
昨秋の読書再開後、遠藤周作に続く芥川賞作家二人目。
次の8作品からなる短編集。
「飛行機で眠るのは難しい」
「中国野菜の育て方」
「まぶた」
「お料理教室」
「匂いの収集」
「バックストローク」
「詩人の卵巣」
「リンデンバウム通りの双子」
良く出てくるのが「裏通り」「路地裏」「店裏」「お婆さん」「オーストリア」「ウィーン」。確かに美しくもあり、透明感のある文章で読んでいて気持ちが良い。
だが・・・
エンタメ小説を読むことが多い私には理解が難しい。いったい作者が何を言おうとしているのか、正直解説を読んでもピンと来なかった。読みながら、「わかる!」「わかる!」ってなりたいもんです。