漢方もイロイロ…。

先日の記事で漢方の画像をＵＰしたら
あゆ姫からツムラのね？……とのコメ。

はい！はい！
パッケージよ～く似てます。

でもこれ、実はテイコク製。
医療用の漢方薬のシェアは８０％以上が
ツムラというのを聞いたことがあるのですが
マリオの通院しているところはなぜかテイコク製なのよね。

不思議です。

処方箋薬局で効果の違いを聞いてみると
同じ名前の漢方でもやはりメーカーによって
分量や漢方に使われている薬草の産地が違っていたり…。

そういうことで効果に差も生まれるそうです。

でも西洋薬のジェネリックの不安の大きさよりも
もしかすると漢方のメーカーの違いのほうが大きかったりして…
なんて勝手に想像したり…。

実のところどうなんでしょうね？

わかる範囲で芍薬甘草湯の成分をチェックしてみると…

ツムラ芍薬甘草湯
本品7.5g中
下記の割合の混合生薬の乾燥エキス2.5gを含有する。
日局シャクヤク　　　6.0g
日局カンゾウ　　　　6.0g
添加物：日局ステアリン酸マグネシウム、日局乳糖

テイコク芍薬甘草湯
本品7.5g中
日局シャクヤク　　　6.0g
日局カンゾウ　　　　6.0g
上記の混合生薬より製した水製乾燥エキス2.65gを含有する。

コタロー芍薬甘草湯
本剤6.0ｇ中
日局シャクヤク　　　5.0ｇ
日局カンゾウ　　　　5.0ｇ
上記の混合生薬より抽出したしゃく薬甘草湯の水製乾燥エキス2.5ｇを含有する。
添加物：ステアリン酸マグネシウム、トウモロコシデンプン、
乳糖、プルラン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムを含有する。

な～んてこんなの読んでも計算方法がわかんないわ～～

とにかくです。
メーカーによってもｇ数も若干違っていて
受診先の病院にほしい漢方がなくて院外処方でもらうとき
Ｄｒが一日の処方ｇ数を他のメーカーに合わせて処方したりすると
そのつど薬局の方がＤｒへ確認の連絡を
してくださっていたことに後で気づきました。

それにね、圧倒的シェアのツムラ以外を処方箋薬局でもらうとすると
なかなか用意してあるところも少なくて…。
本社から取り寄せ…でとっても時間がかかったりしたことも…。
なかなかこちらの思うようにはいきません。

もちろん薬価も違うのです。



芍薬甘草湯はそれほどの開きはありませんが
普段お世話になっている十全大補湯にいたっては
ツムラとテイコクやコタローと比べると半分から１/３の価格。

そこまで産地や成分の違いが反映されちゃうのか
ツムラの意向なのか…なところです。

ＴＯＰの画像は愛飲（爆）しているツムラの十全大補湯。

こちらはコタローの十全大補湯。



パッケージは色やデザインがちょっとづつ各メーカーで違うのですが
番号はほとんどのメーカーで共通しているようです。

２種類の漢方のお世話になっているマリオにとって
全部ツムラかテイコクでそろえるよりも
パッケージの色が違うだけで区別しやすいのよね～。

それにしても漢方を２袋飲むのにはずいぶん水分必要なんですよ～（笑）
もちろん西洋薬も飲まなくちゃですしね～