この記事は3月17日に投稿した内容ですが、今なお、コメントを頂いているので改めてTOPに置き、皆様方からのご意見を頂きたいと思います。
また、議会での私と関根町長のやり取りを付け加えました。
尚、公式の会議録ではありませんので若干の間違いがあるかも知れませんのでご承知おきください。
3月6日に行われた私の一般質問における執行者の答弁の概要のお知らせを致します。(私のメモと記憶に基づくものですので、完璧なものではございません。興味をもたれた方は後日、町のホームページにUPされたら詳細のご確認をお願い致します。)
1.特定猟具使用禁止区域の設定について
Q.御陣場川周辺を特定猟具使用禁止区域とするよう、県に働きかけをするべきではないか。
A.以前より県にお願いしているが、新年度に入ったらすぐに特定猟具使用禁止区域とするよう県にお願いする。
2.上里中学校の耐震化について
A.プロジェクトチーム設置についての進捗状況および今後のスケジュールについて。
Q.プロジェクトチームはできており、1回会議をおこなっている。
平成20年度中には方向性を出したい。
7.児童館について
A.賀美児童館の放課後児童クラブの延長保育について。
Q.開館以前の経緯から、試行的に延長保育を行っている。全館一律の延長時間が望ましい。
放課後児童クラブの定員は広報かみさとで示されている通りである。定員は守る。
Q.職員の配置について
A.今後、主館には館長を配置する。館長は必ずしも参事というわけではない。
臨時職員の方々によって支えられているといっても過言ではない。人員確保は難しいが今後、検討していきたい。
※現在、町内児童館5館の放課後児童クラブのうち、賀美児童館における放課後児童クラブだけが延長保育の面で特に優遇されています。また、定員についてもある程度、弾力的に取り扱われているようであります。
放課後児童クラブの定員を増やすには放課後児童クラブ用の部屋の床面積および職員数が問題になります。
東児童館については定員を増やす為に本来、放課後児童クラブのために使う部屋ではないところまで放課後児童クラブのための部屋ということにしてしまっているため、放課後児童クラブ生以外の利用に支障をきたす恐れがあります。
賀美児童館の放課後児童クラブの場合、児童館開館前の民間保育所の事業との継続性ということで試行的に保育時間の延長をおこなっておりますが、いくら保護者の要望が強いからといって時間延長に続いて定員増を強行的におこなってしまうと、他の4館との問題(他の児童館においても放課後児童クラブの定員がオーバーしてしまった為に選考漏れのお子さん複数名いる。)もありますし、まして面積要件からどこかの部屋を放課後児童クラブ向けにしなければなりません。
そもそも児童館とは放課後児童クラブのためだけの館ではありません。その辺をよく考えていただき執行者には最善の方法を考えて頂きたいものでありあす。
変な例外を作ってしまうと、他にも飛び火してしまいますよ!
3.4.5.6.番目の質問項目については順次、ご報告いたします。
以下、4月16日加筆
納谷:
最後に、児童館についてでございます。賀美児童館の放課後児童クラブの延長保育についてですが、上里町の児童館における放課後児童クラブの保育時間については、学校の放課後から午後5時30分までになっており、それ以降は就労状況により必要とされる時間を申し出たもので、なお適当であると認められた場合について午後6時30分まで延長することができることとなっております。しかしながら賀美児童館のみ児童館開館前に行われていた民間保育園の学童保育の保育内容との継続性を求める保護者の方々からの強い要望により、試行的ということで、午後7時30分まで社会福祉協議会にファミリーサポート事業として委託していると私は認識しておりますし、決算の中でもそのような御報告があったと思います。この件につきましては、平成18年度の決算の委員長報告の中でも触れさせていただきましたが、社会福祉協議会へファミリーサポート事業として委託していると言いながら、児童館の職員が引き続き保育を行っていること、また30分150円という負担金の問題、保育するほう、受けるほう、双方に上里町ファミリーサポートセンター事業実施要綱にある提供会員、依頼会員という認識があるのか。また応募及び登録がなされているのかをお伺いいたします。そもそも公設公営の児童館で延長保育を行っているところはほとんどないと思います。その上、サービス内容が町内5館で統一されていないというのは、今後問題が生じてくるのではないかと思います。サービスの統一化を図るよう、またいつまでも暫定的、試行的に行うのではなく、結論を早急に出していただくよう強く求めます。
