伊坂幸太郎さん原作『ゴールデンスランバー』の映画化作品です。
伊坂幸太郎さんは、以前、『重力ピエロ』て゛、はじめて読んだ作家さんですが、ちょっと難しいというか、哲学っぽいというかで、自分には合わないので、たぶん、もう読まない作家さんになってしまったのですが、『ゴールデンスランバー』のTVCMを見て、なんとなく観てみたいと思い、鑑賞しに行って来ました。
あらすじは
首相の凱旋パレードが行われているそのすぐ近くで青柳は、大学時代の友人・森田と久しぶりに再会していた。様子がおかしい森田。そして爆発音。首相を狙った爆弾テロが行われたのだ。「逃げろ!オズワルドにされるぞ」。銃を構えた警官たちから、反射的に逃げ出す青柳。本人の知らない“証拠映像”が次々に現れ、青柳は自分を犯人に仕立てる巧妙な計画が立てられていた事を知る。青柳は大学時代の友人たちに助けを求めるが…。~goo映画より~
2年前、ある事件で、有名人になってしまった青柳が、なぜか、暗殺者にされてしまう。
堺雅人さんの演じる青柳の人柄が、なんか朴訥というか、頼りないというか、緊張感のない、なんというか“ピシッとしない人”で、でもそれがまた、青柳の魅力で、とても堺雅人さんに、似合っていました。
「なんだよっ、これっ!!」「なんだよっ、これっ!!」
って言いながら、総理大臣暗殺現場(?)から逃げていくのですが、自分があの状況になっても、確かに、「なんだよっ、これっ!!」って逃げるでしょう。
でも、仕組まれてたにしろ、「民間人に向かって、いきなり発砲?」と思ったのも、事実。
「世の中、警察官の発砲にうるさいのに、あんな簡単に撃たないだろ」と思ったのも、事実です。
それは、永島敏行さん演じる怪しげな男がぶっ放すショットガン(?)も、あれだけ街中でぶっ放すって、意味分からない。
映像的には、面白いのかもしれないけど、現実離れし過ぎてた気がします。
PSPのバッテリー、あんなに持つのかとか、カローラのガソリンは?とか、突っ込みドコロも満載な映画でした。
“キルオ(切る男?)”の存在も、いまいちわからない。
「気まぐれで」とは言っていましたが、なぜ、青柳を助けてたんだろう?
その辺が、ちょっと、うやむやな感じで、理解できませんでした。
青柳の最後も、予想できたとは言え、ああいう結果は、ちょっと切なかったなぁ。
でも、ストーリーは、そこそこ面白かったです。
最初のシーンと、最後のシーンが、ああ繋がっていたのには、予測できませんでしたね。
(ここ、よく出来た脚本(?)だなぁと思いました)
だけど、この映画、香川さんはもちろんのこと、竹内結子の娘役を演じていた子役の子とか、運送会社の先輩とか、“キルオ(切る男?)”役の俳優さんとか、脇役の俳優陣の演技が、それぞれに見せ場があって、とても印象に残りました。
子役の女の子が、母親のために子供ながらにウソをつくシーンの演技と、青柳の父役で出演していた伊藤四郎さんも、良かったですね。
伊藤さんのシーンは、マスコミに対する強烈な批判と、息子を信じる親の気持ちが語られていて、本当に良かったです。
とても、COOlで、ROCKだった
今、トヨタがあんなに騒がれている中、10年以上も雨ざらしで、放置されていたカローラが、バッテリー交換しただけで、エンジンかかるって、トヨタの品質というイメージを、底上げしている感じがしました
ipodの件も・・・(確か、あの鏡面は日本製なんですよね)
題名の『ゴールデンスランバー』は、ビートルズの曲名だったんですね。
ストーリーに、とても合った題名だと思いました。
公式サイト http://www.golden-slumber.jp/
ゴールデンスランバー - goo 映画
『ゴールデンスランバー』の素敵なDVDレーベルはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/d-y0000/e/4f29140d9d52eb3388dd06ae4d4a468b
