Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

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 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

なつかしい我が家

2005年10月18日 | masudaizumi.com
昨日の雨で、ベランダに栽培した茄子と、しし唐が、大きくなっていたので、ついに収穫しました。四つですけど。

野菜の香りって、もぎたての実は、こんなにぷんぷん(佐藤タマオちゃんみたい)香るのですね・・・とても新鮮でした。

6歳までいた宮崎の家の庭は、結構広くて、お茶の葉や野菜、花や果実もたくさん植えていて、朝早くそれを摘むのが楽しかったのを覚えています。私は小さいとき庭の奥にあるカンナの花の赤がとても怖くて、近寄れなかった。茶摘をして、おちゃっぱを煎ると家のなかにぷ~んのいい香りが漂って、その頃の記憶がよみがえりました。


さて、今日の楽曲紹介です。

<なつかしい我が家>

ドビュッシーのピアノ曲「亜麻色の髪の乙女」

私の好きなクラシック歌曲の作曲家、フランス印象派の作品です。

セカンドアルバムではドビュッシー「月の光」をオーケストラ編成で森をイメージして歌をつけましたが、今回は草原のイメージ。

ラベル、ドビュッシー、フォーレ、ショーソン、デュパルク・・・。

フランスの作曲家の描く歌曲は、日本ではあまり有名ではないのですが、ふわふわした羽のように軽やかで、詩は幻想的、空気や水を感じる不思議な異空間に誘ってくれるからドイツ、イタリア、ロシアの歌曲より、好きです。

「亜麻色の髪の乙女」を聴くと草原でブランコにのっている栗色の髪の長い7歳くらいの白いワンピースを着た女の子を思い浮かべてしまうのです。髪に光が当たってキラキラとして、子供の笑い声がして、そよ風が木の葉を揺らしてる・・・・。

母性を感じるヨーロッパの大地と家族をテーマに、イギリスの故郷を思いながら、ちょっぴりホームシックなリン・ホブディさんが詞をつけてくれました。

いずみ

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