上里町議会議員 納谷克俊 『変革のチャレンジャ-』活動日誌

50歳、町議会議員が上里町の情勢や、関連団体、所属団体の活動内容を報告します!

ガソリン税 暫定税率復活

2008-04-30 18:37:01 | その他
ガソリン税(揮発油税など)の暫定税率復活を含む租税特別措置法改正案が今日午後、衆議院で可決されました。
また、道路特定財源を今後10年間維持する道路整備費財源特例法改正案の衆院再議決が5月12日に可能になります。

このままだと何の議論もなく今後10年間、暫定税率が続いてしまう可能性があります。

入口を見直さないで出口を見直せると思いますか?

自民党議員は口をそろえて「地方の歳入欠陥のため」といいます。

地方の首長もそろって大変だ大変だと…(土建化せんといかんの東国原知事を先頭に)

確かに地方の道路はまだまだ必要です。
しかし、そのための整備に本来の税率以上の税金を課すならば、その前に無駄遣いをやめろー! ってのが国民の大多数の意見でしょうね。

しかし、決まってしまえば「そんなのかんけーねー」ですよ。



国政は失望するばかりでしたが今回の騒動で日本の歪な税制を国民皆が知るところとなりました。

今後の国政選挙においては各党の掲げるパーティー・マニフェフェストをしっかり読んで投票するよう、お願い致します。

県議西5区再選挙

2008-04-30 06:34:10 | 選挙
先日、県議会議員西5区(旧上福岡市)において、再選挙が行われました。

自民、民主、共産各党の新人3候補による激しい選挙戦だったようであります。

自民の新人 中野氏は青年会議所埼玉ブロックの会長を務められた方で、私も中野会長には青年会議所活動においてお世話になりました。(もちろん中野氏は私のことなど覚えていないでしょうけど)
川越の有名な和菓子屋さんの御曹司であり、父は現職の衆議院議員です。

民主の新人、八木氏は皆さんご存知と通り、ここ埼玉11区から衆議院選挙に2回出馬された方で、川越の小宮山泰子衆議院議員の秘書をなされていました。出身は東京都です。

そして共産の新人、山川氏は上福岡・ふじみ野市の市議会議員を9期36年務められた方です。


結果は僅差で山川氏の当選。昨年の県議会議員選挙では全県で1議席減らした共産党が2議席目を奪取しました。


この結果は皆さんもおわかりのとおり党籍に関係なく、地元のことをより理解してくれていると思われる候補者、地元の候補者を有権者が選んだということでしょう。


山口2区選挙結果分析

2008-04-28 23:07:52 | 選挙
昨日、衆院補選の投開票が行われました。

結果は事前の調査結果通り、民主党平岡しの勝利に終わりました。
自民党としては岩国市長選挙に続く勝利といきたかったのでしょうが…

自民党候補である山本氏敗北の原因は幾つかあると思います。

大きなものとしては
①後期高齢者医療制度問題
②道路特定財源問題および道路特定財源における暫定税率の問題
③年金問題
④知名度の問題(民主平岡氏は前職)

このほかにも姉歯事件の時の国土交通省住宅局長ということも少なからず影響があったかも知れません。イー・ホームズの藤田東吾氏の告発本?からも国交省がザル法といわれていた建築基準法を放置し続けていたのは紛れもない事実です。(ただ、その後の現実を無視して厳しすぎる対応はいかがなものかと思いますが)

また、事実関係はわかりませんが、昔話題になったノーパンしゃぶしゃぶ「桜欄」の顧客名簿に建設省文書課長時代の山本氏が記載されていたということも倫理上の問題の一つだったと思います。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回の選挙結果について分析してみたいと思います。

保守王国山口での自民党敗北とは言っているものの、そもそも前回衆院選では郵政民営化・小泉旋風が吹き荒れる中でさえ、平岡氏は自民候補の現岩国市長の福田氏に約1000票しかは離されず比例復活当選を果たしています。
なお、その前は2回、小選挙区で当選しているはずです。
ということは、必ずしも山口2区は保守王国とはいえないのではないでしょうか。