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伊坂幸太郎さんは、以前、『重力ピエロ』て゛、はじめて読んだ作家さんですが、ちょっと難しいというか、哲学っぽいというかで、自分には合わないので、たぶん、もう読まない作家さんになってしまったのですが、『ゴールデンスランバー』のTVCMを見て、なんとなく観てみたいと思い、鑑賞しに行って来ました。
あらすじは
首相の凱旋パレードが行われているそのすぐ近くで青柳は、大学時代の友人・森田と久しぶりに再会していた。様子がおかしい森田。そして爆発音。首相を狙った爆弾テロが行われたのだ。「逃げろ!オズワルドにされるぞ」。銃を構えた警官たちから、反射的に逃げ出す青柳。本人の知らない“証拠映像”が次々に現れ、青柳は自分を犯人に仕立てる巧妙な計画が立てられていた事を知る。青柳は大学時代の友人たちに助けを求めるが…。~goo映画より~
2年前、ある事件で、有名人になってしまった青柳が、なぜか、暗殺者にされてしまう。
堺雅人さんの演じる青柳の人柄が、なんか朴訥というか、頼りないというか、緊張感のない、なんというか“ピシッとしない人”で、でもそれがまた、青柳の魅力で、とても堺雅人さんに、似合っていました。
「なんだよっ、これっ!!」「なんだよっ、これっ!!」
って言いながら、総理大臣暗殺現場(?)から逃げていくのですが、自分があの状況になっても、確かに、「なんだよっ、これっ!!」って逃げるでしょう。
でも、仕組まれてたにしろ、「民間人に向かって、いきなり発砲?」と思ったのも、事実。
「世の中、警察官の発砲にうるさいのに、あんな簡単に撃たないだろ」と思ったのも、事実です。
それは、永島敏行さん演じる怪しげな男がぶっ放すショットガン(?)も、あれだけ街中でぶっ放すって、意味分からない。
映像的には、面白いのかもしれないけど、現実離れし過ぎてた気がします。
PSPのバッテリー、あんなに持つのかとか、カローラのガソリンは?とか、突っ込みドコロも満載な映画でした。
“キルオ(切る男?)”の存在も、いまいちわからない。
「気まぐれで」とは言っていましたが、なぜ、青柳を助けてたんだろう?
その辺が、ちょっと、うやむやな感じで、理解できませんでした。
青柳の最後も、予想できたとは言え、ああいう結果は、ちょっと切なかったなぁ。
でも、ストーリーは、そこそこ面白かったです。
最初のシーンと、最後のシーンが、ああ繋がっていたのには、予測できませんでしたね。
(ここ、よく出来た脚本(?)だなぁと思いました)
だけど、この映画、香川さんはもちろんのこと、竹内結子の娘役を演じていた子役の子とか、運送会社の先輩とか、“キルオ(切る男?)”役の俳優さんとか、脇役の俳優陣の演技が、それぞれに見せ場があって、とても印象に残りました。
子役の女の子が、母親のために子供ながらにウソをつくシーンの演技と、青柳の父役で出演していた伊藤四郎さんも、良かったですね。
伊藤さんのシーンは、マスコミに対する強烈な批判と、息子を信じる親の気持ちが語られていて、本当に良かったです。
とても、COOlで、ROCKだった
今、トヨタがあんなに騒がれている中、10年以上も雨ざらしで、放置されていたカローラが、バッテリー交換しただけで、エンジンかかるって、トヨタの品質というイメージを、底上げしている感じがしました
ipodの件も・・・(確か、あの鏡面は日本製なんですよね)
題名の『ゴールデンスランバー』は、ビートルズの曲名だったんですね。
ストーリーに、とても合った題名だと思いました。
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よくよく考えてみると突っ込みどころもたくさんあったように思うけど、物語自体はとても楽しかった。
出演陣も素敵でした。個性的ながらそれぞれに魅力が出ていて良かったです。
原作を、読んでいないのでわかりませんが、演じられた役者さんたちの力量が大きかった気がします。
原作を読んでいないので、登場人物のイメージが、自分の中に出来ていなかったのも、良かったのだと思います。