ロスジェネの逆襲ー池井戸潤 2017年09月06日 | 読書 評価 母体行の系列証券会社に出向したご存知「半沢直樹」がIT企業買収合戦で母体行を敵に回し逆転勝利を収める痛快エンタメ小説。前半はページをめくる手が止まらぬ息もつかせぬ展開だったが、中盤からその勢いがなくなって、最後は「ん、ん、ん・・・」という感じだったことが残念。でも、次の言葉が気に入ったので記しておきます。 「銀行員ってのはさ、実力もないのにプライドだけが高い奴ってのが一番手に負えないんだ」