また、今回の選挙は補選にしてはかなり高い投票率でありました。
前回選挙が72%で今回補選が69%です。
ということは山本氏にとっては不利に働いたと思われます。投票率が低くなればなるほど支持をした公明(創価学会)票がいきてくるからです。

今回の選挙では自民支持者の23.5%が民主の平岡氏に、無党派層では実に70.5%が平岡氏に投票しています。
また、年代別でも満遍なく平岡氏が票を得ています。特に30代から60台では6割前後の得票率です。
ところが、後期高齢者医療制度の影響を一番受けると思われる70歳以上の方々では五分の戦いをしているのです。

また、20歳台でもいい勝負をしています。
若い人にとってはガソリンが安いのはすごく喜ばしいことのはず(どの世代でも同じでしょうが)

さて、その中間層せある30~60歳台は見事なまでに民主平岡氏を支持です。
多くの方々は年金問題に怒りを覚えているはず。昨年の参院選で地元山口が地盤の安倍前首相は19年度中に宙に浮いている年金問題を全て決着させると言い切りました。そして、選挙で大敗を喫し、引責辞任するかと思いきや居座り続けようとするも結局、無責任なことに政権を放り投げてしまった訳ですよね。
その様な人が応援に来ても住民はどの様に思うでしょうか。
地元といっても安倍さんは山口生まれですか?山口育ちですか?山口の学校を出てますか?あなたの選挙地盤はあなたの先祖からの遺産に過ぎないですよね。それでは必然的に影響力も及びにくくなっているはずです。
まして、後期高齢者医療制度は新自由主義の標榜した小泉政権時代に可決されたものであるしその後を継いだのは同じく新自由主義者の安倍さんなのですから。

50代、60台の方々は努力の上に日本の経済成長を成し遂げてきました。と同時に格差の発生も最小限に抑えられ、国民総中流意識というものを生み出しました。
これらは自民党単独政権化で実現されたものです。
そして、40代、30代もその様な環境の中で生まれ育って実社会に飛び出していきました。ところが、制度疲労ということも当然あろうかと思いますが小泉ー安倍と続いた新自由主義的改革のもと、気がついたら勝ち組・負け組なんていう言葉が生まれ、多くの人たちが中流から下流へと転落しつつある状況になってしまいました。

以前は経済発展の利益を多くの人たちが享受し、それが自民党長期単独政権を可能にしてきました。
しかしながら傷みを伴う改革のために多くの人たちが本当に「傷み」を実感し、苦しみに喘ぐという状況になってきました。
日本改造計画当時の小沢氏はどちらかというと小泉ー安倍ラインと考えを同じくしていたはずが、今ではほぼ社会民主主義へと変貌を遂げています。過ぎたるは及ばざるが如しとでも言うところでしょうか。

その様な経済・社会情勢を敏感に感じ取った社会をリードする年齢層の方々が2000年代前半の新自由主義路線からのゆり戻しとして、社会民主主義路線に舵をきり始めた小沢民主党の平岡氏へと投票したのではないでしょうか。
もちろん候補者本人によるところも非常に大きいわけですが。


なんだか無駄に長くなってしまいました。
的を得ない分析になってしまいましたが、思ったことを率直に綴ってみました。

ウニクス上里

2008-04-25 18:41:55 | イオン・ウニクス
今日の19:00~20:00及び明日11:00~12:00、上里町女性センターでUNICUS上里の増床に係る住民説明会が開催されます。

