マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

世界の支配者の正体は

2009-01-18 08:58:33 | 古代史

以前から天武天皇の正体を研究してきたが、小林惠子女史の説である淵蓋蘇文説を私も採用し、それに従って歴史を描いてきた。ところがこの淵の出自がまったく判明しない。

天武にせよ藤原不比等にしても、そして淵蓋蘇文も、もっというならジンギスカンでも前半生がはっきりしていない。新羅の歴史を調べても玉子から産まれた人が結構多い。坂東英二がゆで卵を大好物にしているが、韓国へ行くと軽蔑されるのではないか。

いずれにしても、そのような不確かな出自というのはおかしい。本人が知らないはずはないのだから、歴史に残す事ができないと見るべきだろう。もっとも、書かれていたとしてもそれが真実だという保証はない事はいうまでもないが。

結論から言ってしまおう。淵は突厥から派遣された高句麗の支配人だったのだ。つまり、高句麗王は傀儡であり、実質は突厥、つまりフン族の支配下にあったのだ。645年、唐の世民は高句麗と戦い、歴史的な敗北を喫した。つまり、突厥は唐も高句麗をも手中に収めた。

しかし、彼ら遊牧民は歴史に名を残す事を好まない。あくまで名目上の王と実質の帝王は別のものだ。負けた唐が勝った高句麗を亡ぼしたように見せたのはあくまで名目上のことだ。

従って、則天武までは傀儡だろう。その後、唐はチベットから吐蕃を引き込み、蛮族同士を争わせ、突厥は再び草原に後退する。

栗本氏の本を読んでいくと分かるが、スキタイ系遊牧民は決して亡びない。なぜならもともと実態がないからだ。守るべき物がない。ただ、誰が支配するかが決まっているだけで、部族も民族も首都も宗教もなにも決まっていない。しかしながら一番はっきりしているのは、彼等はシルクロード、しかも砂漠地帯ではなく、北方に存在する草原のシルクロードを支配し、東西の物流で莫大な利益を上げていたのだという。あくまで栗本氏の憶測だが、その最大の交易品が奴隷と武器の交換だったという。つまり、戦争で使う武器と、戦争で消費する兵士を商う、元祖武器商人だったのだ。

そのシルクロード支配部族、フン族の後裔に例のカザール王国が出現し、現在でもアシュケナジーユダヤとして世界の戦争を仕組み、金儲けに勤しんでいる事はむしろ当然であり、かれらの天職だったと言うべきだろう。なんといっても、彼らのもともとの出身地と思われるアルタイというのは、ずばり「金山」という意味だったらしい。かれらアルタイ人は生まれながらの金大好き民族だった。今でも戦争を起こし、そこで金儲けをするのは彼らである。

話を戻そう。かれら突厥は韓半島を適当に配分し、それぞれに王を指名し、実質はスキタイが実効支配したと考えられる。彼等は各王に自治権を認めるが、命令に反するとすぐに動乱がおき、即座に王が交代させられる。

日本はどうだったか、つまり突厥のイリ可汗は、日本へは代官として淵を派遣し、天武として日本を支配させたのだ。もともと歴史に興味のない彼等は、唐の官使の残す史書で自分達がどのように書かれようがどうでもよかったのであろう。

私が何年も日本史や中国史、そして朝鮮史を学んできて、どうしてもスッキリしなかった理由がそこにある。日本を始め多くの国の真の中枢に、誰も触れない、しゃべることすらはばかられる何かくびきのようなものが存在する事に気づく。日本の場合、天皇?、藤原氏?、そうではないだろう、何か見えない、誰も逆らえない大きな存在が。ユダヤなどというような小さいものではない。世界を今でも支配する大きなものがこのフン族であると確信する様になった。

間違いない。歴史書にないから存在しないという考えは違う。逆に書かれていることに真実がないというのが正しい認識なのだろう。

彼等の故郷に迫る事はできない。なぜならそれらの地域はどこも紛争地域で、普通の人々は絶対に近づく事ができない。アフガン、チベット、ウイグル、そして黒海近辺の紛争地域なのだ。きっとそこには彼等の墳墓や歴史的な記録が隠してあるのだろう。アジアの中心部分の大半は立ち入り禁止区域なのだ。見たいと思わないか?