マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

民族とはなんだろう

2009-01-28 09:46:49 | 古代史

国家とは、民族とはなんだろうか。日本のような国は、民族と国家がイコールと考えやすいため、日本人の国家論は世界的に見て極端にならざるを得ないのではないだろうか。

例えばモンゴル人というのは、モンゴル帝国ができた時、その地域にいた人がモンゴル人呼ばれたとしよう、しかし、大モンゴル帝国は、東は韓半島から西はカスピ海まで支配下に置いている。つまり、ユーラシア大半がモンゴル人になったことになる。その一角が崩れ、新しい国ができた時、新しい国ができたとするなら、原住民はモンゴル人でその日から別の民族になるのか。

日本人単一民族説などというのは妄想であり、まったく虚構でしかない。ある時点で、日本が成立した時に日本民族が誕生したのであり、それ以外に解釈の余地はない。しかるに、原住民はなんとするかといっても、日本人になりたくなかったら、逃げるか死ぬかしかないではないか。

私が大学卒業するころ、ソニーという会社は学歴を問わないといわれた。要は学閥がないということだ。しかし、現実には宴会ともなれば出身地を聞くだろうし、大学の話にもなろう。これを禁止する事自体がおかしいのであり、同じ大学の卒業生なら他の人間より多少親しみがわくのは避けがたいことだ。何もないより、多少でも相手と共通項があるほうが団結力も高まるに違いない。これは人間関係を築く上で格別非難する必要もあるまい。

つまり、民族とはそのようなもので、共通のアイデンティティーなのである。例えば新羅から来た人たちが同じに定住し、隣の百済と仲が悪くても、それはそのの団結を強化するための方便であり、実際にその人たちが交流し、先祖をたどれば案外と同じようなものだろう。

私は理科系人間だから、物理的に同じ民族だとする定義を教えて欲しい。が、おそらく不可能であろう。DNA鑑定をしたところで何の意味があろうか。結婚した相手の先祖を可能な限り調べ、古代にチベットで敵同士だったとして何がどう変わるというのだ。何%同じなら、同じ民族だという基準を作らねばなるまい。やれるものならやってほしい。

韓国の歴史ドラマを見ていて特にそう思う。彼らの考えている民族感はまったく間違っている。その考え方をしている人が真実の歴史を受け入れる事はおそらく不可能であろう。なんとなれば、歴史捏造のもっともひどいのは韓国であり、韓国人の思うところの民族というのはせいぜい李王朝成立以後のことである。それ以前の歴史は、おそらく知らないほうが平和なのだろう。

日本でもそうではないか?私もそう思う。ただし、韓国の人たちが「日本の文化は韓半島から持ち込んだものである。」という説には賛成できない。つまり、征服者としての部族は鮮卑であり、匈奴であり、スキタイであり、どちらにしても朝鮮人ではない。彼等が日本を征服し、偽装国家日本を作り上げた時、職能集団として韓半島から強制連行させ、日本の各地に移住させたのだ。誰が原住民で、誰が朝鮮人か?それはたいした問題ではないのだ、支配者はそのどちらでもないのだから。支配者は現地の王族や貴族は保護しただろうが、そのほかはすべて奴隷と同じである。あとは、誰がより昔からいたかどうかではないか?

私の考える日本の支配者はもちろん顔が見えない、ただし、便宜上、百済王家がいたので、オバマ氏を大統領にしたが如く、桓武を天皇に仕立て上げ、その王妃には混乱が生じないため、藤原家という合成家系に限定した。経済は主に秦氏というおそらくヒッタイト人に丸投げし、自分たちは毎年家賃収入をもらったのだろう。もちろん、彼等支配者が日本にいるとは限らない。監視するための軍事組織は寺社に収容し、百済王家には自治権を認めたはずだ。これがフン族の作った日本の国体である。平安時代の枠組みはこんな感じであっただろう。しかし、権力は必ず腐敗する。そのため、たまに新しい支配者を指名し、構造改革をさせるのである。歴史に偶然は少ない。彼等は日本を遠隔操作しながら破壊しては創造し、あたかも歴史が偶然だったように見せるのである。どう?この考えおもしろくない?もちろん妄想であります。