以下が埼玉県に提出された大店法の変更の届け出です。

http://www.pref.saitama.lg.jp/A07/BE00/daiten/kenpo/unicuskamisato/200418.htm

2期工事はスポーツクラブがメインと聞いておりましたが、小売店舗の面積も3784㎡あるようです。

増床予定日が20年12月1日ということですがイオンもオープンする中、上里町の小売業界はどうなってしまうのでしょうか。

部長会議

2008-04-25 00:47:32 | 上里町商工会青年部
23日(水)18時から熊谷市のヘリテイジリゾートで、埼玉県商工会青年部連合会第3ブロックの部長会議がおこなわれました。

八潮市での勉強会終了後の懇親会を欠席し、新幹線、タクシーと乗り継ぎ会議に参加いたしました。

来月には埼玉県商工会青年部連合会の総会がソニックシティでおこなわれるのですが第3ブロックで唯一、新入部員拡大10以上ということで上里町商工会青年部が表彰されることになりました。

20年度も連続で表彰されるよう、部員拡大に努めてまいります。


青年地方議員の会 勉強会

2008-04-24 23:54:02 | その他
昨日午後、私の所属している青年地方議員の会の勉強会が行われました。

高崎線、常磐線、つくばエクスプレスと乗り継ぎ埼玉県の南の端、八潮市の八潮メセナ・アネックスというところまで行ってきました。

青年地方議員の会とは埼玉県内を中心とする20代から45歳以下の県・市・町議会議員の集まりで、お互いの選挙応援や定期的に勉強会を開催しています。

今回の勉強会の内容は八潮市における小中一貫教育についてでした。
八潮市では構造改革特別区域計画(教育特区)の認定を受け小中一貫教育推進準備室を設置し検討を重ね、平成19年度より埼玉県初の公立の小中一貫教育を実施いたしました。


詳しい内容は以下を参照いただきたいと思います。
http://www.city.yashio.lg.jp/www/genre/0000000000000/1000000000004/index.html



小学校5年生からの教科担任制、小学校3年生からの英語、えらべる科、ふるさと科の設定など、特区ならではのカリキュラム編成を行い9年間の連続性・系統性を生かす教育が推進されております。

八潮市の今後の成果を注視しながら、上里町に於いても活かせる部分がないか検討していきたいと思います。

美里町長選挙

2008-04-20 23:14:43 | 選挙
今日は美里町の町長選挙及び町議会議員補欠選挙の投開票がおこなわれました。

美里町といえば、私が強力に推進していた児玉郡市の広域合併に対して、住民投票でNOという答えを出した町であります。その結果、児玉地域合併協議会は解散し、上里町の合併はなくなりました。

当時、私は上里町議会議員としてだけでなく、こだま青年会議所政策委員会委員長として児玉郡市の広域合併実現のために全力を傾けておりました。

しかしながら美里町では各地区の住民説明会で行政サイドから「合併しない方が良い」というような説明がありました。(美里町在住の青年会議所の仲間が実際に聞いています。)
ものすごく悔しかったです。町側がそんな説明をすれば一般の住民は…

そのときの町長が今回の選挙で5選を目指して立候補していました。
私はそのような経緯から今回の選挙では心情的に新人候補の応援(消極的ですが)をさせていただきました。

その結果が先ほど出たようです。
細かい票数はわかりませんが新人候補が『当選』されたようです。
おめでとうございます。

児玉郡市の新時代到来の予感がします。

上里町も美里町に負けず頑張ります。

青年会議所

2008-04-18 23:55:40 | (社)こだま青年会議所
今夜はこだま青年会議所のスタッフ会議が行われました。
(写真はこだま青年会議所榊田理事長)

今後行われる予定の事業内容について議論したのですが、時間内に終わらす場所を移して延長戦に突入しています。

今夜も子どもと会話が…

一般質問の結果報告その1

2008-04-18 10:24:13 | 議会
この記事は3月17日に投稿した内容ですが、今なお、コメントを頂いているので改めてTOPに置き、皆様方からのご意見を頂きたいと思います。
また、議会での私と関根町長のやり取りを付け加えました。
尚、公式の会議録ではありませんので若干の間違いがあるかも知れませんのでご承知おきください。


