮮明に覚えていたはずなのですが、知らないうちに通り過ぎてしまいました。


それもそのはず、入渓する林道跡が草ぼうぼうになっていて、もう見分けが付きませんでした。何とか痕跡を見つけて入っていくと、倒木やらガレやらで、結構大変。
そのうちにこの道も、普通の山に戻っていくんでしょうね。

さて何とか川へたどり着きました。以前と比べると、ガレがかなり大きくなっていました。
前の日に結構雨が降ったようで、水位は15cm高。


これくらいならなんとか徒渉は可能です。

まずは第一投、流心からいきなり反応があります。
ガツっとしっかりとした手ごたえがあったのですが、乗りませんでした。残念。
しかし、これが悪夢の始まり...

少し釣りあがっていくと、先行するTIAREさんがいきなり泣き尺のイワナを釣りました。すごい!
自分のほうはというと、反応は多いのになかなか針に乗りません。

せっかち合わせが原因か?毛鉤が微妙に筋を外しているのか?
いいポイントなのに水量が多く白泡ばかりで攻めきれないのも焦りの原因に。

TIAREさんは順調に釣果を伸ばしています。

そこで、途中で少し気分転換しました。
少し休憩して、ラインシステムを変えたりして対策、さあ釣るぞと思った瞬間、


竿 先 が 折 れ て ま し た (泣)

でも以前同じようなことがあったので、あわてず騒がず。
折れた先端にゴムをかぶせてリリアンの代わりにしましたが、竿の長さが短くなってしまいました。
また、竿先がリリアンの状態と比べると、キャスティング時に変な挙動があってどうも調子が乗らない。

TIAREさんはますます順調に釣果を伸ばしています。

こちらは手元まで寄せてきてバラすこと数えきれず。釣果がないことが焦りに拍車をかけます。

10時頃になると、今度は雲行きが怪しくなってきました。
先ほどまではハルゼミの大合唱だったのがぱったり止んで、それと同時にイワナの毛鉤へのアタックもぱったりと止んでしまいました。嫌な予感がします。

この日は、午後から雷雨の予報が出ていました。
とりあえず雷雨にならないうちに早くこの区間を釣りあがらないと、と思う気持ちも焦りの原因になっていました。


そんなこんなで、いよいよボウズのままこの堰堤まで来てしまいました。

この間、木に引っかかったり絡んだりのライントラブルでレベルラインを2本オシャカに。
テンカラを初めてから、レベルラインをダメにした記憶は今までなかったのですが。。。

TIAREさんが気を使ってくれてこの堰堤の一級ポイントを譲ってくれたのですが、こんな日は何をやっても釣れる気がしません。


反対側は、こんな感じで木が倒れて覆いかぶさってしまっているので、手が出せません。増水が収まれば、なんとか攻められるかな?

その後、堰堤の上で、お昼にしました。
ここまでくれば、車まであと少し、安心して少し気分転換できました。
しかし、ここから上は以前は全くアタリがなかった区間なので、諦めていたのですが、今回は意外と魚の反応があるようです。

ここでようやくリズムが出てきて、何とか釣ることができました。


小さいと思っていたら、27.5cmありました。

この区間は、かなり浅い所で反応が多く、この魚もかなり浅い所で釣れました。
リズムがでてきたので、ポンポンと釣って挽回しようと思ったのですが、この後もバラシが続きます。

結局20cm位のちび助が釣れただけでした。


最後の堰堤は今まで竿を出したことがない場所でした。

ふとTIAREさんの方を見ると、かなり大きな魚と格闘しています。
遠くから見ていたら、何あれ?ニジマス???
と思ったのですが、こんな場所にニジマスがいる訳もなく。。。


結局釣れたのは、35cmという化け物イワナでした。凄すぎ!

