鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

ファイターズ 25年ぶりパ・リーグ制覇

2006-10-12 | 日記その他雑記とか

札幌で決めちゃいましたね!
しかもサヨナラ勝ちで決めるとは!
昨日も今日もファイターズ、ホークスの素晴らしいチーム同士の本当に素晴らしい試合だったと思います。

日本ハム3-1ソフトバンク(ニッカン式)

日本ハム1-0ソフトバンク(ニッカン式)


「北海道日本ハムファイターズ 優勝おめでとうございます!」

個人的にはファイターズ応援でしたが、2試合ともロースコアの手に汗握る投手戦。プロ野球の10月を草葉の陰から堪能させていただきました。スポーツって最後は必ず勝者と敗者に二分されてしまう訳ですが、ファイターズに勝って欲しいと思いつつもホークスにも負けて欲しくない。そんな感情を終始持ちながら観戦していました。

ホークスのエース斉藤和己、さすがにちょっと気の毒だなぁ・・・。
今日の試合、最後の最後にマウンドで泣き崩れうずくまるホークスの大エースの姿にはさすがに心を打たれました。このプレーオフで2試合投げて援護0点でしょ。そして失点はたったの2。16回2/3でたったの2失点ですよ。2失点で0勝2敗ですよ。しかも今日は中4日での志願の登板でしょう。野球の神様はなんて惨い仕打ちをするのでしょうとちょっと考えずにはいられません。今日のこの好ゲームのいちばんの主役は勝者のファイターズの選手ではなく、実はホークスの斉藤和己だったとさえ思えてしまいます。胴上げ阻止がお家芸のマリーンズにもさすがにこれほどのピッチャーはいなかったはず。これはもううちも、晋吾見殺しだとか直行見殺しだなんて言ってられないかもしれないなぁ。

それにしてもファイターズは実にいいチームになりましたね!
近年は“ビッグバン打線”の名のとおり、とかく打力ばかりがクローズアップされ守備力、投手力は弱いという評価ばかりでしたよね。しかし今日と昨日の試合で改めて感じましたが、今年のファイターズにはそんな感想は少しもありません。やっぱり野球は投手を中心とした守備力が大きくものを言うんだなと素人目にもつくづく感じました。特に森本、新庄、稲葉の外野手3人は肩、足、一歩目のスタートがともに完璧。森本の守備機会を見ていても「これがフランコだったら確実にヒットだろうな・・・。」「シングルヒットもツーベースだろうな・・・」と思ってしまうマリーンズファンもおそらく少なくないのではないでしょうか。
先発したダルビッシュと八木に対してもお見事としか言いようがないです。
よくもこの若さでこの大舞台でここまでのピッチングが出来るものです。しかもなんだか楽しそうに投げているような印象さえ持ちました。それに舞台が大声援の後押しがある本拠地札幌ドームとはいえ、ピッチャーだけでなくファイターズの選手全員がすごく楽しそうにリラックスして野球をしていましたよね。


21日からは中日ドラゴンズとの日本シリーズです。
出来れば第7戦までもつれてもらって、ハイレベルな野球の真剣勝負を少しでも長く見させていただきたいものです。
こちらもやっぱりファイターズ贔屓で見させていただきます。
そして日本一、アジアチャンピオンまで一気に上りつめちゃってください!