前編からちょっと間隔が開いてしまいましたが旭山動物園の後編です。
最近気がついたのですが公式ホームページがリニューアルされたようです!
ちなみに北海道周遊記の目次はコチラの記事にあります。
しつこいようですが、この旭山動物園は日本を代表する動物園であることに間違いないです。実は私も以前は動物園てあまり好きではありませんでした。水族館は嫌いではないのですが動物園って特に夏場に行くと、動物たちのフンの臭いがきついというイメージがありました。しかしそいういう点では、ここ旭山動物園は北海道という夏でも涼しい土地がらも功を奏しているのではないかと思います。そして私もそうでしたが基本的には「動物は野生がいちばん!」って考える方も少なくないと思います。しかしそうした中でもここ旭山動物園は、少しでも野生の姿に近い形で動物たちをお客さんに見てもらおうという創意工夫、アイデア、そして他の動物園には決して負けない動物たちへの限りない愛情や感謝の気持ちを感じたのです。
まあ私の自論、能書きはこの辺にしといて、今回も撮ってきた写真をご覧下さい。
トラッキーじゃありません。日陰で昼寝中のトラです。トラを含めてもうじゅう館の動物たちは基本的にはたいがいが夜行性なんですよね。よって昼間はほとんどの動物が寝ていました・・・。
アムールヒョウは何やらオリの中をぐるぐると歩き回っていました。
一部の女性が好むヒョウ柄の毛皮ってこれ!?
旭山動物園のホームページによると、アムールヒョウも先月一頭が亡くなってしまったようです。21歳という大往生だったようです。
エゾシカです。ちなみに知床なんかでは野生のエゾシカを数多く見られます。
さて、ここからはオランウータンのもぐもぐタイムの模様です。これがまたえらい盛況ぶりでした。オランウータンのもぐもぐタイムでは器用に綱を渡ってこの空中放飼場に置かれたバナナを取りに行く姿を見せてくれます。
お客がたくさん集まって来たところで、オランウータンの飼育係の方の説明が始まりました。この飼育係の方がまた喋りが分かりやすくて、上手に笑いをとるんですよねえ。とっても面白かったです。そしてこの施設を作った情熱みたいなものを感じました。そしてやっぱりその説明の中にもオランウータンへの愛情、感謝の気持ちみたいなものをすごく感じたんですよねえ。
餌であるバナナを置いてもはじめのうちはなかなか重い腰を上げなかったオランウータンですが、飼育係の方が独特なやり方で「ほれっ!」と促すと、やがて非常にゆっくりと塔を登り始めました。
まずは頂上まで上って、向こうにある空中放飼場にあるバナナへと向かいます。
飼育係の方も仰ってましたが、何だかボロ雑巾みたいです。しかしこれがまた器用に渡るんですよねえ。集まったたくさんの客から大きな歓声が沸いていました。
ゆっくりと綱を渡り、バナナが置かれた塔の頂上までたどり着きました。
そして無事にバナナをゲット!この大観衆にもすっかり慣れている様子でした。説明によるとオランウータンは水が大の苦手なんだそうです。バナナが置かれていた塔の下には水が貯めてあるために、またすぐに来た綱を渡って戻るしかないのです。とにかくこの綱渡りは何度見ても飽きない光景でした。必見です!
以上、旭山動物園レポートでした!