続いて、職員配置についてお伺いいたします。こちらも決算委員長報告の中で触れさせていただきましたが、館長についてのことであります。児童館設置及び管理条例によって、主館に館長を置くこととなっております。したがいまして、主館であります神保原児童館、七本木児童館に館長を置くべきであると思いますが、いかがお考えでしょうか。また現在、児童館では時間帯によって臨時職員のみによって運営されている時間があります。大切な児童をお預かりする児童館では本来、常時、正職員を配置すべきであると私は考えております。町長はどのようにお考えでしょうか。常勤の館長を置くことによって、この問題の解決の一歩にもなるんじゃないかなと私は考えおりますので、町長のお考えをお伺いしたいと思います。
町長:
御質問の賀美児童館の放課後児童クラブの延長保育についてですが、現在上里町児童館全館で行われている基本の保育時間及び延長保育時間につきましては、平日の保育時間ですが、放課後午後5時半まで、それ以降、午後6時30分までの延長保育です。土曜日につきましては、通常の保育時間が午前9時から午後5時30分まで、それ以降、午後6時30分までの延長保育です。夏休み等の学校休業日の保育時間につきましては、午前9時から午後5時30分まで、それ以降は午後6時30分までと午前9時前の延長保育の部分として午前8時から9時までが延長保育となっております。これら延長保育の部分の認定は本人の就労状況により必要とされておる時間を申し出ていただき、町が適当として認めたときには、延長保育の時間が認定されることになります。また賀美児童館のプラス延長時間につきましては、最大平日は午後6時30分から午後7時30分までの1時間、土曜日につきましては午前8時から9時までの1時間、夏休み等の学校休業日の延長保育時間につきましては、午後7時30分から午後8時30分までの30分間と午後6時30分から午後7時30分までの1時間が他の4館と異なった運営となっております。またこのような措置を講ずるようになった経緯でございますけれども、賀美児童館の開館前には既設の民間保育所で学童保育が行われておりました。そうしたことから、当時の保護者の方たちと町との話し合いの中で、既設の保育園で行われていた学童保育の内容と町の4館で行われている延長保育内容並びに保育対象となる学年に隔たりがあるので、保護者としては現状のまま継続して賀美児童館でもそのまま実施してほしいとの強い要望が多く出され、暫定的、試行的措置として児童館本体ではなく、社会福祉協議会によるファミリーサポート事業ということになった次第でございます。加えて暫定措置となった一つの理由といたしましては、話し合いの時期が3月中でしたので、町といたしまして事業を実施するために必要な規定等の変更並びに人員の確保等を整備する時間がございませんので、やむを得ず暫定措置となったわけでございます。したがいまして、今後は上里町にふさわしい延長保育の形を保護者の方や住民等の意見を拝聴しながら検討してまいりたいと考えております。
なお、参考に申し上げますが、現在の職員構成では、ほとんどが臨時職員で構成されており、児童館の場合、臨時職員によって支えられていると言っても過言ではないのが現状でございます。仮に延長保育拡大することになりますと、職員の確保が最大のネックと言えます。今現在でも臨時職員の確保に苦慮している状況であります。例えば採用しても勤務しているうちに一部夜間の勤務になるので、大変なのでやめてしまうとか、こちらから適当と思われる人に声をかけても、そんなに遅くまでは無理ですと断られたり、午後6時30分までとか、7時半までの勤務ができる人員の確保が非常に難しいのが現状でございます。加えて人員増による財源の問題も浮上してまいります。これらを踏まえ、今後の対応を考えてまいりたいと思っておるところでございます。
次に、最後になりますけれども、職員の配置についてお答えをさせていただきます。児童館の職員については、児童館設置及び管理条例第5条により、主館には館長及び指導員、その他必要な職員を置くことが規定されております。現在の職員体制では館長を所管課長が兼務し、主館に副館長、係長を配置、それぞれの児童館には指導員や臨時職員を配置しているところでございます。昨年の9月における議会決算審査の委員長報告において、児童館の職員の体制について御意見をいただきましたので、その後検討を進めたところ、児童館の管理体制強化を図るため、所管課長の館長兼務を解消し、主館となる児童館には専任館長を配置することが必要であると考えております。現在、定例人事異動となります4月1日の実施に向けて規則改正などの諸準備を進めておりますので、御理解をいただきたい、このように思っておるところでございます。
納谷:
児童館についてなんですけれども、2点、答弁漏れがあったように思われます。と申しますのは、賀美児童館の延長部分が社会福祉協議会にファミリーサポート事業として委託しているというのは、決算のときも以前から話があったことなんですけれども、ファミサポだということになると、このファミリーサポートセンター事業実施要綱にある提供会員、依頼会員ということになると思うんですね。それには当然応募があって登録がなされないとだと思うんですけれども、今お預かりしている午後6時半から午後7時半までお預かりしている人たちはこれがなされているのかが1点です。