3月6日に行われた私の一般質問における執行者の答弁の概要のお知らせを致します。(私のメモと記憶に基づくものですので、完璧なものではございません。興味をもたれた方は後日、町のホームページにUPされたら詳細のご確認をお願い致します。)


1.特定猟具使用禁止区域の設定について
Q.御陣場川周辺を特定猟具使用禁止区域とするよう、県に働きかけをするべきではないか。

A.以前より県にお願いしているが、新年度に入ったらすぐに特定猟具使用禁止区域とするよう県にお願いする。

2.上里中学校の耐震化について
A.プロジェクトチーム設置についての進捗状況および今後のスケジュールについて。

Q.プロジェクトチームはできており、1回会議をおこなっている。
  平成20年度中には方向性を出したい。

7.児童館について
A.賀美児童館の放課後児童クラブの延長保育について。

Q.開館以前の経緯から、試行的に延長保育を行っている。全館一律の延長時間が望ましい。
  放課後児童クラブの定員は広報かみさとで示されている通りである。定員は守る。

Q.職員の配置について

A.今後、主館には館長を配置する。館長は必ずしも参事というわけではない。
  臨時職員の方々によって支えられているといっても過言ではない。人員確保は難しいが今後、検討していきたい。

※現在、町内児童館5館の放課後児童クラブのうち、賀美児童館における放課後児童クラブだけが延長保育の面で特に優遇されています。また、定員についてもある程度、弾力的に取り扱われているようであります。
放課後児童クラブの定員を増やすには放課後児童クラブ用の部屋の床面積および職員数が問題になります。
東児童館については定員を増やす為に本来、放課後児童クラブのために使う部屋ではないところまで放課後児童クラブのための部屋ということにしてしまっているため、放課後児童クラブ生以外の利用に支障をきたす恐れがあります。
賀美児童館の放課後児童クラブの場合、児童館開館前の民間保育所の事業との継続性ということで試行的に保育時間の延長をおこなっておりますが、いくら保護者の要望が強いからといって時間延長に続いて定員増を強行的におこなってしまうと、他の4館との問題(他の児童館においても放課後児童クラブの定員がオーバーしてしまった為に選考漏れのお子さん複数名いる。)もありますし、まして面積要件からどこかの部屋を放課後児童クラブ向けにしなければなりません。
そもそも児童館とは放課後児童クラブのためだけの館ではありません。その辺をよく考えていただき執行者には最善の方法を考えて頂きたいものでありあす。
変な例外を作ってしまうと、他にも飛び火してしまいますよ!

3.4.5.6.番目の質問項目については順次、ご報告いたします。


以下、4月16日加筆

納谷:
最後に、児童館についてでございます。賀美児童館の放課後児童クラブの延長保育についてですが、上里町の児童館における放課後児童クラブの保育時間については、学校の放課後から午後5時30分までになっており、それ以降は就労状況により必要とされる時間を申し出たもので、なお適当であると認められた場合について午後6時30分まで延長することができることとなっております。しかしながら賀美児童館のみ児童館開館前に行われていた民間保育園の学童保育の保育内容との継続性を求める保護者の方々からの強い要望により、試行的ということで、午後7時30分まで社会福祉協議会にファミリーサポート事業として委託していると私は認識しておりますし、決算の中でもそのような御報告があったと思います。この件につきましては、平成18年度の決算の委員長報告の中でも触れさせていただきましたが、社会福祉協議会へファミリーサポート事業として委託していると言いながら、児童館の職員が引き続き保育を行っていること、また30分150円という負担金の問題、保育するほう、受けるほう、双方に上里町ファミリーサポートセンター事業実施要綱にある提供会員、依頼会員という認識があるのか。また応募及び登録がなされているのかをお伺いいたします。そもそも公設公営の児童館で延長保育を行っているところはほとんどないと思います。その上、サービス内容が町内5館で統一されていないというのは、今後問題が生じてくるのではないかと思います。サービスの統一化を図るよう、またいつまでも暫定的、試行的に行うのではなく、結論を早急に出していただくよう強く求めます。
 続いて、職員配置についてお伺いいたします。こちらも決算委員長報告の中で触れさせていただきましたが、館長についてのことであります。児童館設置及び管理条例によって、主館に館長を置くこととなっております。したがいまして、主館であります神保原児童館、七本木児童館に館長を置くべきであると思いますが、いかがお考えでしょうか。また現在、児童館では時間帯によって臨時職員のみによって運営されている時間があります。大切な児童をお預かりする児童館では本来、常時、正職員を配置すべきであると私は考えております。町長はどのようにお考えでしょうか。常勤の館長を置くことによって、この問題の解決の一歩にもなるんじゃないかなと私は考えおりますので、町長のお考えをお伺いしたいと思います。

