日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

なにげなく振る舞う行動に要注意です。いくつもの眼(まなこ)があなたをみています!

2021-07-25 08:31:29 | 日記
     今日の言葉

人間の人となりは、礼節と同様、小事に現れる。小事の正しさは道徳の根底から生じる。大上段に構えた大げさな仕種はおうおうにして、その人の人柄を伝えないことが多い。 カ-ル・ヒルティ



7月24日(土) 晴 B勤

遅れた起立

日本国憲法第1条

天皇は日本国の象徴であり、日本国民の統合の象徴であって、この地位は、主権の存する国民の総意に基づく

政治家がいかに傲慢になったのか、象徴的な出来事が、2021年五輪開会式セレモニーの中にありました。それは、天皇陛下の挨拶を述べるときに菅首相と小池都知事が遅れて起立した場面です。国内はもとより世界中が目撃しました。さっそく、SNSで大炎上しています。

傲慢の反意語は謙虚(控え目で、つつましいこと。へりくだってすなおに相手の意見などを受け入れる事。また、そのさまデジタル大辞泉です。二人の動作をみて、「謙虚さ」をなくしてししまったなと感じました。日本人が失ったものをみせてくれました。「今だけカネだけ自分だけ」自分がでしゃばりすきで、横と後ろをみることを忘れたことが日本が落ち込んでいる最大の原因のような気がします。

”押してもだめなら引いてみな”

この柔軟さが欠けているのが、首相と都知事、人相に表れていました。”俺様、私は一番偉いんだ”自分の視点、大上段に構えた言動が日頃から目につきます。

起立遅れた動作は、その時の現状把握、自分がどういう立場にいるのか自覚していなかったことを如実に物語っています。国と国民の象徴である天皇陛下に対しての態度としては、戦前では不敬罪にあたるような気がします。

戦後、制定された憲法により、主権が、天皇から国民に移りました。この弊害が75年、ハレの舞台に表面化してしまいました。

恐れ多いという感覚が失われてしまいました。そして、老若男女みな平等、親子、兄弟権利行使も同じになりました。

戦前、家父長制で親は「偉いのだ」という日本全国、共通認識がありました。しかし、戦後、そのタガを外されてしまいました。当時家父長せいの最上位に位置していたのが、皇室であり、天皇陛下でした。

「地震雷火事親爺」、現代では死語になりました。

核家族化が進み、都会では「仏壇」がない家庭が増えてきているように思われます。

我が家には仏壇があり、毎朝、水を捧げ、手を合わせます。生きていることに感謝の念が起これば、自然と亡き両親、先祖に手を合わせることになります。このさかのぼれば、人類誕生までさかのぼります。その大本が2600年の歴史を誇る皇室です。

そのことを忘れ、戦前であれば、菅首相、小池都知事の振る舞いは「不敬罪」にあたったかもしれません。普段からの皇室への敬愛、尊敬の念がないことがばれてしまいました。

関連記事を載せました。




菅首相、小池都知事に非難殺到! 天皇陛下の開会宣言中に慌てて起立(東スポWeb) https://news.yahoo.co.jp/articles/44fa1d6e7e8adea1aa94ac11afd0311a4b77d46b


今日の曲は


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