鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

(19)旭山動物園を訪問(前編)

2007-08-13 | 日記その他雑記とか

お盆過ぎまでには書き上げようと予定してはじめた北海道周遊記。

以外にも何だか予定通りです。ちなみに目次はコチラの記事にあります。


7月11日(水) あの有名な旭山動物園へ行って来ました。今やここは日本中の動物園の中でもっとも有名な動物園なのではないでしょうか。私が利用した旅行代理店の方も言っていましたか、北海道への旅行者の三分の一から半数くらいの方が、ここへ立ち寄るんだそうです。外国からの来場者も多く見かけました。きっと旭川市にもたらす経済効果たるや相当のものなのでしょうね。

この旭山動物園では大量の写真を撮ってきました。とても1回では紹介しきれないので、前編と後編の2回に分けて紹介したいと思います。


この日はいよいよ5年ぶりの北海道を後にして千葉へと帰る日でした。新千歳空港発の帰りの飛行機も比較的早い便だったので、ちょっと駆け足気味で園内を回りました。そしてまず驚いたのが平日とは思えない混雑ぶり。私の予想をはるかに超える予想以上の人気ぶりでした。こりゃあ土日はどんな状況になっているんだろうとも考えてしまいました。少なくとも自分はここへ土日に行ってみたいとは思いません。お勧めも出来ません。でも幸い一通りの動物たちを見ることが出来ましたし、行ってみて本当に良かったとも思っています。 



旭川市内を流れる石狩川です。



旭山動物園の園内の様子です。旭山動物園は旭川市の東の外れの丘陵地帯にあります。私は西側の正門ではなく丘の上の東門から入場しました。



飼育係の人がそれぞれの動物に餌を与える“もぐもぐタイム”という時間が設定されていて、要するにその時間、もぐもぐタイムの時間帯にその動物の見学者が集中するのです。次回の後編で紹介しますが、オランウータンのもぐもぐタイムなんてちょっとしたサーカスショーのような集客ぶりでした。


 
カピバラです。何だか眠そうです。 
園内各所にあるこの手書きの説明板がまたいいんですよねえ。



サイも昼寝でしょうか。



モモイロペリカン



アメキリン



フラミンゴ



カルガモって歩くスピードがかなり速い!



これがまた混んでるんだなあ~。案内板は様々な言語で書かれていました。



ペンギンたちが水の中を飛ぶように泳いでいる姿を見れるトンネルなのですが、混雑していて、係りの方が終始「立ち止まらずにお進みくださーい!」と叫んでいました。


 


ペンギンのもぐもぐタイムはこの通りの大混雑でした。



色々な種類のペンギンがいました。



水中を泳ぐホッキョクグマです。私が行った時には2頭のホッキョクグマがいたのですが、先日の新聞の記事によると、そのうちの1頭が死んでしまったみたいです。



気持ち良さそうに泳ぐアザラシです。あざらし館にあるあの円柱状の水槽の周りは大混雑していてカメラに収めることは出来ませんでした。


この旭山動物園、以前は来場者数がかなり落ち込み、閉園の危機にも立たされていたんですよね。でも今や連日の大盛況。様々なメディアにも取り上げられ、連日のように日本全国の動物園関係者が視察に訪れるまでになりました。動物たちそれぞれの持つ様々な特性を如何にして来場者に見てもらうかという視点で再建に乗り出し、様々な工夫をこらして今日の大成功を収めた旭山動物園。私にもそれは園内の各所でじゅうぶんに感じることが出来ました。しかしそれよりも何よりも感じたことは、そこで働く人たち、飼育係の方々の動物たちへの大いなる愛情でした。その動物たちへの愛情の延長を実際に形にしたのが今の旭山動物園の姿であり、それが大成功へと繋がったのだと思いました。

旭山動物園は今でも発展途上です。まだ園内では更なる大工事が行われていました。現状に満足せずに更なる努力を続けています。私も機会があればまた訪れてみたいと思います。

とりあえず旭山動物園の前編は終わりです。
後編ではまた違った動物たちを紹介いたします。