日本赤十字社 義援金のページhttp://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html
にほんブログ村
↑ランキング参加しています。クリックお願いいたします。
7月5日(火)に宮城県南部の亘理町を支援物資運搬と汚泥除去作業のために訪れました。
以下、画像を中心に亘理町の現状をお伝えします。
最初に亘理町災害対策本部に立ち寄りました。
災害対策本部は役場の駐車場に建てられたプレハブに設置されていました。
地震の揺れにより役場庁舎が使用できなくなってしまったため、役場機能は多くがプレハブに移動されています。
役場でボランティアセンターの場所を聞き、ボランティアセンターに向かいまいした。
ボランティアセンターには汚泥撤去などのための多くの資材・工具が並んでいます。
建物内にはメッセージや七夕飾り、復旧状況などを示す資料などが掲示されています。
ボランティアの登録をした後、装備を整え作業現場に向かいます。
ボランティアセンターでは先の高崎市長選挙で惜敗された元高崎市議会議長の松本基志さんと一緒になりました。単独でボランティアに訪れたとのこと。今回で3回目ということです。
以後、松本さんとは私達が帰るまでの間、行動をともにすることとなります。
作業中に写真を撮る余裕がなかったので作業風景はありませんが、作業内容は個人宅の庭・基礎内部の汚泥、廃材等の撤去作業です。
作業終了後の現場。30人近いボランティアによる作業で、見る見るうちに片付いていきました。
作業終了後、参加ボランティアの前で挨拶をするリーダー。(緑のベストの男の子)
今回参加していたメンバーは私達の他に鳥取県内の曹洞宗の僧侶の人たち、女性の若手国家公務員の人たちでした。
家主の渋谷さん夫妻から地震発生当日の様子を伺いました。
ご夫妻は、早めに高台に避難をされ、津波に巻き込まれずに済んだとのことです。
最後に記念撮影。ご夫妻からは何度も何度も感謝の言葉を頂きました。
(左から飯塚本庄市議、渋谷さんご夫妻、田中本庄市議、私、撮影は松本基志元高崎市議会議長)
作業を終え、町内の視察を行ないました。
鉄道の信号機もご覧の通り。津波の破壊力がわかります。
常磐線の浜吉田駅。幹線であった常磐線もまるで廃線のようです。
海岸から離れた農地には仮設住宅が立ち並んでいます。
海岸から1Kmくらい入ったところにもボートが打ち上げられています。
海岸に近づくにつてれ被害が甚大になっていくのがわかります。
打上げられた船がまとめて置かれています。
防潮堤・防波堤もご覧の通り。
自然の力の大きさを痛感します。
人々の財産が一瞬の内に瓦礫と化してしまいました。
今回、私が目にしたのは被災地のほんの一部に過ぎないかも知れません。
そこには想像を絶する光景が広がっていました。
現地の方々やボランティアコーディネーターの方とのお話のなかで、まだまだボランティアや支援物資を必要とされている方々が大勢いらっしゃることがわかりました。
今後も微力ながらも息の長い支援を行っていきたいと思います。