「なんだよぉー!?今日はマリーンズ戦の中継をどこもやってないの!?」と思いきや、甲子園の阪神対中日戦が雨天中止となり、当初そちらを中継予定だったsky・Aが代わりに楽天対ロッテ戦を試合開始から中継してくれました。
仙台での今季の公式戦最終戦。先発は清水直行VS岩隈久志。昨年のマリンでの開幕ゲーム、1対3で敗れイーグルスに球団創設初勝利を献上してしまった試合と同じ組み合わせで始まりました。直行は今日まで対楽天戦は5連勝中であり、また5年連続の二桁勝利がかかっていました。
イーグルスは今日が引退試合である飯田とカツノリがスタメンに名を連ねていました。スタンドにはカツノリのお母さんサッチーの姿もありました。それにしてもカツノリの弱肩はやはり顕著で盗塁阻止率が1割を切ってます。ちょっと草野球なみです。
今日もマリーンズファンでぎっしりと埋まったライトスタンドには“大嶺VS田中 IN 仙台 2007”とか、“石垣→千葉”とか、“俺たちは待ってるぜ”という横断幕も出ていました。ありがたいです。「大嶺クン、これ見てくれてるかなぁ?」「明日のスポーツ紙でこの横断幕の写真掲載してくれないかなぁ」
今日で今季も終わりなので最後は少しだけ試合詳細を。
試合は岩隈が右手中指のアクシデントで3回途中西岡に四球を出したところで降板。すると4回表、イーグルス2番手の左腕渡辺からベニーにソロホームランが飛び出しマリーンズが先制します。でもやっぱり基本的には一発ではダメですって。せっかくカツノリの弱肩に付け込んで平下、西岡、青野と3盗塁を決めながらもタイムリーが出ず、なかなか得点に結びつけることが出来ません。すると6回1アウト1、3塁のピンチで山崎武のボテボテのサードゴロで併殺が取れず、ついに1対1の同点とされてしまいます。
7回表、イーグルス4番手の小山からサブローにも第9号ソロが飛び出し2対1と勝ち越し。再び直行の10勝目の可能性が復活します。しかしこれもやっぱりランナーを貯めてからのタイムリーではなくソロホームランでの得点でした。
9回表、ヒットのベニーの代走で出場の根元が2盗、3盗を決めて、サブローのサードゴロ併殺崩れの間に根元がホームインして3対1の2点差とします。その後サブローも2盗を決めて結局今日は盗塁を6回試みてすべて成功させました。
直行は結局9回8安打完投で見事に今季10勝目をゲット!最後まで非常に丁寧なピッチングだったと思います。
結局最後までタイムリーは出ませんでしたが、ベニーとサブローのホームランは今季限りで退団するロブソンコーチへのいい恩返しになったのではないかと思います。
試合後には今季限りでの引退が決まっているカツノリと飯田の引退セレモニーがありました。特に飯田は試合終盤から、もうずうっと涙を流していました。やっぱりこれにはどことなく淋しさを感じ、自分も涙を誘われます。
飯田哲也選手、カツノリ選手、本当にお疲れさまでした。
でもこういったセレモニーや引退試合が出来るのは、球界全体で見ればごく一握りの選手のみですから、やっぱり幸せなことでもあると思います。マリーンズもおそらく週明けには戦力外通告があると思われます。
千葉ロッテマリーンズ
136試合 65勝 70敗 1分で今シーズン終了です。
もちろんこちらも本当にお疲れ様でした!
ご両人には「お疲れ様」と言いたいですね。
飯田が試合前の守備練習で、外野フェンスをよじ登る練習をしていたのは(しかもハマスタ)、今でも強烈な印象として残ってます。
カツノリは4球団中3球団が野村監督だったとは言え、11年間やれたのは立派です。ただ、最後の花束贈呈で、母親がスタンドに手を振っていたのが、感慨をブチ壊した感じです。
mapさんこんばんはー。
サッチーまでグランドに登場しなくてもですよね。
たしか派手なピンクのジャケットを着ていたと思います。
あ~シーズン終っちゃいましたねえ・・・。
やはり淋しいです。