シャレの功罪

今日も真夏の日差しでした。

昨日の飲み会ではそれほど飲んだつもりはなかったのですが、外出の疲れも重なり、何度も居眠りをしてしまう一日でした。
来週にはそろそろ梅雨入りが予想されるようになり、湿度も徐々に上がってきたのでしょうか、エアコンと扇風機なしではつらくなってきました。

今日のテレビのニュースで面白い議論をやっていました。
ある事件で法廷に陳述書を書いた被告。
係官の対応が気に入らなかったのかどうかはよくわかりませんが、陳述書の最後に一言
「操」と書いて提出したところ、裁判官がこれを見て被告の男性を法廷侮辱罪で15日間拘留したそうです。

さて、この「操」、日本語でも同じ「操作する」という意味の単語なのですが、同じ発音でトーンだけが違う別の漢字で、人のことを激しく罵る言葉があります。
この「操」だけを単独で使うことはほとんどなく、たいていの人はこの文面を読めば罵り言葉のほうを連想してしまうのですが、
書いてある文字「操」にはもちろんそういう意味はなく、それだけで法廷を侮辱したと断定したことが妥当だったのか、と言う議論でした。
法律の専門家と称する人が出てきて常識的なことを説明していましたが、携帯メールでの投書を見ても賛否両論でした。

書いた本人は何か頭にきたことがあったのか、シャレで書いただけなのか、とにかく15日間拘留されたことを不当だと訴えたそうです。

日本でこういうことが起こりうるのかどうかはわかりませんが、とにかくシャレもほどほどにした方がいいと思わされました。(^^;)

今日も香港公園からです。


以前も載せた「跳舞花」です。ただ今回のものは10cm近くある大きな種類でした。


写真では大きさはわかりにくいですが、とても大きかったです。

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