町長:
御質問の賀美児童館の放課後児童クラブの延長保育についてですが、現在上里町児童館全館で行われている基本の保育時間及び延長保育時間につきましては、平日の保育時間ですが、放課後午後5時半まで、それ以降、午後6時30分までの延長保育です。土曜日につきましては、通常の保育時間が午前9時から午後5時30分まで、それ以降、午後6時30分までの延長保育です。夏休み等の学校休業日の保育時間につきましては、午前9時から午後5時30分まで、それ以降は午後6時30分までと午前9時前の延長保育の部分として午前8時から9時までが延長保育となっております。これら延長保育の部分の認定は本人の就労状況により必要とされておる時間を申し出ていただき、町が適当として認めたときには、延長保育の時間が認定されることになります。また賀美児童館のプラス延長時間につきましては、最大平日は午後6時30分から午後7時30分までの1時間、土曜日につきましては午前8時から9時までの1時間、夏休み等の学校休業日の延長保育時間につきましては、午後7時30分から午後8時30分までの30分間と午後6時30分から午後7時30分までの1時間が他の4館と異なった運営となっております。またこのような措置を講ずるようになった経緯でございますけれども、賀美児童館の開館前には既設の民間保育所で学童保育が行われておりました。そうしたことから、当時の保護者の方たちと町との話し合いの中で、既設の保育園で行われていた学童保育の内容と町の4館で行われている延長保育内容並びに保育対象となる学年に隔たりがあるので、保護者としては現状のまま継続して賀美児童館でもそのまま実施してほしいとの強い要望が多く出され、暫定的、試行的措置として児童館本体ではなく、社会福祉協議会によるファミリーサポート事業ということになった次第でございます。加えて暫定措置となった一つの理由といたしましては、話し合いの時期が3月中でしたので、町といたしまして事業を実施するために必要な規定等の変更並びに人員の確保等を整備する時間がございませんので、やむを得ず暫定措置となったわけでございます。したがいまして、今後は上里町にふさわしい延長保育の形を保護者の方や住民等の意見を拝聴しながら検討してまいりたいと考えております。
 なお、参考に申し上げますが、現在の職員構成では、ほとんどが臨時職員で構成されており、児童館の場合、臨時職員によって支えられていると言っても過言ではないのが現状でございます。仮に延長保育拡大することになりますと、職員の確保が最大のネックと言えます。今現在でも臨時職員の確保に苦慮している状況であります。例えば採用しても勤務しているうちに一部夜間の勤務になるので、大変なのでやめてしまうとか、こちらから適当と思われる人に声をかけても、そんなに遅くまでは無理ですと断られたり、午後6時30分までとか、7時半までの勤務ができる人員の確保が非常に難しいのが現状でございます。加えて人員増による財源の問題も浮上してまいります。これらを踏まえ、今後の対応を考えてまいりたいと思っておるところでございます。
 次に、最後になりますけれども、職員の配置についてお答えをさせていただきます。児童館の職員については、児童館設置及び管理条例第5条により、主館には館長及び指導員、その他必要な職員を置くことが規定されております。現在の職員体制では館長を所管課長が兼務し、主館に副館長、係長を配置、それぞれの児童館には指導員や臨時職員を配置しているところでございます。昨年の9月における議会決算審査の委員長報告において、児童館の職員の体制について御意見をいただきましたので、その後検討を進めたところ、児童館の管理体制強化を図るため、所管課長の館長兼務を解消し、主館となる児童館には専任館長を配置することが必要であると考えております。現在、定例人事異動となります4月1日の実施に向けて規則改正などの諸準備を進めておりますので、御理解をいただきたい、このように思っておるところでございます。

