Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

POP ♡ OPERA SINGER 
 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

モーツアルト

2007年04月17日 | masudaizumi.com
いまなぜかモーツアルトにはまっています。毎朝紅茶を飲むマグカップもモーツアルト。毎日、知らず知らず頭のなかにいろいろな曲が勝手に流れ始めてきてこまっちゃう。

というのも、ね。

最近、モーツアルトのオペラアリア集、久々に開いて、、、苦手だったのでずっと開いていなかったのですけど、もう一回歌ってみたら、意外に以前より声がロングトーンがいけるようになっていることを発見。

嬉しくなって「フィガロの結婚」の伯爵夫人のアリアや、「魔笛」のパミーナのアリアを歌うと、これがまた歌いやすい。

すごい!

これは大発見。
で、、、、嬉しくなって毎日歌っています。

学生時代、二期会研究生時代、20代では上手く歌えなかった箇所が今は楽々。


やっぱりオペラを歌いこなすには、声が成長して、成熟してレパートリーが変わっていくて、、それが面白いっていうけれど、本当にあるんですね~~~。

一つのことを長くやっていると楽しみが増えてくる、といっても、もう何年になる?
小学生のころ童謡を習い始めてから歌い続けてるから、30年くらい?

モーツアルトは、大好きな作曲家ですが、歌うと下手に聞こえてしまうの。つまり本当に本当に難しいのです。
「モーツアルト歌い」というモーツアルト専門の歌手がいるくらいだから、歌い方も独特です。

フィギュアスケートでいえば、私の勝手な表現ですが、浅田真央ちゃん。
軽くてしなやかで、バランスがとれていて、天使のようにふんわりと、初々しい貴婦人のようにエレガントに、それでいて技術が高度。

そんなふうにモーツアルトも歌わないといけないの。

モーツアルトがいつの日にか自分のなかで満足できるほど素敵に歌えたら、本当にしあわせになっちゃう!