マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

神示の恐怖とは

2009-01-13 09:55:59 | ぼやき

シオンの議定書、いわゆる「プロトコール」という文書がある。私も太田龍さんが解説した本を読んだ事がある。偽書か本物かはたいした問題ではない。偽書にしたところで、書かれていることがあまりにも生々しく、そして確かにその通りに世の中が流れている事は事実なのだ。

しかし、はっきり言って、仮に闇の支配者達がいたとして、その人たちが命令するに、文章で伝えることは絶対にあり得ない。必ず口伝でするはずだ。証拠の残るようなことは絶対にしない。

つまり、議定書が本物だとしても、それは下部組織が作った教科書的なものだったのだろう。

たとえば、「世界中の金融を壊滅的に破壊せよ!」という命令に対し、下部組織が具体的なプランを立て、それをまた世界中の組織へ伝達するのだ。その命令は何重にも重なっているため、実際、誰からの命令なのかは誰にも知られる事はない。911事件などは良い例で、具体的な作業しか知らされていない人たちにとって、事件の全体像はまったく見えてこない。

簡単に親玉が判明するような方法は絶対にとらない。ブッシュだろうが、チェイニーだろうが、ごく一部を担っただけであり、彼等にしても、誰からの命令かは知るすべもない。そんなものだ陰謀というのは。

シオンの議定書については後日また触れる事として、今日は預言書について述べよう。

大本教の発展は、出口なお女史の述べた預言が現実に起きた事から始まる。明治26年に「来春から、唐と日本の戦いがあるぞよ・・・」と予言し、それ以来さまざまな出来事を予告してゆく。

また、出口王仁三郎も「霊界物語」で宗教書というよりも、予言書を発表した。彼が起こした奇跡により、大本教は日本の新興宗教の最大の地位を占め、あまりの勢いに政府もそれを危険視し、昭和10年、彼は逮捕され昭和20年までその活動を停止する。

新興宗教の特徴はほとんどが末法思想であり、ハルマゲドンの予告をすることである。それぞれが「神示」をもち、かなりの確率でその予言が的中するならば、信者達は必ずその日を予感するであろう。なぜ予言が当たるのか・・・・・。

ここが一番の問題だ。例の有名なノストラダムスや、最近ではジョセリーヌの予言などを完全に否定する勇気はもてない。つまり、かなり当たっているからだ。

これらの出来事を「神秘学」と呼び、宗教のひとつとして信じるのが新興宗教であり、闇組織の陰謀で、あらかじめ決まっている予定のいくつかをもらしたに過ぎないと思うのが陰謀論者である。

私が陰謀論者と自分で言うのも、小説「1984年」を読んでからだ。戦後すぐに書かれたこの小説は、イギリス諜報員だったオーウェンが諜報員を辞めてから発表したもので、50年後の今になってようやく支配者達が何を考えていたのかが理解できる。つまり、彼の近未来小説は予言であり、英国王室情報部に与えられた予定の一部だったのだ。

支配者達は出口なおに何のために予定表を教えたのかは知るすべもないが、丹波の国、綾部はサンカの親分、アヤタチの本拠であり、彼等は古代イスラエル部族の末裔といわれる。彼等はユダヤ?の陰謀のいくつかを知る立場にいて、なんらかの理由でそれを出口に伝授したと考えるほうが現実的ではないだろうか。

現在の新興宗教の大半は、その根源が大本教に求められる。世界の支配者達のタイムスケジュールはすでに決まっていて、彼等が予言するいくつかの出来事は規定の予定そのものだろう。誰にも止めることのできない、避けようのない予定なのだ。したがって、世界最終戦争の予感は、それらの宗教を信じる人には確信となる。私はそれが起きる確立は低いと思うのだが、ハルマゲドンを信じる人はだいたいにおいて虚無的にならざるを得ない。人生に希望が持てなくなる。ノストラダムスの恐怖の大王のおかげでアメリカの若者の勤労意欲が低下したという。すべての人が神の存在を恐れるようになり、多くの信者達は恐怖から逃げるためにさらに宗教にのめりこむに違いない。

私は確信している。予言というのはうそだ。しかし、予告は無視してはならないと。ジョセリーヌの地震は起きなかったが、あの時スイスにあるCERNが実験に成功していたら、大きな地震が起きた可能性は十分にあったと思っている。単に実験が失敗しただけである。ラッキーだったのだ。金融崩壊も意図的に起こされたもので、偶然ではない。すべてが支配者達の予定表どおり進んでいるだけだ。