『明かされる過去!罪と命』
内容
劇症型心筋炎で西園美羽(毛利恋子)が搬送されてくる。
楓(松嶋菜々子)本庄(佐々木蔵之介)らの処置で、一命は取り留めたが、
心機能の低下で回復まで入院が必要であると、
母・智子(建みさと)に説明がなされる。
一方で、広瀬(風間俊介)から、夏目(時任三郎)に関する記事が
医局に流されてきたと聞いた楓は、自らが預かると広瀬に告げる。
そんななかでも、次々と救急患者が搬送されてくる。
たらい回しの患者を拠点病院が最終的に責任をとるという“東京ルール”だった。
そんな折、広瀬の医学部の先輩・添田誠(石垣佑磨)が運ばれてくる。
匂いから安藤(児嶋一哉)は、脱法ハーブによるモノと推測。
直後に、証拠が見つかり。。。。
同じ頃、医局に塚原次朗という記者が訪ねてくる。
記事のことで夏目に会いたいという。対応した楓はオペ中と伝えるが。
記事の詳細について話がしたいと言う事だった。
そのことを、夏目に伝えたところ、前の病院に居たときから
何度も取材を受けているという。
そんな折、広瀬と添田の関係に妙な印象を受けた本庄が、
そのことを広瀬に問い正したところ。。。。
敬称略
やっぱり、研修医がメインになり、先輩達がいろいろ動くと
良い感じになりますね。
まあ。。。。ベタベタなのですが(苦笑)
それでも、今回、“さやか編”より好印象なのは、
医局長・楓、そして広瀬の前任の指導医・本庄、現在の指導医・夏目。
3人の主人公それぞれに、シッカリとした役割が与えられていることだ。
3人の視線が、シッカリと広瀬を捕らえているのだ。
くだらないことだけど、こういう役割は重要。
役割がハッキリしていると、物語がキレイに動くモノである。
安藤がマトモになっていることも、妙な違和感があった今作を補強しているのは、
言うまでもありません。
こうやって、広瀬も成長。。。ってことですね。
結局、このシリーズの、落としどころは、このアタリなのでしょうね。
既視感?
今作は、そういうモノだと考えれば、既視感も良いモノです。