白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

一高打線大爆発!

2011年07月18日 | '11夏チームの球跡
■夏の高校野球岩手県大会【3回戦】 花巻球場

盛岡南 11 0 00  2  (5回コールド)
盛岡一 0412 2x 18

一高: 五日市、小野寺、高橋、水本-十良澤

■盛岡一先発メンバー
1.⑥千葉奨(3年雫石)
2.④上杉(3年矢巾北)
3.⑤大友(3年黒石野)
4.②十良澤(3年城西)
5.⑨石井(2年厨川)
6.⑦千葉貴(2年大宮)
7.③中村拓(3年城西)
8.①五日市(2年黒石野)
9.⑧中野(3年厨川)

【戦評】
盛岡対決、一高OB監督対決(一高・杉田監督はS38卒、盛岡南・杉田監督はS57卒)となった試合、2点の先行を許したものの盛岡一打線が爆発して終わってみれば18-2(5回コールド)の快勝。

盛岡一先発五日市の乱調もあって盛岡南が初回に先制。2回にも1点追加し、なおも2死満塁と攻め立てる場面で、盛岡一ベンチはエース小野寺を投入。小野寺がこのピンチを冷静に内野フライに切り抜け、盛岡一に落ち着きを取り戻すと、ここから猛反撃が始まる。

盛岡一は2回、9番中野1番千葉(奨)の連続タイムリーなどで4点をあげ逆転すると、3回には打者16人11本のヒットで大量12点を重ねて試合を決めた。

=以下、3回裏の攻撃(抜粋)=
8番小野寺ライト線タイムリー二塁打(2-6)
1番千葉奨 左中間タイムリー二塁打(2-7)
3番大友 ライトオーバータイムリー三塁打、4番十良澤ライト前タイムリー(2-10)
6番千葉貴タイムリー(2-12)
7番中村拓タイムリー(2-13)
8番小野寺タイムリー(2-14)
1番千葉奨タイムリー二塁打、一高打線止まりません!(2-16)

相手のエラー、四死球などでもらった点ではなく、ヒットを重ねて取った点というところに今夏の一高の強さを感じた。

がっ

上を目指すためにあえて言わせてもらう。

投手ははっきり言って小野寺以外は考えられない。できるだけ好調な打線で点を取って小野寺の負担を減らさないとこれからの闘いは厳しい。相手投手に合せるな、自分の間合いで、自分の打撃を心がけよう!今日の初回のような相手の緩い球を迎えに行くようなバッティングじゃだめだ!控え投手陣の奮起にも期待!チームの力になれ!!!

今日の小野寺にも一言。
思わず母校のエースに野次を飛ばしてしまったが、2死を取ってから簡単にボール3つ→2ストライク→結局四球。このパターンは春の県大会でもかなり見た。これからの試合、立ち上がりと2死後の投球に気をつけよう。強豪はこの辺を突いて来る。修正を!!

一戦必勝!


行くぞ甲子園
盛岡一高

【追伸】
夏のベンチ入り選手、打線の組み替え、今日の五日市から小野寺へのスイッチなどを見て杉田監督の頂点を目指す鬼気迫る思いを感じている。特に石井の復活と千葉貴の背番号7が打線に厚みを増している。「堅守」に「好打」が加われば甲子園がもっと近づく。