納谷:
児童館についてなんですけれども、2点、答弁漏れがあったように思われます。と申しますのは、賀美児童館の延長部分が社会福祉協議会にファミリーサポート事業として委託しているというのは、決算のときも以前から話があったことなんですけれども、ファミサポだということになると、このファミリーサポートセンター事業実施要綱にある提供会員、依頼会員ということになると思うんですね。それには当然応募があって登録がなされないとだと思うんですけれども、今お預かりしている午後6時半から午後7時半までお預かりしている人たちはこれがなされているのかが1点です。
 あともう一点思い出しました。あともう一点は、30分150円というのがファミサポ、ほかのものとの整合性がとれていないんじゃないかなということで、これもやっぱり決算で指摘させていただいたと思うんですけれども、この辺の答弁漏れがあったかと思いますので、もう一度御答弁のほうをよろしくお願いします。

町長:
先ほどちょっと申し上げたわけでございますけれども、社会福祉協議会によるファミリーサポート事業としてやっているのは、正しい方向ではないというふうに認識しておるわけでございまして、先ほどの子供、職員の配置についての答弁の中で申し上げましたとおり、この4月1日の人事においてその辺のところの人事体制を整えていきたいというふうに思っております。

納谷:
ちょっと私のほうの聞き違いといいますか、解釈の違いだったと思うんですけれども、社会福祉協議会に委託ということで、社協のホームページを見させてもらったんですけれども、出ていないんですよね、この事業が。だからやっぱり本来の姿じゃないのかなと思っております。この社協さんのホームページを見たら、またちょっとどうなのかなと気がついたのが、地域福祉ミニ交流センターを町から委託されているというんですけれども、賀美地域福祉ミニ交流センターってこれ次世代育成支援センターの交流ルームというとらえ方ではないのかなと思って、こういったところもぜひ、私の言っていることが間違っていなかったら直してもらう方向にしていかないとまずいのかなと思っております。これは余談なんですけれども。
 放課後児童クラブ、特に賀美についてなんですが、賀美地区は以前、民間の既設の保育園がやっていたということで非常にいろいろな要望があると思うんですね。それは当然公設公営でやるよりもいろいろな意味で民間のほうが対応がいいのかなということで、人数に関してもなんですけれども、これは定員をふやしていただきたいというような要望があるということも伺ったことがあります。ただ東児童館の例を見ても定員をふやすということは、若干ずれちゃっているかもしれないですけれども、関連がかなりするので、東児童館のときも定員をふやすことによって結局定員をふやすには面積だとか職員の問題がございます。面積をとるために東児童館に関しては放課後児童クラブ生が使うところをふやした。こうなってきますと、これを賀美でもやられてしまいますと、何のための児童館なのかという問題が出てくると思うんですね。皆さんの血税で建てられた児童館が一部の放課後児童クラブを使っている方だけの館になってしまう。私はそれを非常に危惧しております。それで職員の配置も当然、職員配置ということから質問させてもらっているんですけれども、職員配置もふやさなければ対応できません。そういったことからもぜひ延長の部分に関しましても、この定員に関しましても、20年度はこうやってしっかり1月広報で出ていましたから、これがふえることは間違ってもないと思いますけれども、そういったことをしっかりやっぱりやっていただきたいなと、そのために職員も臨時から正職にしていって、職員をふやしても床面積がふえるわけではないので非常に難しいと思うんですけれども、職員、それから面積の問題、そういったものを加味した上で、よく考えて、ただ単にいろいろな要望があるから、それによって暫定的に、試行的にやってみようとかいうのではなくて、しっかり計画性を持ってやっていただきたい、そのように強く思いますが、確認のため、ことし、新年度、この定員がふやされるということはないですよね。それだけ確認させていただきます。東公民館の例があるので、ちょっと心配なので、よろしくお願いします。

