いやー10月ですね~!
プロ野球ですね~!
「中日ドラゴンズ、セ・リーグ制覇おめでとうございます!」
以下の文章で誤解を招きたくないので、まず申し上げておきますが、少なくとも私は嘘偽りなくそういう気持ちでおります。
2004年シーズンから中日の指揮を執る落合監督。まず現役の時も,私は好きな選手の1人でした。そして監督就任一年目の04年にいきなり優勝して、去年は2位、今年また2年ぶりの優勝ですから、監督としての手腕も間違いないと認めるべきだと思います。選手からの信頼の厚さも試合を観ていれば容易に伝わってきます。(中日の試合あんまり観てないですが・・・)もちろんファンからの支持も相応のものがあるのだと思います。
でも大のマスコミ嫌いであり、周囲に敵が多いというイメージが依然私には強くあります。記者に試合について聞かれても「見てたんだからわかるだろ」。まず「勝つためにはマスコミなんかいらない」と考えているみたいですよね。親会社の中日新聞や系列のトーチュウ(東京中日スポーツ)の記者に対しても同様のスタンスで接しているそうじゃないですか。それが果たして良いことなのかは分かりません。でも私が一サラリーマンゆえの感想なのかも知れませんが、やっぱりある意味凄いことだと思います。コーチ人事などにも親会社の意向なんかはいっさい受け入れずにいわゆる「オレ流」を貫くという徹底ぶりです。
今日の試合後の優勝監督インタビューでは、さすがに感極まって涙を流しながらインタビュアーに対して正直な気持ちが感じられる受け答えをしていましたが、ふだんは「勝ちゃあいいんだろ」、とにかくそれだけという印象が私には強いです。でもそれでも優勝という結果を残して周囲を黙らせる、「勝って結果を残して黙らせる」のですから、やっぱりかっこいいと思います。
例えば我がマリーンズのバレンタイン監督、今年の目標はサインを50万回すること、球場で試合前にチャチャダンスを踊ってみせたり、風船ガム膨らまし大会に参加したり、その他お馴染みの球場外でのパフォーマンス。誰もが認めるファンサービス精神旺盛な指揮官です。もはや球団の、いやロッテ本社の広告塔の役割までも果たしているボビーが私は大好きですし、もちろん信頼もしています。
でもそんなバレンタイン監督とは相対するイズムを持っている落合監督にも私はどことなく魅かれる部分があるんです。今年シーズン4位に終ったマリーンズのバレンタイン監督はじめ、阪神の岡田監督、パ・リーグ一位通過の日ハムのヒルマン監督なんかはすでに来季も続投を明言する報道がされています。セ・リーグ4位の巨人原監督でさえも続投が確実です。ですが、今日セ・リーグ優勝を果たした落合監督って今年がたしか3年契約の3年目のはずです。それでも続投の明言をいまだに聞かなくないですか。やっぱり少なからずも中日内部には落合監督に対する不協和音があるんだろうと察してしまいます。でもさすがに中日のフロントも優勝監督を更迭することは出来ないでしょう。
とにかく、日本シリーズでも全国のプロ野球ファンがぞくぞくする熱い熱い試合を期待しております。そして来年の日本シリーズは「ボビー流VSオレ流」です。いやいや、本当はマリーンズ対ベイスターズの東京湾岸シリーズの方がいいんですが・・・(笑)
結局今日も何が言いたいのかさっぱり分からない乱筆悪文になってしまいましたが、最後まで一読いただきありがとうございました。