評価
ご存知、ガリレオシリーズ短編連作集。今回もオカルトまがいの事件を湯川先生が一刀両断!しかし、草薙刑事さん「たまには自分で解決してみよ~よ」と言いたくなる(笑)。
夢想る(ゆめみる)
17年前に少女と結ばれる夢を見たと主張する男が少女の部屋に侵入するも、母親に猟銃を発砲され逃走。この男と少女に関わる因縁とは・・・
霊視る(みえる)
ひき逃げ事件を目撃されたことから強請られ始めた恋人を護るために、アリバイトリックを巡らし犯行に及ぶが・・・
騒霊ぐ(さわぐ)
金に目が眩んだ甥とその一味が叔母を見殺しにし、訪問した営業マンを殺害。その家は毎晩8時になるとポルタ―ガイスト現象が起こるのだった。
絞殺る(しめる)
借金苦に悩む工場経営者が考えついたのは他殺に見せかけた、保険金目的の自殺だった。さて、その方法とは・・・
予知る(しる)
不倫に思い悩んでいた女が自殺した。しかし、真向かいのマンションに住む少女は女が自殺するシーンを3日前に見ていたと言う。これは予知能力なのか・・・
びっくりするようなトリックや理科学的な謎解きがないので少し拍子抜け。5話中3話は途中でなんとなくカラクリが読めたし(笑)。もっと本格的な物を読みたいな~
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