町長:
今、納谷議員のおっしゃられるように、どこでも定員の増員の要望があるわけでございますけれども、賀美児童館におかれましても、そのようなことはございません。今回も定員のままでやらせていただきたいというふうに思っておるところでございます。
 また、延長保育の問題につきましては、やはり4館の中で統一していかなければならないというふうに思っておるところでございます。賀美児童館の場合は民間から変わったということで、特別な事情があって試行的にやらせていただいておるわけでございますけれども、これは延長保育をすることが私は1人だけ、お母さんの帰りが遅いから、1人だけで待っているということは余り好ましくないのではないかなと、延長保育することについてもですね。そういう意味で、できれば余り延長保育ということは好ましくない、それよりも子供とお母さんが一緒にいる時間が1時間でも長くできるように考えるには、やはり統一した見解を持って、ほかの館と統一の延長保育についてもほかの館と統一をしていくほうがいいのであろうというふうに思っております。



道路特定財源に係る暫定税率について その3

2008-04-17 23:57:10 | 議会
暫定税率の復活に向けて、古賀誠氏をはじめとする自民党道路族議員や地方6団体の代表たちが動いいます。

そんな中、復活のための衆議院の再議決が今月29日には可能になります。

今日ある女性の住民の方にこの問題のことを聞かれました。
その方は「上里町は道路には困っていないのではないか」と話されていました。

いえいえ、上里町にはまだまだ必要な道路はたくさんありますよ。

例えば神保原ー本郷線から工業団地までを貫く道路、古新田ー四ツ谷線などなど

確かにこれらの道路を作って行くためには多額の財源が必要になります。

続きは後ほど

今日の会議

2008-04-16 23:58:25 | 建設埼玉
今日は建設埼玉青年部の会議がありました。

もうすぐ任期満了ということで、私が青年部長として召集する最後の会議でした。

最近、毎日なんらかの会議で家を空けているので、娘が起きている間に帰ることが出来ません。

明日は早く帰れるよう、がんばろうっと。

小山川の清掃

2008-04-14 12:56:55 | (社)こだま青年会議所
昨日、こだま青年会議所と児玉地域ボランティア連絡協議会の協動で小山川の清掃活動を行いました。

場所はシェリエの裏側で、ちょうど千本桜のところです。

私も娘と一緒に参加致しました。

感想としては思ったよりも綺麗だったというところでしょうか。

青年会議所OBの田中輝好本庄市議も参加してくださいました。

公開討論会

2008-04-14 06:10:43 | (社)こだま青年会議所
土曜日の夜19時から遺跡の森で、美里町の町長選挙の立候補予定者による公開討論会が開催されました。

この公開討論会は日本青年会議所埼玉ブロック協議会の地域政策実践委員会が主催いたしました。

私も昨年度、この委員会の前身である埼玉ブロック協議会地域力創造委員会の副委員長を務めておりまして、埼玉県知事選挙や北本市長選挙、毛呂山町長選挙などの公開討論会を開催いたしました。

今回の公開討論会は今まで一般的に行われてきたリンカーンフォーラム型といわれる形式ではなく、重要施策について実施の期限、財源を明確化していただくローカルマニフェストを各立候補予定者に掲げていただき、それをもとにして討論を行うというローカルマニフェスト型といわれる形式の公開討論会でした。

結果としては開催した意義は非常に大きかったと思います。400人位の町民の方々に参加して頂き熱の入った議論が展開されたと思います。
少しローカルマニフェスト型での開催というところを理解されていなかったという部分があったのかも知れませが…

