鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

空席だらけの東京ドーム

2006-10-03 | 日記その他雑記とか

今日は東京ドームの巨人対横浜戦を観てきました。
デジカメを持っていなかったので、残念ながら今回は写真はありません(笑)

このブログでも何度か書いていますが、私はマリーンズに夢中になる前はベイスターズファンでした。たぶん中学生の頃からですから大洋ホエールズ時代からです。そして今でもセはベイひいきなんです。今日はここ数年のベイスターズ低迷の原因を探求すべくとまで言いますと大げさですが、今季はもうマリーンズ戦が無いということもあり、久しぶりにベイスターズの試合を観戦して来ました。ちなみに私の職場から東京ドームは徒歩で10分かからない距離です。

残念ながらスコアはコチラです。
先発がハマの番長、エースの三浦だったので期待していたのですが、ベイスターズはいいところなく負けてしまいました。


もちろん今に始まったことではないですが、観戦してみてまず驚いたのがお客さんの少なさです。今や巨人戦もほとんど並ぶことなく当日券で余裕で入場出来ます。私は内野2階席で観戦したのですが、1階も2階もかなり空席が目立ちました。いくら消化試合とはいえ一昔前の巨人戦なら考えられなかったことだと思います。これで34000人も入っているようにはとても思えませんでした。

記憶をたどると、まず今でも思い出されるのが、巨人戦といえば子供の頃はよく船橋駅前にある西武百貨店内の赤木屋プレイガイドに朝早くから並んでチケットを入手していました。前の晩から徹夜で並んだこともありましたね。いやー懐かしいなあ、まだ後楽園球場の時代です。もちろん当時はまだインターネットなんて影も形もありませんよ。
そして中学・高校時代は実は野球観戦ってほとんどしませんでした。青春時代というか、私にもその頃はもっと夢中になっていたことがあったのでしょうね・・・(笑)
大学時代は対巨人戦以外のベイスターズ戦なら何度も観に行っていました。これも基本的には当日券でした。
就職してからはとにかく東京ドームは近いので、巨人対横浜戦はちょくちょく観に行っていましたが、やっぱり念のため前売りを買っていました。前日や当日に金券屋に行って売れ残ったチケットを安く入手したりもしてたと思います。
東京ドームの巨人戦と言えば込み合う売店やトイレ、或いは喫煙所などいつ行っても他の球場とは絶対的に違う客の多さばかりがまだ印象に残っています。
また近年は、同じ球場なのにセの巨人戦とパの日ハム戦(もちろん対ロッテです)の観客の数の違いも印象に残っています。

それだけに今日の東京ドームの巨人戦の閑散とした状況は新鮮でもあり、なんだか不思議な感覚さえ覚えました。マリーンズも人気球団の仲間入りを果たし!?、他のパ・リーグの各球団の集客努力ももちろんのこと、巨人ブランドの消滅など様々な要因はあるのでしょう。でもそれが球界全体にとって果たして喜ぶべきことなのか危機感を持たなくてはならないことなのかは私には正直分かりません。

なんだかまとまりのない悪文(いつものことか!?)になってしまいましたが、

とにかく、もう少しがんばれよー!
燃える星たち 横浜ベイスターズ

 


いよいよ発走です。

2006-10-01 | 競馬のこと

さて、ついに凱旋門賞の日がやってきました。
今年が第85回、言わずと知れた競馬の世界最高峰のレースの一つです。

それにしても、特番まで組んだり日本の国営放送局であるNHKのこれほどのチカラの入れようには正直驚いておりますが、もちろん私もディープインパクトの勝利を願って止みません。希望的予測なような気も致しますが、スポーツ紙各紙も軒並みディープインパクトに◎を打っております。
フランス ロンシャン競馬場に飛び立った日本人ツアー客は合計約5000人もいるんだとか。実は私の身近にもそのうちの1人がおるのですが・・・。
そしてその日本人ツアー客がディープの単勝馬券を買いまくっているようで、直前のオッズが1.1倍の一番人気に支持されているようです。

99年のエルコンドルパサー2着のレースは私はライブで観ていたのをはっきりと憶えています。たしかあの年は雨降りの不良馬場でした。鞍上の蛯名が大逃げを打ってみせてあわやという場面も作ったのですが、モンジューに差され2着と惜敗。今回もしディープインパクトと武豊のコンビでも勝てなかったら、もう日本の馬は永遠にこのレースを勝てないような気もしています。

