香港気まま日記

気ままな不定期日記を写真とともに紹介します。

忘年会の夕べ

2010年12月12日 | FH20
寒い日が続いています。

ずっと出張が続き、なかなかブログアップの体力を維持できていないのが少し残念です。

日本流には年末が押し迫り、忘年会目白押しの時期ですが、今日は久しぶりに仲間との
忘年会に出席し、普段以上のアルコールを摂取しました。(^^;)
帰宅後、気持ちのいいソファに転がってしまうとすぐに気絶してしまうので、どうしようかと
思いつつも、ついついうたた寝をしてしまいました。_(^^;)ゞ

この一週間、出張中の出来事も含め話題は尽きないのですが、今日の忘年会で聞いた
出来事から一つ。

日本ではまず眼にすることなどない贋札。
こちらでは油断をするとつかまされてしまうことがあります。
製造の手段はカラーコピーが大半で、中には透かしに似せた巧妙な印刷を施したものも
あるのでやっかいです。

日本ではお客が渡したお札を目の前で透かしを確認するなど失礼だなと思われる行為も
こちらでは当たり前。
間違って贋札をつかまされた従業員は自腹で賠償をせねばならないので、受け取る側も
真剣に真偽を判定してから受け取ります。

困るのは我々のような外国人で、しっかりと真偽の判断など出来ないのが普通だし、
その筋の人間にとってはカモになってしまいます。

とある日本人、タクシーに乗って100元札を運チャンに渡したところ、「お客さん、
あんたのお札ニセモノだよ」と言ってつき返されました。
「あちゃー、そりゃ困ったな」と別の100元札を渡したところ、それもニセモノだと
つき返され、なんとその人は20枚もの100元札をニセモノと巧妙にすりかえられた
そうです。

いくらなんでも20枚も、なんて笑ってはいけません。日本では贋札を持っているだけでも
罪になると言う常識と、ニセモノ判定ができないという弱みで、ついつい相手を
疑うということが出来なくなってしまったのでしょう。
2000元という大金を騙し取られた彼は気の毒ですが、自分の身は自分で守るという
入門料として諦めるしかないのでしょうか。


自宅前の並木道です。いい眺めだったのでカメラを向けました。

明日からまた出張です。(*_*)

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