◆全国高校軟式野球北東北大会【準決勝】
【感想】
1番佐々木のライトフェンス上段直撃の大二塁打で始まった春の王者・能代高校に挑む盛岡一高の試合はもつれにもつれて延長に突入する大接戦となったが、エース清水を中心に気迫の衰えを見せない能代高校が10回2点をあげ盛岡一高を振り切って決勝に進出。王者を追い詰めた盛岡一高だったが、16年ぶりの明石行きは成らなかった。
ほぼ1ヵ月前にケガをした盛岡一高エース梅原は数日前に本格復帰したとは思えない素晴らしいピッチング。最速100㌔台ながら、低めを丁寧に突くピッチングで、高目に来るボールがほとんどない。主要打者には四球も辞さない慎重な投球。時折ランナーをためるも、鉄壁な守備陣が能代高校に得点を許さない!「これぞ頭脳的投球!」と言える懸命に投げ込む姿に熱く込み上げるものがあった。
また、能代高校エース清水の投打に渡る気迫溢れるプレーは見事だった。敵ながらアッパレ!「こんな選手がわが校軟式野球部、硬式野球に欲しい!」と思わせる選手。130㌔台の直球をビシビシ投げ込む姿を見せたかと思うと、ランナーとして果敢にホームスチールを敢行し右手を負傷し治療。そして、右中間安打を飛ばすと勢い余って一塁を回ったところで転倒するも必死に二塁へ!こんな姿を見せられれば、チームが奮起しないはずがない。素晴らしい選手。頑張れっ!能代高校!!!
試合後、盛岡一高藤田監督と少しだけお話ができました。
締めくくりの言葉は「秋、また頑張ります!」
んだーっ
こったな、素晴らしいゲーム見せられだんだがらっ 秋も応援せねばならなぐなったべさっ あだりめーに、秋も応援する!
頑張れっ!盛岡一高軟式野球部!!!
春の王者・能代に挑戦!
ピンチにマウンドに集まる選手たち=1番梅原、3番千葉、4番松浦
延長にもつれ込んだ熱戦も試合終了
一塁側応援席に挨拶をする盛岡一高軟式野球部選手、監督、マネージャー
盛岡一高選手を鼓舞する白堊乙女たち!
下駄履きで水を黙々と運ぶ白堊乙女の姿!
盛岡一高軟式野球部も盛岡一高応援委員もよぐやった!