ディープインパクトと武のコンビは日本のレースでは、道中は後方待機して直線で一気というレースっぷりが多いですが、このレースではそのディープインパクトお得意の戦法はまず通じないでしょう。
重い馬場の上に8頭立てという少頭数、間違いなくスローペースになるでしょうから、道中は折り合って前々のポジションをキープし、直線手前で先頭に立ちそのまま押し切るというのが理想的なレース運びだと思います。シロッコやハリケーンランなどの有力馬たちは「日本の馬にこのレースを勝たせてなるものか」とディープインパクトはかなりマークされる気も致します。


さて、フランスでも衝撃は走るのでしょうか!?
すべての日本のホースマンたちの夢を乗せて走るのです。
歴史に名を刻め、がんばれディープインパクト!

 


直行完投で滑り込み10勝目。来年こそは!

2006-10-01 | マリーンズ観戦記とか

「なんだよぉー!?今日はマリーンズ戦の中継をどこもやってないの!?」と思いきや、甲子園の阪神対中日戦が雨天中止となり、当初そちらを中継予定だったsky・Aが代わりに楽天対ロッテ戦を試合開始から中継してくれました。

仙台での今季の公式戦最終戦。先発は清水直行VS岩隈久志。昨年のマリンでの開幕ゲーム、1対3で敗れイーグルスに球団創設初勝利を献上してしまった試合と同じ組み合わせで始まりました。直行は今日まで対楽天戦は5連勝中であり、また5年連続の二桁勝利がかかっていました。
イーグルスは今日が引退試合である飯田とカツノリがスタメンに名を連ねていました。スタンドにはカツノリのお母さんサッチーの姿もありました。それにしてもカツノリの弱肩はやはり顕著で盗塁阻止率が1割を切ってます。ちょっと草野球なみです。

今日もマリーンズファンでぎっしりと埋まったライトスタンドには“大嶺VS田中 IN 仙台 2007”とか、“石垣→千葉”とか、“俺たちは待ってるぜ”という横断幕も出ていました。ありがたいです。「大嶺クン、これ見てくれてるかなぁ?」「明日のスポーツ紙でこの横断幕の写真掲載してくれないかなぁ」

ロッテ3-1楽天(ニッカン式)

今日で今季も終わりなので最後は少しだけ試合詳細を。
試合は岩隈が右手中指のアクシデントで3回途中西岡に四球を出したところで降板。すると4回表、イーグルス2番手の左腕渡辺からベニーにソロホームランが飛び出しマリーンズが先制します。でもやっぱり基本的には一発ではダメですって。せっかくカツノリの弱肩に付け込んで平下、西岡、青野と3盗塁を決めながらもタイムリーが出ず、なかなか得点に結びつけることが出来ません。すると6回1アウト1、3塁のピンチで山崎武のボテボテのサードゴロで併殺が取れず、ついに1対1の同点とされてしまいます。

7回表、イーグルス4番手の小山からサブローにも第9号ソロが飛び出し2対1と勝ち越し。再び直行の10勝目の可能性が復活します。しかしこれもやっぱりランナーを貯めてからのタイムリーではなくソロホームランでの得点でした。
9回表、ヒットのベニーの代走で出場の根元が2盗、3盗を決めて、サブローのサードゴロ併殺崩れの間に根元がホームインして3対1の2点差とします。その後サブローも2盗を決めて結局今日は盗塁を6回試みてすべて成功させました。

直行は結局9回8安打完投で見事に今季10勝目をゲット!最後まで非常に丁寧なピッチングだったと思います。
結局最後までタイムリーは出ませんでしたが、ベニーとサブローのホームランは今季限りで退団するロブソンコーチへのいい恩返しになったのではないかと思います。

試合後には今季限りでの引退が決まっているカツノリと飯田の引退セレモニーがありました。特に飯田は試合終盤から、もうずうっと涙を流していました。やっぱりこれにはどことなく淋しさを感じ、自分も涙を誘われます。
飯田哲也選手、カツノリ選手、本当にお疲れさまでした。

でもこういったセレモニーや引退試合が出来るのは、球界全体で見ればごく一握りの選手のみですから、やっぱり幸せなことでもあると思います。マリーンズもおそらく週明けには戦力外通告があると思われます。


千葉ロッテマリーンズ
136試合 65勝 70敗 1分で今シーズン終了です。
もちろんこちらも本当にお疲れ様でした!