「偏屈ジジィとイワナ釣り勝負!!ハマ&スー早すぎる絶交宣言!?」
内容
“釣りの師匠”の浜崎(濱田岳)が、
自らが社長を務める“鈴木建設”の社員だと知った鈴木一之助(西田敏行)
すぐに秋山営業部長(伊武雅刀)野上人事部長(小野了)
そして営業三課長の佐々木(吹越満)を呼び出し、確かめてみると。
どうやら、人なつっこいけど。。。ダメ社員。入社試験でもビリから二番。
しかし、鈴木の鶴の一声で決まったと分かる。
とはいえ、クビにするわけにもいかず。
そのうえ浜崎に尋ねても、自分の会社の社長の顔を知らないようだった。
鈴木は、これまでと同じように師匠と弟子として浜崎と釣りをすることに。。。
そんななか、鈴木建設では、複合ビル建設計画が難航していた。
営業三課の担当だが、用地買収が完了していなかったのだ。
鈴木に叱咤された佐々木が、浜崎を連れて、
地主の阿久津熊吉(柄本明)のもとへ交渉へと向かう。
話しを誤魔化す熊吉は、ふたりに雑用を命じるのだった。
その中で、浜崎は、熊吉が釣り好きと知る。
釣りの話しで意気投合した浜崎は、熊吉と釣りの約束を取りつける。
そのころ、鈴木は、親しい友人でもある“わかば銀行”の片山頭取(鶴田忍)
商工会議所の村井会頭(中本賢)らと食事をしながら
釣りをはじめたことを打ち明けていた。
社員と社長の関係について話をしたところ、
そういうつきあいは辞めるべきだと言われてしまう。
家に帰った鈴木のもとに、浜崎から釣りの誘いがあるのだが、
友人の言葉に影響され、釣りを辞めると告げる。
あまりの変わり様に、浜崎は激怒。鈴木も応じてしまい、大げんかに発展。
そんな夫の姿に、妻・久江(市毛良枝)は
せっかく友だちになったのにと。。。。
そして土曜日。
浜崎は、一緒に釣りに行く予定だった平太(きたろう)がダメになり、
車の運転が出来るみち子(広瀬アリス)に送ってもらうことに。
やがて、熊吉をおぶって、山奥へと進んでいく浜崎。ついていく、みち子。
そのころ佐々木は、大阪にいた。
熊吉を説得するため、長男の彰二(森岡豊)と交渉していた。。
敬称略
ハマちゃんとスーさんの関係が大ピンチ!
っていう定番ネタに。
“釣りバカ日誌”らしい人情モノ。。。と
シッカリと描き込まれていますね。
まさに“釣りバカ日誌”である。
ハマちゃん、スーさんのやりとりを見ていて
一瞬、西田敏行さん&三國連太郎さんを思い出してしまった。
そういや。。。ってことで、2つほど気になったことを。
前回のような、紹介話を兼用しているような話とは違って、
鉄板ネタだった今回は、今作の“カタチ”が見えましたね。
もちろん。スタッフのこともあって。
なにを、どうあがこうが。。。。“釣りバカ日誌”なのだが。
西田敏行さんが“スーさん”をすることで、
三國連太郎さんの“スーさん”より、少し軽め。。かな。
まあ、イメージの問題もあるんだけどね。
でも、シッカリ作り込まれているので。
軽め。。。が、楽しさに昇華している感じである。
ほんと、楽しいね。
で、もう1つ気になったこと。
1時間になったことで、描くことを描くと言うことになったわけだが。
そのなかで。。。スーさんの妻・久江さんが
徐々に、存在感を見せ始めましたね。
やはり。。。スーさんと言えば..ハマちゃんと妻・久江さんですので。
釣り場での顔。家での顔。会社での顔。
3つの顔をもつスーさんのギャップが、楽しさの1つですので。
前回気になっていたことが、1つ解決されて、ホント良かったです。
しかし。
前回の2時間なら、“普通”だけど。
1時間になっても、ここまで作り込まれるって言うのは
ほんとに凄いですね。
あと。。。“釣りバカOB”の出演も、気になるところだし。