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盛岡一高春季野球決勝ならず

2015年05月06日 | '15夏チームの球跡
春季高校野球地区予選【準決勝】
 盛岡一高 000 000 010 = 1
 盛岡市立 100 010 00X = 2

盛岡一高メンバー
1.⑧平(3年北陵)
2.④相原(3年北松園)
3.③及川(3年岩大附属)
4.⑤⑦大友(3年黒石野)
5.②齊藤(2年滝沢南)、②佐藤(3年黒石野)
6.⑥伊藤椎(3年北松園)
7.⑦片岡(3年見前)、H鈴木(3年北松園)、⑤澤田(2年土淵)
8.①伊藤大(2年安代)
9.⑨荒(3年岩大附属)

【戦評】
「春の盛岡地区公立高校の中では高いレベル」と評されている盛岡市立を向こうに回し、わが盛岡一高は先発に2年生伊藤大智を立て、夏、来年も見据えた戦いを挑んだ。

初回に先制点を許したものの、伊藤は打ち気にはやる盛岡市立バッターの心理を見透かしたような頭脳的ピッチングで好投。5回には一死満塁から不運なヒットで1点を許しリードを広げられるものの、後続を内外野フライにうちとり試合は0-2で後半へ。

続く6回、7回の満塁のピンチを土俵際でしぶとくしぶとく凌ぐ盛岡一高に8回絶好機がやって来る。チャンスを作ったのは盛岡一高が誇る9番から始まるちびっ子トリオ!

二死後9番荒が内野ゴロを放ち俊足を飛ばして一塁を駆け抜ける。塁審の手が大きく広がりセーフ!続く1番平が右中間にたたみかける!9番荒、1番平が出たんだ!この男が黙っているわけがない!登場したのは今大会攻守に輝きを増す盛岡一高のキーマン2番相原!気合いがバットに乗り移った打球は糸を引いてライト前!ついにピンチを凌ぎ切った盛岡一高に1点が入って一走・平、打者走者・相原が好走し一気に二死2、3塁の逆転機!大盛り上がりの三塁側盛岡一高応援席!・・・だが後続なくこの回逆転できず、最終回も相手エースが気合いで盛岡一高打線に立ちはだかり無得点となり決勝進出はならなかった。

敗れはしたが、2安打で終わっていた盛岡一高打線が8回、足をからめた集中打で盛岡市立の好投手・岩崎を追い詰めた迫力は称賛に値する。よぐやった!

盛岡一高先発の伊藤大智は5回、6回、7回と続く満塁のピンチを1失点で凌ぎ、見事完投し盛岡市立打線は16残塁を数えた。

さーっ、
12日には県大会組み合わせ抽選会。
夏に向けた勝負が始まります。

高校野球の意外性や高校球児の成長の速さを改めて感じた大型連休中の盛岡一高の戦いでした。もっともっと成長できる選手たち!との実感もわきました。

白堊スポーツは県大会も会場から実況速報します!

のびのび野球で、
頑張れっ!盛岡一高!!!

今日先発の2年生バッテリー:伊藤大智(安代)-齊藤颯(滝沢南)
 ※画像提供:S52卒宍戸諭さん