おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

世辞雑感

2016年02月11日 10時13分26秒 | 社会

 

今年に入って世の中を騒がせているのは、浮世の雑事が多い。

まさに世は情報化社会、日常生活においてだれでも油断大敵、どこに監視の目があるかわからない。

安心安全を手に入れるために、生活の上に社会的(公的)監視の目が張られていることを覚悟しなけ

ればならない。

それにしても人の裏側を暴いて稼ぐメディア(週刊誌など雑誌)の存在はよく考えねばならない。

病気で寝ていると過ごす時間は「読書」に偏るのだが、1時間もすると頭が疲れる。

そこで妻に頼んで今一世風靡している週刊文春「センテンス スプリング」とベッキーが称して話題を呼

んだ雑誌。雑誌なんて!!買って読んだことはなかった。

ベッキー・「ゲス」の話、今ネットで叩かれているその奥さんのことを知りたかったのだが主に甘利氏の

話だった。それはそれで考えさせられることが多かったのだが、週刊誌書いていることが多岐にわたっ

ていて、飽きない。値段400円。

そういえば週刊誌といえば昔々よく買った「週刊プレイボウイ」「ガロ」とかグラビアの写真を求めて買っ

たものだった。目的は男子の向かうところただ一つ・・・

軌道修正!!

世はベッキーを葬り去ってから(ベッキーは賢い人間なので次に世に浮き出てくる戦略を構想している

らしいー)清原に移り、自民党議員宮崎の不倫に移行した。

世の中不倫大はやり。今も昔もこういう男女の話は変わりないのだが、宮崎は国民に選ばれた(2期!)

正式の国会議員。そして妻も自民党国会議員。「イクメン」で正式に休暇をもらって休むと宣言したばかり。

この男が裏ではタレントと不倫していたのがばれた。これも暴きの文春。

奥さん可哀相だ。赤ちゃん産んだばかりなのにショックが大きかろう。

そういえば同じ国会議員で男を売買春していた議員の話もあった。

世の中が阿倍の言う経済発展の末に豊かになり便利になった代わりに「道徳倫理」を失ってしまった感が

ある。

さて昨日仲よくしている隣人の従兄弟さんにお会いしたとき、偶然に鹿児島の出水の話が出た。

出水で警察官だったというその人、「出水兵児修養の掟」を知っていますか?と聞いた。

「知っているも何も高校の時に心の真髄にぶち込まれました。今でも一部は口で諳んじることできます」

士ハ節義を嗜み申すべく候。      節義の嗜みと申すものは口に偽りを

言ハず身に私を構へず、心直にして  作法乱れず、礼儀正しくして上に諂ら

ハず下を侮どらず人の患難を見  捨てず、己が約諾を違ヘず、甲斐かい

しく頼母しく、苟且にも下様の賤しき   物語り悪口など話の端にも出さず、譬

恥を知りて首刎ねらるゝとも、己が為す   まじき事をせず、死すべき場を一足も

引かず、其心鐵石の如く、又温和慈愛   にして、物の哀れを知り人に情あるを

以て節義の嗜みと申すもの也。

こういうもの(子供の道徳教育教材に使用すること)は是非に賛否があろう。

しかし、やはり今の世、情報のインプットだけが前に進んで頭でっかちになってしまっている。

情報を咀嚼し、自分のものにしなければならない。そこに読書であったり、教育でのアドヴァイスが

必要となるのだ。そしてアウトプット。流行りを吸収して自分がまさにその主人になったと勘違いして

即危ないことでも実践する。そこに落とし穴があるとも考えずにー