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ぼんくら(上)ー宮部みゆき

2022年02月22日 | 読書
評価4

再読(前回2019年6月9日)。
江戸の下町、通称鉄瓶長屋でお露の兄・太助が殺された。下手人探しに乗り出した同心の井筒平四郎はお露の証言に疑問を抱く。以後、鉄瓶長屋の差配人・久兵衛が行方をくらまし、長屋の住人の失踪が相次ぎ、不穏な空気が漂い始める。謎が謎を呼ぶ時代劇ミステリー!

これまた結末を失念(な、ので何度読んでも美味しい)。伏線がどのように回収されるのか?宮部みゆきさんの手腕に期待!

ぼんくらの平四郎はもちろんのこと、長屋の煮売屋のお徳、記憶の達人のおでこ(三太郎)、何でも計る平四郎の甥っ子の弓之助などキャラが立っていて読んでいて楽しい。特に、下巻での弓之助12歳の活躍に期待!


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