Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

POP ♡ OPERA SINGER 
 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

心が熱くなる夜でした

2007年10月26日 | masudaizumi.com
宮崎での初めてのコンサート
たくさんのお客様がお越し下さいまして、ありがとうございました。

このコンサートへ橋渡しをしてくださった、たくさんの関係者の皆様、本当に感謝です。

開演前、客席は、本当に静かで、こちらのほうが緊張しました。
みなさん、きっと、ポップ オペラってなんだろう、、、という思いでいっぱいだったと思います。

アルバムでは英語やイタリア語で収録されている曲ですが、コンサートでは、日本語での訳詞での歌
をご用意したことも、皆さんが喜んでくださったのが、よく感じ取れました。

一曲、一曲丁寧に歌いました。気持ちが通じたのか、一緒に演奏していた塩入俊哉さんもかつてないくらい、のりのりになっていました。

久しぶりに饒舌になってしまい、本来は一時間のコンサートでしたが、1時間半となってしまい、、、反省。

終演後は、80枚近くアルバムをお求めいただいたとのこと、本当にたくさんのかたがロビーで語っていらっしゃったのは、うれしくて、胸がいっぱいになりました。


昨年亡くなってしまった祖母と母、そして、NY留学中に天へ渡っていってしまった祖父も、きっと、この宮崎での公演を通し空から見てくれていたと思います。

生まれ故郷で歌う、というものは、その土地の地場みたいな、エネルギーを感じます。

沁みました====


スタッフの皆さん、会場へお越し下さった皆様、本当に、本当に、ありがとうございました。


是非、いえ、絶対、またコンサートにいきますね。




宮崎

2007年10月25日 | masudaizumi.com
明日は宮崎でコンサートです。
あいにく雨の模様で、ちょっと心配です
今日は荷物をパック。いつも移動は子連れ。カンガルー状態なので、先に衣装を送ります。
なにかあったときの為に全部2セットもっていくのですが、いつもスーツケース2つがパンパンになってしまう、、。

今日、ぎりぎりまで迷っていたのですが、プログラムのなかに蝶々夫人の新作のアリア、を、、、
本当は歌いたいのですが、変更するにももう明日本番になってしまったから。
やっぱり、次回にとっておきます。

来年も宮崎で歌えたらいいな、という気持ちを、温存しておくためにも、今回は歌わないでおきます。
マダム バタフライというオペラのなかでの蝶々さんと、ロミオとジュリエットという作品のなかのジュリエットは、14歳の女の子、という設定で共通しています。きっとあどけなさもまだ残っていたでしょ

蝶々夫人のかわりに、同じ作曲家でプッチー二のオペラアリア、「お父様、お願い」という曲を用意しておりますよ。

コンサートの後、サイン会も希望したのですが、残念ながら、主催からNGがでました。
さみし~~~~

なるべく客席のみなさんのお顔をしっかり見ながらうたおうと思います。





すきすきすきすき

2007年10月23日 | masudaizumi.com
なにげに口ずさんだ歌
昔流行ったテレビアニメ「一休さん」のテーマソング


好き 好き 好き 好き 好き 好き 愛してる
好き 好き 好き 好き 好き 好き 一休さん


これって、すごい新鮮。うわ~~~いい歌っ、、、と思ったの。

付点のリズムで、軽快で、単純で、ダイレクト。

今日発見して以来、ずっと口ずさんでます。


もうすぐ金曜日、宮崎での初めてのコンサートです。生まれ故郷で、歌う、というものは、へんな緊張感と高揚感があって。

オルブライトホールの写真をみると、すっごく素敵なホールです。

毎日練習しながら、あ~宮崎で歌うこの気持ちを、もっともっとうまく伝えられたらいいのに、、と欲が出てしまうのです。
ではでは、美容院にいってきま~す。

夕焼け

2007年10月22日 | masudaizumi.com
今日は、蝶々夫人を一日研究しておりました。

自分ならこう考える、という蝶々さんの言葉。台詞に載っていない、言葉の間に描かれていない、気持ちを読み取っています、


そして、トスカのアリアとも格闘していました。

この有名なオペラの登場人物たちは、とても美しく死んでいく、という演劇スタイルのなかで昇華されていますが、私には、なにか物足りないのです。

21世紀は、もっと複雑で、繊細な感情が渦巻いていて、、、ドラマにするにも、もっと複雑なストーリーやト書きがあってもいいのではないか、と考えてしまう。

そうすると、トスカなんて、強い女性だけども、もっともっと深い複雑な感情を、アレンジで、もうすこし膨らませられないのかしら、、とか思ってしまう。

どんどん想像を膨らませていたら、目の前に真っ赤な夕焼けが広がっていました。