なにはともあれ開催にあたり中心となってご活躍された本庄市議でもある湯浅貴裕副委員長、大変お疲れ様でした。
市議という立場上、変に誤解される部分もあったかも知れませんが、しっかりと中立性も守られ参加された町民の皆様にとってよい判断材料となったと思います。

3月定例会一般質問報告2

2008-04-11 06:49:31 | 議会
遅くなってしまいましたが平成20年3月定例会での一般質問の答弁内容についてご報告いたします。

1 特定猟具使用禁止区域の設定について。
(問)西原地区や図書館・ワープ上里付近は、特定猟具使用禁止区域に指定するよう県に働きかけるべきではないでしょうか。
(答)この地域を特定猟具使用禁止区域に指定していただくよう県に要望していきたい。
2 上中の耐震化について。
(問)プロジェクトチームは設置されたのでしょうか。
(答)2月26日に上里中学校耐震化調査プロジェクトチームを発足させた。
(問)、いつ頃を目途に方針を打ち出すのでしょうか。
(答)平成20年度において耐震化の基本構想策定を外部委託し、プロジェクトチームと協働して方向をだしていきたい。
3 学校の危機管理ついて。
(問)神保原地内のホームセンターで発生した事件における対応において、事実把握の迅速さ・正確さという面で大きな問題を残したと思います。
 これを受けて教育委員会では児童・生徒の安全確保及び緊急時の連絡体制についてどの様にお考えなのでしょうか。
(答)保護者あての文書について、同じ内容が伝わるように教育委員会として雛形を作成し、学校へ指示をした。
連絡体制については、携帯電話を使った情報配信システムの構築を研究していきたい。
4 下水道事業について。
(問)流域下水道となり終末処理場建設予定地跡は使用目的がなくなりました。今後どの様に活用していくおつもりなのでしょうか。
(答)住民のための土地活用を真剣に検討していきたい。20年度中には検討委員会を設置して早急に検討したい。
(問)流域下水道の幹線管渠築造工事における談合疑惑による再入札が下水道供用開始に影響を及ぼすのでしょうか。
(答)県へ確認をしたが影響はないということである。
5 ハイウェイオアシス事業における事業参画依頼の文書作成の経緯について。
(問)証人尋問で、職員は明確に町長・当時の総務課長の指示のもとに起案作成したと言っているが、どうなのか。
(答)文書作成について指示をしたということは全くない。
(問)当該職員は処分されていないが、いかがお考えでしょうか。
(答)公務員法と照らし合わせて、弁護士とも相談させていただきたい。
(問)当時の総務課長の責任も非常に重いのではないでしょうか。
(答)元総務課長は押印には立ち会っていないといっている。今後弁護士と相談させていただきたい。
6 上里ゴルフ場について。
(問)上里ゴルフ場の借地契約が20年度末に満了を迎えますが町長のお考えを伺います。
(答)ゴルフ場は町の都市公園の一部でもあり、地域振興に寄与する施設でもあるので、ゴルフ場を継続していきたいと考えている。
7 児童館について。
(問)賀美児童館のみ、午後7時30分まで保育時間を延長しているが、サービス内容が町内5館で統一されていないと今後問題が生じてくるのではないでしょうか。
(答)暫定措置としているが今後、上里町にふさわしい延長保育の形を、保護者や住民の意見を拝聴し検討していきたい。
(問)児童館設置及び管理条例によって、主館には館長を置くということになっているがいかがお考えでしょうか。
(答)専任館長が必要と考えている。規則改正などの諸準備を進めている。
(問)放課後児童クラブの定員は1月の広報に出ていましたが、増えることはないのでしょうか。
(答)どこでも定員の増員の要望があるが、そのようなことはない。

以上、議会だよりの原稿の原稿なのですが、詳細については町のホームページに議事録がアップされたらご確認いただきたいと思います。