この日は最後の最後までTiareさん祭りでした。しかも7年に一度の大祭。
普段は尺神様として崇められ、皆に幸福をもたらすTiareさんですが、この日は奇しくもその幸運が自らに訪れたようです。

しかし、さすがこの川は恐ろしい。こんな魚がいるんですね。
あらためてそのポテンシャルに驚きました。

自分は、今回はほんとダメダメでした。
こんなにリズムが崩れて負の連鎖に陥ってしまうのは初めての経験でした。
テンカラってリズムの釣りなんだな~と改めて感じるとともに、もう少し精神修養しないといけませんね。。。

今回の失敗はきっちりと対策して、次回に臨みたいとおもいます。

tiareさん、ありがとうございました。

新緑の渓流

2019-06-04 | 釣行記
今回は岐阜へ一人釣行です。

朝3時に出発しようと思っていたのですが、2時ころに目が覚めてしまったのでそのまま出かけました。
早すぎて遊漁券が買えないことを懸念して、近くにコンビニのあるスマートICで降りたのですが...

うすうす予想はしていたのですが、そこはやはり山中のコンビニ、しっかりと閉まっていました。
そこで、いつも券を買う商店まで行ったのですが、こちらもまだ開いていません。

待っているのも時間がもったいないので、今まで入ったことのない川の入渓場所チェックに行きました。

別荘地を抜けて、未舗装のくねくねを登っていくと、峠がありました。
峠を越えるとすぐに、二俣に分かれているのですが、片方は、A谷、もう片方はO谷方面です。


こちらはA谷方面。ゲートは簡単にくぐれそうな鎖(四輪は無理ですが)になっていました。
なんとなく、ワキが甘い感じ?
鎖はダイヤル式ロックで施錠されていました。


こちらはO谷方面。ゲートは鉄製、カギは南京錠。
オートバイをはじめ、車両は絶対に通さないぞという強い意志が伝わってきます。

どちらの谷へも、歩くとここから1時間程度です。
まあ、今日は単独ですので、もともと入るつもりはありませんが...

その後、いつもの店に戻ると券が買えました。おじさんに聞くと、6時少し前に開店だそうです。
24時間営業のコンビニがあれば、問題なく買えるのですが。SAのコンビニで取り扱ってくれないかな?


さて、予定していた川に沿った林道を詰めると、橋のたもとにまたゲートがありました。
今回はそのゲートから釣りあがってみました。

初めての川なので、魚がいるのかどうか不安でしたが、少しすると、元気な魚がかかってきました。


20cm位のヤマメです。小さいですが体高があります。
これよりも小さな奴もかなり多いみたいなのですが、ちょこんと反応するだけで毛針には乗りません。これらは、どっちにしても無視で良いと思います。


結構パワフルな24cmのイワナ。結局これがこの日一番の大きさでした。
太っているので、引きが強くて楽しいです。

余談ですが今回から、レベルラインをフロロカーボン3号からナイロン3号に変えました。
ナイロンは比重がフロロより小さい分、飛ばしにくいですが、フロロのような硬さがなくしなやかなのが気に入りました。


川には赤い小砂利が多く、ほとんどがチャラ瀬ですが、たまにこのような渕があったりします。
(たぶん240Gさんこの川行ったことありますよね。)

この日は渕の反応が悪く、渕の頭か、瀬の中でも少しだけ水深のある所での反応が多かったです。


先ほどより少し小さいイワナ。

その後退渓していったん車に戻り、今度は林道のゲートを越え下流に歩いて、また釣りながら戻ってきました。
この川は、上流から林道が伸びているので、上流の方が攻められている感じです。


下流に行くと、心なしかヤマメが多いような気がします。
さらに下流へ行くと、ウグイの類もいるかもしれませんね。

その後、道の駅で休んでから、次回Tiareさんと行く予定の林道を見に行こうかと思ったのですが、途中で時間切れで戻りました。

道の駅周辺の大きな流れの中にも、ヤマメが結構見えましたが、もう鮎も放流されているのですね。

懲りずにT川へ

2019-05-22 | 釣行記
先週ひどい目に遭ったのに、結局また行ってしまいました。
何だか諦めきれないのですね。

朝早くに着いたので、5月といえども寒いです。


しかし結果は先週と全く同じで沈黙です。

その後はこれまた久しぶりに支流に入ってみました。


ここの上流へは、20年近く前に、漁協のお手伝いで発眼卵放流を行ったことがあります。
その魚のひ孫くらいのが釣れてくれたら、なんて期待しつつ...


支流の林道最奥には、新しい堰堤ができていました。
スリット式で好ましいですね。

この堰堤のしばらく奥まで釣ってみましたが、結局反応はなく、その後おとなしく帰りました。