日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

高齢者になりました。

2019-07-14 21:24:09 | 高齢者
 65歳から74歳までを前期高齢者、今年から私も該当します。75歳以上は後期高齢者、あと10年後になります。介護保険被保険者証と介護保険決定通知書も揃いました。残りの人生、楽しく生きていきます。
 8月実施の生活習慣病受診のお知らせが会社から届きました。年1回の検診を受けることで自分の体の具合がわかります。一昨年検診時に大腸がんがみつかり、昨年の年明け10日間入院、摘出手術成功、現在元気で暮らしています。血便からがんと判断され、適切な治療を受けられたことに感謝の思いでいっぱいです。
 高齢者と認定されてから三通の検診の通知が区から送られてきました。「高齢者用肺炎球菌予防接種予診票」「歯科検診」「がん検診」です。注射と歯は無料ですのでさっそく指定医院に行き受けてきました。がんは、定期的に手術後診察のため通院しているので受けませんでした。
 高齢者に対してここまで手を差し伸べていいのか国の予算は大丈夫なのか心配になります。参院選の公約の中にも、保育園無償化等、「無償化政策」のフレーズが並んでいます。国民にとっては、甘いささやきで殺し文句になります。しかし、何せ、国の借金は1071兆円あり、総人口で割ると、国民一人当たり850万円近くになります。「ゆりかごから墓場まで」福祉国家をめざしているようですが、「貧富の格差」が拡大し、国民の貧困化が問題になっています。
 子供の教育は、親が責任をもってするものでした。親が稼ぎがないために国が手を差しのべるのは、本末転倒しています。国のせいばかりでなく国民も責任もあります。高齢者にもあります。
 前期高齢者になり、ふと、感じたままブログしました。