かすみの時間

元かすみのスタッフまゆのなんの変哲もない日々、ま、それが幸せなんですけど

ホテルルワンダ

2006-05-28 23:20:30 | 映画
昨日見てきました「ホテルルワンダ」http://www.hotelrwanda.jp/
うちのまきこさんが行きたがっていて内容を全く知らずに行ったものの
もともとこのての映画が嫌いでないので久々にいい映画を見れたなぁって感じです
内容的にはへヴィだけど見ごたえがあるし、かなり考えさせられるっていうか
全然知らなかった自分が情けなくなったというか
とにかく知らなければそれまでだけど
知ることによって改めて考えさせられるという点においては同じ現代に生きている
私たちにできることの一つなんじゃないかなぁって思います
ということで5つうさぎ
映画じゃなくてもDVDででもゼッタイに見るべき1作だと思いまっす

でもホントに思うんだよねぇ
今もこの広い地球上のどこかでは紛争がおこっていて、その原因のほとんどが民族紛争だってこと
民族だよ
人種の違いや文化の違いまたはイデオロギーの違いっていうなら
もちろんそれでも争いは許されないことだけど、まだ理解ができるような気がする
でも同じ国に育ち隣人として生活していて、肌の色も言葉も同じ
外国の人から見たら民族の違いと言われても顔の区別なんて全然つかないのに
スイッチが押されたように昨日の友を殺していく

ありえないよぉ
でも実際におこったことなんだよね
悲しきかな、当時の世界はアフリカのルワンダを捨てるんだよ
映画の中にもあったセリフ
「ニガーならまだまし、でもアフリカ人なんだよ」って言葉
世界はアフリカを必要としていないと語る場面
そして最後の歌
アメリカはアメリカ合衆国なのに
どうしてアフリカはアフリカ合衆国になれないのか
イギリスは王国がたくさん集まってイギリス王国なのに
どうしてアフリカはアフリカ王国にはなれないのか
ルワンダはないている
聞こえないのかい・・・・

虐げられるのはいつも弱い人々ばかり
そしてね
最も怒るべきところは
民族紛争と言う名の下に紛争を起こさせる権力者たち
結局はこの権力者のための紛争に他ならないこと
もっともっとわたしたちは知るべきなんじゃないかなぁと思います

でも決して世界で起こっている悲しい出来事で終わってはいけない
わたしたちができる小さな一歩は
わたしたちの周りにいる十人十色な人々と
心を開いて友達になっていく
どんな相手でも認めることができる自分になっていく
そんなことなんじゃないかなぁって思いました
コメント (1)
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