あともう一点思い出しました。あともう一点は、30分150円というのがファミサポ、ほかのものとの整合性がとれていないんじゃないかなということで、これもやっぱり決算で指摘させていただいたと思うんですけれども、この辺の答弁漏れがあったかと思いますので、もう一度御答弁のほうをよろしくお願いします。
町長:
先ほどちょっと申し上げたわけでございますけれども、社会福祉協議会によるファミリーサポート事業としてやっているのは、正しい方向ではないというふうに認識しておるわけでございまして、先ほどの子供、職員の配置についての答弁の中で申し上げましたとおり、この4月1日の人事においてその辺のところの人事体制を整えていきたいというふうに思っております。
納谷:
ちょっと私のほうの聞き違いといいますか、解釈の違いだったと思うんですけれども、社会福祉協議会に委託ということで、社協のホームページを見させてもらったんですけれども、出ていないんですよね、この事業が。だからやっぱり本来の姿じゃないのかなと思っております。この社協さんのホームページを見たら、またちょっとどうなのかなと気がついたのが、地域福祉ミニ交流センターを町から委託されているというんですけれども、賀美地域福祉ミニ交流センターってこれ次世代育成支援センターの交流ルームというとらえ方ではないのかなと思って、こういったところもぜひ、私の言っていることが間違っていなかったら直してもらう方向にしていかないとまずいのかなと思っております。これは余談なんですけれども。
放課後児童クラブ、特に賀美についてなんですが、賀美地区は以前、民間の既設の保育園がやっていたということで非常にいろいろな要望があると思うんですね。それは当然公設公営でやるよりもいろいろな意味で民間のほうが対応がいいのかなということで、人数に関してもなんですけれども、これは定員をふやしていただきたいというような要望があるということも伺ったことがあります。ただ東児童館の例を見ても定員をふやすということは、若干ずれちゃっているかもしれないですけれども、関連がかなりするので、東児童館のときも定員をふやすことによって結局定員をふやすには面積だとか職員の問題がございます。面積をとるために東児童館に関しては放課後児童クラブ生が使うところをふやした。こうなってきますと、これを賀美でもやられてしまいますと、何のための児童館なのかという問題が出てくると思うんですね。皆さんの血税で建てられた児童館が一部の放課後児童クラブを使っている方だけの館になってしまう。私はそれを非常に危惧しております。それで職員の配置も当然、職員配置ということから質問させてもらっているんですけれども、職員配置もふやさなければ対応できません。そういったことからもぜひ延長の部分に関しましても、この定員に関しましても、20年度はこうやってしっかり1月広報で出ていましたから、これがふえることは間違ってもないと思いますけれども、そういったことをしっかりやっぱりやっていただきたいなと、そのために職員も臨時から正職にしていって、職員をふやしても床面積がふえるわけではないので非常に難しいと思うんですけれども、職員、それから面積の問題、そういったものを加味した上で、よく考えて、ただ単にいろいろな要望があるから、それによって暫定的に、試行的にやってみようとかいうのではなくて、しっかり計画性を持ってやっていただきたい、そのように強く思いますが、確認のため、ことし、新年度、この定員がふやされるということはないですよね。それだけ確認させていただきます。東公民館の例があるので、ちょっと心配なので、よろしくお願いします。
町長:
今、納谷議員のおっしゃられるように、どこでも定員の増員の要望があるわけでございますけれども、賀美児童館におかれましても、そのようなことはございません。今回も定員のままでやらせていただきたいというふうに思っておるところでございます。
また、延長保育の問題につきましては、やはり4館の中で統一していかなければならないというふうに思っておるところでございます。賀美児童館の場合は民間から変わったということで、特別な事情があって試行的にやらせていただいておるわけでございますけれども、これは延長保育をすることが私は1人だけ、お母さんの帰りが遅いから、1人だけで待っているということは余り好ましくないのではないかなと、延長保育することについてもですね。そういう意味で、できれば余り延長保育ということは好ましくない、それよりも子供とお母さんが一緒にいる時間が1時間でも長くできるように考えるには、やはり統一した見解を持って、ほかの館と統一の延長保育についてもほかの館と統一をしていくほうがいいのであろうというふうに思っております。