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電王戦・三浦弘行九段への処分・第七幕

2016-12-17 00:17:55 | 日記
どうやら竜王戦/第七幕は状況が一向に進まない場面のようです。

三浦反論(3)からすでに5週間を越えてしまいました。<--リンク

そうしてこのまま何事もなく年を越すのでありましょうか?

それでは連盟の思うつぼでありましょう。


反論(3)が出た時は「これで反撃開始か。」と思ったものでしたが、実際はそれが「最後の反撃」であった模様です。

というか、三浦側としては、「法的な対抗措置はとらない、しかしながらできる限りの反撃をする」というのが今回の対応方針の様であります。

一人の村人としてのありようからすれば、それもまたむべなるかなとも思われます。


あれほど勢いのあった2ちゃんねるも静かになってきました。

つどっていたスズメ達も「燃料切れ」で訪れなくなった模様です。

その意味では連盟の第三者委員会を使った「時間延ばし、時間稼ぎ作戦」、そうして「意見をいうな、公表するな」という緘口令は効果的でありました。

「人の噂も75日」という訳であります。

したがって「90日もあれば十分だ」という事でありましょうか。


さてその第三者委員会、何回か会合は開いた模様ですが、一向に仕事をしている様子がうかがえません。

要するに「仕事をしないのがこの第三者委員会の仕事」なのであります。

そうして年明けに「処分は妥当性がない部分もあったが、違法とまでは言えない。」というコメントを発表しておしまいでしょう。

なんとも楽な仕事であります。


ある理事さんは「竜王のたち振る舞いを見習ってほしい。」などと、とんでもない発言をされておられる様です。

まあ村の中では竜王と理事さんがどうやら権力を握っておられる様ですから、それも仕方がないことなのでしょうか。

しかしながら、村の外から見ますれば「将棋の才能は確かなものではあるが、それ以外の事と来たら、、、」というものでしょう。

その事を今回の騒動は天下に示したのであります。


「プロ棋士たるもの、こうあらねばならない。」

これは将棋盤の前に和服を着て座り、長時間、席を離れることなく将棋をさす、、、と言う事ではありますまい。

まあ、外側はそれでもいいのですが、内側にある精神、心はどうなんでありましょうか?

目の前にある不当な事を見て見ぬ振りをする、、、ような精神は、心は、将棋指し、棋士たるものの本分に合致しているのでありましょうか?


単に将棋が強い事を求めるのであれば、もはやそれはソフトで将棋AIで十分なのであります。

そのような時代に突入した時に、それでも魅力あるプロの姿というものがどのようなものなのであるのか、棋士の皆様方におかれましては、もう一度再考されますようにお願いするものであります。

PS
読売、朝日、毎日の各新聞社も連盟のやり方を黙認してゆく様です。

そのあたりの事を外から見ている限りでは、新聞社は社会の公器を自任している割には、仲間うちには甘い様です。

そうしてどこぞの党首様とご同様に、他人には厳しく、自分には甘く、行動されるようです。

PS
それなりに面白い考察であるとは思いますので、ご参考までに。

・将棋三浦九段の竜王戦騒動、ファンが「ガッカリ」した2つの理由<--リンク

PS
・囲碁に新国際戦 井山王座と中韓代表、AIも参戦 <--リンク

将棋世界のごたごた、ぐずぐずを他山の石とできる囲碁の世界は賢明でありますなあ。

なによりもオープンなのが、風通しが良いのがうらやましい所です。

PS
・第2期叡王戦三番勝負第1局、佐藤天彦九段が先勝<--リンク

竜王と仲良しの名人がまずは一勝です。

PS
竜王戦第六局、丸山九段の勝利でした。<--リンク

これで渡辺竜王三勝、丸山九段の三勝とイーブンになり、決着は最終局に持ち越されました。

PS
叡王戦決勝、二連勝にて佐藤天彦名人が第二期叡王に決定しました。

それにしても「受けの天彦」鬼強かった模様です。

さてこれで来年の電王戦は現役名人対ポナンザとなり、まあそれなりの舞台に仕上がったのでありました。


PS
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