香港気まま日記

気ままな不定期日記を写真とともに紹介します。

初笑いの元旦

2011年01月02日 | FH20
少し気温が下がっています。

元旦から気温が下がるとの注意報が出ていたので気持ちの準備はできていた
のですが、うす曇のせいで少し寒く感じると言う程度の気温でした。

元旦はこちらでも祝日ですが、今年は土日と重なったということもあり、
普段の土日と何も変わらないお正月でした。
とは言っても、あと1ヵ月後に迫った旧正月の準備が始まっており、それなりに
新年の気分は感じられます。

大晦日は23時をもって日本のお正月を厳粛な気分で迎えたことは既に書きましたが
いよいよ午前0時となると、こちらでも2011年カウントダウンという番組が
放送され、皆で新しい年を迎えるという趣向になっています。

アルコールで重たくなったまぶたをこすりながら地元シンセンテレビに
チャンネルを合わせ、そのときを待ちました。
カウントダウン地点はシンセンのとあるお寺で、市政府や地元企業のお偉方が
整列して椅子に座り、順番に僧侶と一緒に鐘を撞こうとしています。
撞く鐘の数は煩悩の数である108つだと中継アナウンスなどもあり、「おっ!
それなりに気分を出してるねぇ」と思ってみていたのですが、中継担当の
女性レポーターが、招待者リストの名前を次々と読み上げているうちに
30秒前の字幕が画面に表示されました。

さぁ、いよいよカウントダウンか、と思いきや、女性レポーターはひたすら
招待者リストの名前を読み続け、隣に立っている男性レポーターはやきもき
しながらも彼女を制することもできず、そのまま0時になっても彼女の声は
止まりませんでした。

撞木を持って待っている人たちは、一体いつ撞いたらいいのだろうと困った
表情だったのですが、結局腕時計で0時を確認した僧侶の掛け声で撞き始め
たのでした。

お寺に集まった大勢の人たちは結局大声でカウントダウンをすることもできず
家路に着いたことでしょう。

余談ながら日本の新幹線は1年間の全列車の平均遅延時間が18秒だとNHKで
言っていましたが、そこまで厳格でなくとも、せめてカウントダウン番組
くらいは時間通りにやってほしいなと予想外の初笑いに接したのでした。(^^;)


翠竹公園の石垣にはサンタンカの花が咲いていました。




こういう角度で見る花たちもなかなか趣を感じますね。

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