「命に嘘つくな!極秘チーム誕生!3人死亡殺人病院に潜入せよ」
内容
医療事故調査委員会“MAIC”統括管理官・遠山晃代(高畑淳子)の前に、
堂和大学付属病院の山本健史(ルー大柴)教授がいた。
全てを話すよう問い詰めても、間違いは無かったという山本。
するとそこに、第7班班長・華岡慧(谷原章介)が現れ、
証拠を突きつけるのだった。山本も医療ミスを認めるしか無く。。。。
後日、婚約者の亡き琴塚七海(柴本幸)の娘・よつ葉(平澤宏々路)を
引き取っていた華岡と、その母・育世(木野花)が、よつ葉の入学式に出席。
するとそこに、遠山からの呼び出しを受ける。
MAICに差出人不明の告発文が送られてきたという。
場所は、明恵医科大学。
外科准教授・水川亮一(福士誠治)が手術をした患者が、3人死亡していた。
華岡は、オペ看として。
同じく第7班の鴨志田三次(田山涼成)と岩崎佐和(中越典子)は、
患者と娘として、病院に潜入し、調査を開始する。
調査を始めてすぐ、患者の水川の評判が良く、腕もいいと分かってくる。
調べても、不審な点が全く見当たらない。
ただ、華岡は、違和感をおぼえる。
そのころ、病院にやって来た遠山管理官は、
水川の上司・小野寺昌典(西村雅彦)教授に、プレッシャーをかけていた。
利益優先の医療行為により、事故が起きている可能性があると。
違和感を調べるため、カルテを調べはじめるが、
なぜか、手術終了時刻が記されていない。
そこで、麻酔科医の柴田あかね(遊井亮子)にワケを尋ねると。
データ化している記録には、時刻などが詳細に記録されていた。。。
そんななか、3人と同じ症例のオペが行われる事になり。。。。。。
敬称略
脚本は、林誠人さん
演出は、白川士さん
自ら“古い”とセリフで言わせているのに、
それを、被せてきましたね!(笑)
。。。。そこはともかく。
脚本家さんが、医療モノも、刑事モノも得意ですからね。
それらを上手く組み合わせた作品ですね。
まあ、印象からすると、
2時間ドラマ。。。2時間サスペンスでも良かったんじゃ?という感じですが。
でも、意外と、この2つの要素が、噛み合っていますね。
もちろん、医者などが、刑事モノ、探偵モノの主人公になることも
全く無いわけでは無いのだが。
所詮、それらのドラマは、医者が、探偵のまねごとをしているだけ。
だが、今作は違う。
医者として、医者だからこそ出来るという部分を、
ドラマにして、切り込んでいる!
かなり秀逸な出来の医療サスペンスだと言えるでしょう。