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母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

昭和50年白堊野球物語2 作:佐藤泰久(S42)

2016年10月02日 | 白堊野球物語
秋季大会の優勝は8年ぶり2度目であった。夏の甲子園出場8回(当時)を誇る一高が秋の優勝が2度目というのが意外であるが、これが「夏の一高」と言われる所以(ゆえん)でもあるのだろう。東北大会では

  1回戦  ○4-1山形電波
  準決勝  ●1-6日大山形

惜しくもあと一歩のところでで日大山形にセンバツ出場を阻まれたが、東北大会ベスト4、当時21世紀枠があれば選考対象になったであろう活躍だった。さて秋季大会では県大会の一高vs盛商を詳しく見ていこう。

 盛岡商業 001000010 2
 盛岡一高 00110001x 3

スコアから見ても抜きつ抜かれつの白熱ゲームであることがわかる。8回の決勝打は一死二塁に走者を置いて大黒柱・金野の三塁ベース上をぬく二塁打であった。宿敵・盛商との死闘はこれを皮切りに昭和50年春の大会、夏の大会へと引き継がれるのである。