日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

生きているいうちに、財布の中に、帯封を入れたいものである!

2021-02-22 08:23:00 | 経済

    今日の言葉

世論とともに考えるような人は、すべて自分で目隠しをし、自分の耳に栓をしている
   ニーチェ「反世代的考察」

「福沢諭吉」どこに? 1人平均100万円のはずだが… https://www.asahi.com/articles/ASP2P5JXNP29ULFA00C.html

福沢諭吉は何処へ消えた

世の中に出回る1万円札の流通量が伸びている。昨年末時点で前年度比5.3%増しの約110兆円で、10年前の1.5倍。低金利のために銀行へ預けず、手元に置く動きが広がっているとみられるが・・・・

ピン札の100万円は1束にすると1㎝で、重さは100gになります。1万円札は厚さ1㎜、重さ0.1gになります。

帯封100万円の重さは軽いですが、生活上は重い存在です。諭吉様100人はめったにお目にかかれません。また、ATMでおろした1万円札があっというまに財布から消えていきます。束だと重量感がありますが、一枚になると風船みたいに彼方へ飛んでいきます。

万札と呼ばれ親しまれていますが、私の所持金、財布の中身は野口英世様が5枚とクレジットカード1枚です。最近は、福沢諭吉様には嫌われているようで、めったにやってきてくれません。

冒頭の記事には、万札は多く刷られ市中に出回っているが、回収する枚数の帳尻があわないとありました。簡単です。銀行に貯金しても利息はつきません。ATMに行けば列を作り順番待ちでいらつきます。そして、コロナウイルス対策で外出自粛、このような理由で、万札は、奥様たちのへそくり、タンス貯金で静かに眠ることになります。しかし、このような家庭は日本社会では珍しい存在になりました。

コロナのために、経済が停滞、収入が途絶え、日々の暮らしがままならない人たちの話題がマスコミで取り上げられています。そういうことを見聞きすると暗い気持ちになります。じゃああなたはどうですかと尋ねられたら、かろうじて野口様が守護神として防波堤になってくれています、と答えます。

アマゾンで銀行帯本物帯100万円札束が売られています。もちろんダミーです。風水、縁起担ぎに利用されていて、高い人気を得ているようです。金運向上を祈願して枕元の置いて寝れば、夢の中だけでも億万長者になれそうです。

2024年には新札が発行されます。一万円札が渋沢栄一、五千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎になります。すると、タンスにしまいこんでいた福沢諭吉が日の目をみることになり、回収されるはめになります。隠し財産をあぶりだす手段にもなりそうです。

 「あっしには関わりのなことでござんす」

その頃には、コロナが去り景気が回復し、経営の神様「渋沢栄一様」を100人、私の財布にいれるのがささやかな夢です。


20年ぶりに紙幣刷新へ!一万円札の新しい顔 渋沢栄一は過去に“落選”していた!?その驚きの理由とは? https://www.fnn.jp/articles/-/1753?display=full

今日の一曲紹介します。


ご訪問ありがとうございました。


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