レベル999のgoo部屋

2011年4月に、、、本店の1つに格上げ
トラックバック、コメントも受け付けています。

NHKドラマ10『向田邦子ドラマ「胡桃の部屋」』第6回(最終回)家族の幸せ

2011年08月31日 00時13分41秒 | 2011年ドラマ

『家族の幸せ』

内容
父・忠(蟹江敬三)の失踪を機に、崩壊した三田村家。
しかし様々なことを乗り越え、ようやくそれぞれが前に進み始めた。
が、、、数ヶ月後、桃子(松下奈緒)は思わぬモノを目撃してしまう。
母・綾乃(竹下景子)が、、、父・忠と一緒にホテル!?
それは衝撃であるとともに、戸惑いを感じてしまう。
一体、この数ヶ月は、なんだったのかと。

翌日。思い切って姉・咲良(井川遥)に告白する桃子。
そのことは、陽子(臼田あさ美)研太郎(瀬戸康史)にも動揺を与える。
そして咲良はふとつぶやく。
最近、お母さん、綺麗になったと。。。。

どうしてもやりきれなくなった桃子は、母・綾乃を問いただす。
「少しは家族のこと考えてよ!」
すると綾乃は、“桃子には桃子の幸せを探して欲しい”と
家を出ていくようにと促し始めるのだった。

そんな折、節子(西田尚美)から父・忠が倒れたという知らせが入り。。。。。


敬称略


2人はどうしようもなく夫婦なんだよ
キレイ事じゃなく、みっともないとこ見せ合って
それでもお互い手を離せなくて。


母さん。幸せ?

幸せよ


物語としては、
父の失踪から、立ち直りかけた矢先、衝撃が走る!!
父と母がヨリを戻した!?


まあ。。。そんな感じである。


結果的に、ヒトコトで言うなら。
それでも、夫婦であり、、、そして家族。

そんなところだ。

きっと、そこなんだろうなぁ...と思いながら視聴していたので
想定内の展開なのであるが。

それでも、良い感じで、女たちのやりとりなどを描き
そこにある、、、“家族”“愛”を

色々なカタチで、見事に描ききったという印象だ。


ホームドラマであり、ヒューマンドラマ。

最終的に、、、まさに向田作品。。。ですね。



最近のドラマというのは、すぐに事件などを描きたがります。
ですが、事件など描かなくても、物語は成立する。
すべては人間と人間のやりとりに他ならないからだ。

それぞれの気持ちが表現され、
何らかの変化などが生まれれば、それはすでに事件。
そこから、新しい人間関係が描かれれば、それはドラマなのだ。

今作のような、今どきではない作品を見ると、
ドラマの神髄が、どこにあるのかが良く分かりますよね。


個人的には、一部、、、、特に、、、研太郎などは
もう少し何らかの描き方はあったんじゃ?とは思います。

しかし
ここまで描けば、ほぼ大満足と断言しても良いでしょう。


NHKだからこそ描くことが出来ると言う考え方もあるでしょうが、
でも、停滞感、マンネリ感。。。オモシロ味が崩壊している
昨今のドラマ、、、ドラマ界だからこそ

こういった作品により、少しでも何らかの影響があれば良いのですが。



楽天ブログ

第6回(最終回)