「顔」
内容
上野拓馬（笠原秀幸）という男性の遺体が自室で、母・寛子により発見された。
米沢（六角精児）は、首に抵抗した痕跡が残されていることから、
自殺に見せかけた殺人だと、右京（水谷豊）に伝える。
伊丹（川原和久）らが駆けつける中、
第一発見者のひとりの享（成宮寛貴）も事情聴取を受ける。
浅香実由紀というホステスから、ストーカー被害の連絡を受けた享
注意するためやってきたということだった。
右京が、明らかに状況がおかしいコトを享に告げると、
ようやく、実由紀は話を始める。
半年前、しつこく付きまとわれていたため、恋人・三木賢三に言ったところ、
三木が、上野を脅し金を巻き上げるようになっていたらしい。
その後、右京と享は、
上野が勤めていた会社へと向かい、上司の炭谷善也（遠山俊也）から
話を聞くことに。
人付き合いが悪く、親しくしている同僚はいないよう。
そんななか米沢から、司法解剖の結果が報告される。
上野は、美容整形手術を受けていたという。
何か引っかかるものを感じた右京は、上野の昔の写真を母から借りてくる。
だが、比べてみても、違いが全くわからない。
そこで専門家に見てもらおうと
上野が勤務していた倉庫会社のクライアントである
白鳥美容外科クリニックを訪ね、院長の白鳥聡美（有沢比呂子）から話を聞く。
少しは違っているらしいが。。。。右京達には良く分からない。
そんな折、伊丹たちが逮捕した三木の証言から妙なことが分かる。
金づるにしていた上野に声をかけたのに、反応が無かったらしい。
妙なものを感じる右京は、ある事を思い出す。
上野の自宅にあった靴で、一足だけ履き方などが違っていたのだ。
靴の販売店で藤田真奈（建みさと）という女性が、同じ物を買っていたのを掴み。
その話を聞きにいくと、幼なじみの児玉則彦のために買ったという。
現在は海外にいるらしいが、母・加津子（芦川よしみ）から話を聞くと
則彦（山口翔悟）は家出をしたという。。。
右京は、あることを思いつく。
敬称略
今回は、真部千晶さん
ちょっと、ＳＦが過ぎる気もしますが。
最近じゃ、幽霊や超能力を盛り込むことも多くなっている《相棒》
この程度じゃ、ＳＦにも当たらないのかもしれません。
そこを除けば。
なかなか複雑で、オモシロ味のある話には仕上がっていたと思います。
まあ。。。。
ここまでやっちゃうと《相棒》じゃない。。。。かもね（苦笑）
細かいコトを言えば。
どうやって、上野の家に入ったんだ？
とか
責任者なら、セキュリティをなんらかのカタチで。。。
とか
他にも“穴”は、たくさんあるんですけどね。
なんとかして、捻ろうとした努力だけは認めることにします。