香港気まま日記

気ままな不定期日記を写真とともに紹介します。

弥生人の声が聞こえる(その3)

2007年12月17日 | KissDN
同期入社の友人の訃報に接しました。

不慮の事故とはいえ、さぞかし無念だったでしょう。
残された我々が、今を精一杯生きることが彼の死を無駄にしないこと。
そう思って毎日を生きていきたいと思っています。

今日も吉野ヶ里遺跡から。

今日はいよいよ支配階級が住む内閣のうち「南内閣」からです。


鳥居の門をくぐると南内閣に入ります。


中にはこのように背の高い物見やぐらがあります。風が吹くとかなり揺れて怖かったです。
魏志倭人伝の邪馬台国の記述に「楼観」があると書かれており、それと一致すると言われているものです。


「楼観」から王の居室を望みます。


「楼観」から南のムラ方向を望みます。堀と城柵に囲まれていますね。
この城柵も魏志倭人伝に「城柵」と記述があるもので、ここが邪馬台国であるかも知れないと言われる根拠になっています。


これが王の居室。内閣内にありますが、特別の柵に囲まれ、鳥居があります。
鳥の数が微妙に違うのも意味があるのでしょうか。


これは王の夫人の居室だったと記憶します。遺跡から王の夫人宅だってどうやって分かったのでしょうか。

次回はいよいよお城で言う本丸に足を伸ばすことにします。

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