ホテルで少し休んだら、国際通りへGO!
ホテルから歩いて15分程度だけど、少し遠回りして30分くらいかけて。
いやぁ、すごい風で、髪の毛を結えておかないとバサバサになるので、おかっぱだけどひっつめておきましょう。
どんよりしているけど、雨は降らずに、すごい湿気で半袖Tシャツでも暑いくらい。
ちょっと甘いものが食べたくて、まずはブルーシールアイスクリームへ。
抹茶と紅芋。
これ、とってもおいしかった!
オットも「紅芋、すごくおいしいね!」と、カンゲキ。
2人で2スクープでもたっぷりな量。
そのあとは国際通りをブラブラしつつ、お菓子などを買ったりして。
そして、思いついて、牧志市場を抜けて、やちむん通りへ。
焼き物とか食器が大好きなオットだけど、なにせ予習が足りなくて、
「えー!こんな素敵なところがあるなら調べてくればよかったー」と後悔しながら
お店の外でスマホで検索。
とりあえず、有名な窯元のお店に行って、いろいろと聞いてみることに。
まずは新垣窯さんのお店に。
店内に入ってすぐに、素敵な器に魅了され。
店員さんは若奥様かしらと思ったら、どうやら窯元のお嬢様らしい。
アラフォー?アラフィフ?のなんともお上品な方です。
「あのー、ぜんぜんわからないのですが、母のお仏壇のお湯のみがほしいのですけど」と話しかけたら
「どうぞ、こちらで冷たいさんぴん茶を1杯召し上がってください」と。
ご厚意に甘えて、お茶をいただきながら、いろいろと教えていただきました。
代表的な窯元さんのお品の特徴、用途に合わせた使い方などを丁寧に教えてくださって。
このときのお湯のみが、おちょこにもお湯のみにもいいと言う、小ぶりのお湯飲み。
このお湯飲み、お茶を入れると、お茶がキラキラしてとっても素敵。
えーっと、1個3,500円くらいだったかと。
次に小橋川さんのお店へ。
こちらは70代くらいのマダムが店主のようで、ご近所の70代から80代の奥様たちがお茶を飲みながら談笑されていてアットホーム。
うーん・・・どのお品も結構お高くてなかなか手が出ないかな・・・
そこは正直にマダムに「義母のお湯飲みを探しているのですが、予算オーバーみたいです」と。
すると「ちょっとお湯飲みにしてはお高いけど、こちらはいかが?
これは、量産しているものではなくて、特別オーダーが入ったときに、一緒に何客が作ったものなの。
だからまとめて10客とか揃えられないから、お得なお値段設定になってるの。
物はね、とっても上等よ~、上等!」と。
この「上等よ~」は、父の実家のある九州でも女性がよく言う言葉。
「とてもいい」と言うときは、お洋服でも、食べ物でも「上等よ~」と語尾を上げながら。
本当に素敵なお品だったので、買いました。
こちらは1個3,800円くらいだったかと。
2つの窯元さんのお店で、にわか知識をたっぷり仕入れたので、実力を試すべく?!骨董店へ。
懐かしの塩沢ときさんみたいな
ド派手華やかな80代くらいのマダムが店主の、細長ーいお店。
「あらー、お客さん、今日は何をお探し?」と、すごく親しみを込めて迎えてくれ。
「小皿をね、探しているんです。お醤油をさすような」と、オット。
「金城さんの作品は、とーってもお高いのよ。普段用でしょ?だったら、これ、どうかしら?金城さんのじゃないけど」と、小皿を見せてくれて。
正直、それがどれだけの価値かはわからず・・・・
するとマダムは「これはねぇ、もう今はできない技法で焼いてるのよぅ、もう焼けないのよぅ」と。
チラっと見ると「1枚1,000円」の値札が。
「えーっとね、1枚600円でいいからね・・・ううん、2枚で500円でいいわ」と。
え?!それ、値切ってもいないのに、下げすぎでは?!本当はいくらなの?!ってびっくりしちゃう。
でも、これもご縁と思って、500円で買わせていただき。
笑・・・汚れれているわけじゃないし、こういう色味。
縁から底にかけては素焼きっぽい。
小さい丸の絵柄は小橋川さんのお得意とするところだけど、小橋川さんのところの作品じゃないのは一見してわかるし。
でも、この小皿、マダムのお顔を思いだしながら、毎日のように食卓に出しておりますよ。
最後に、小橋川さんのご家族が店主のお店へ。
店内は本当におしゃれ。お品も伝統的なものから、最新デザインまで。
こちらでは、小皿2枚を。
オットがオリーブオイルを入れて、パンをつけて食べるときに使っております。
素敵です。
右は5つと4つの小さな水玉。そう、ミンサー織の模様です。
若きご主人から「いまでも仲良くいてくださいね」と、おっしゃっていただき。
こちらは」1枚1,000円と2,000円。
今度行くときは、もっと事前にしっかり予習して行かねば、とオットと誓い合って。
さてホテルに荷物を置いて、お夕飯に行きましょう。
続