日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

令和老人の行き着く先はどこだろか?

2020-04-14 09:26:00 | 日記

     今日の言葉

 年を重ねただけで人は老いない。
 理想を失うときに初めて老いる。
      サミュエル・ウルマン

戦前は、大家族、「貧乏人の子だくさん」というフレーズがあり、それが当たり前でした。私の父の実家は、二世帯、兄弟姉妹が12人の構成、まるで小さな保育園のようですね。信じられないでしょうが、ほんとうのことです。家督相続は長男が継承し本家、弟と妹たちは独立して分家というように分けられました。では、現在はどのような家族構成になっているか調べてみました。

・平均世帯人数は、2.47人、世帯数は5042万5000世帯(2017年度)
・およそ世帯数は増加、平均世帯数は減少の傾向
・単独世帯数の増加が世帯数の増加、平均世帯人数の減少の大きな要因

大家族から核家族、挙句の果ては、「一人家族」になりました。一人では家族とは言えませんが、世帯数に入れることにより、一つの家として数えられます。屁理屈ですね。

私が実家を出た後、兄嫁と母の「嫁姑バトル」があり、同じ屋根の下で暮らすことができなくなり、別玄関、台所、風呂に二所帯住宅にしました。また、「家付き、カ-つき、ばはぁ抜き」という言葉がはやったのもこの頃でした。

令和の世帯の実態は、先の通りで、一人暮らし、独居老人が増え続けていて、社会問題化するのは時間の問題です。特に住まいの確保に苦労する年寄りの人たちが目立ちはじめてきました。孤独死
痴呆症、徘徊、ごみ屋敷等、老害を抱えていて、独居老人は部屋を借りるのもむじかしくなったと、いう記事をみました
なるほど、他人事ではすまされないない状況になる、覚悟を決めなければいけないなと思う毎日です。

一人でも、家族と暮らしても、社会からそして、家庭から見捨てられる高齢者、国民の4人に1人が該当する老人社会になっていく日本です。私も高齢者となり
2年目、ブログ書いていくうちに気持ちが沈んできました。きょうはここまでにします。