毎年8月15日、お盆ということで、親族が本家である我が家に集まります。
休日でも平日でも毎年同じ日なので、今年は仕事のため途中参加となりました
お昼過ぎからバラバラと集まり始め、宴会をしながら高校野球を見て、
夕方になったら盆提灯を下げてお墓へご先祖様を送っていき、夜にお開き。
これがいつものパターンです。
会社を定時であがらせてもらい、急いで帰宅するともう宴もたけなわ状態。
帰宅して30分ほどで解散となり、甥・姪と少し遊んで、家まで送っていきました。
お盆と正月にこの親族集会があるのですが、すべて母一人で準備しているので、
いつも大変そうだなぁと思いつつ、手出しをしても邪魔になるだけなので、
片付けを手伝っています
ご先祖様をお墓に送りにいけなかったので、お仏壇にお線香をあげました。
毎日幸せに暮らせているのも、ご先祖様が見守っていてくれるおかげです。
一応、江戸初期から続く家系らしく、どれほどの数のご先祖様がいるやら・・・
ありがたやありがたや
休日でも平日でも毎年同じ日なので、今年は仕事のため途中参加となりました

お昼過ぎからバラバラと集まり始め、宴会をしながら高校野球を見て、
夕方になったら盆提灯を下げてお墓へご先祖様を送っていき、夜にお開き。
これがいつものパターンです。
会社を定時であがらせてもらい、急いで帰宅するともう宴もたけなわ状態。
帰宅して30分ほどで解散となり、甥・姪と少し遊んで、家まで送っていきました。
お盆と正月にこの親族集会があるのですが、すべて母一人で準備しているので、
いつも大変そうだなぁと思いつつ、手出しをしても邪魔になるだけなので、
片付けを手伝っています

ご先祖様をお墓に送りにいけなかったので、お仏壇にお線香をあげました。
毎日幸せに暮らせているのも、ご先祖様が見守っていてくれるおかげです。
一応、江戸初期から続く家系らしく、どれほどの数のご先祖様がいるやら・・・

ありがたやありがたや

いよいよやってきました、浴衣浚い本番
朝8時に家を出て、余裕を持って会場入りをしました。

到着するとまず、「本日はおめでとうございます。よろしくお願い致します」と、
楽屋にてお一人お一人にご挨拶をします。

お師匠さんの楽屋には涼しげなのれんが掛けられます。
お名取のお兄さん・お姉さん方がご祝儀をお渡しした後、一人ずつご挨拶に伺います。


舞台へ移動し、花道や舞台上で自分の立ち位置や距離を確認し、
お師匠さんからいくつかアドバイスをうける「居所合わせ」を行います。
この作業が非常に重要で、皆さんとても真剣に取り組んでいらっしゃいました。

この劇場はきちんと花道が設けられ、すっぽんも使うことができます。
私もいずれすっぽんを使う演目を踊ってみたいです。
ただ、そうなると人間ではない役なんですけどねぇ・・・

浴衣浚いはお化粧は自分ですが、結髪と着付けは専門の方にお願いします。
今回は新鹿の子という可愛らしい演目なので、新日本髪に結って頂きました。
涼しげな水色の糸巻きの簪と、団扇の豆簪を飾りました

浴衣を着付けてもらって、娘の出来上がり
結髪も着付けも終わるとテンションも上ってきます。
そしていよいよ自分の番。
花道の裏で待機している間、緊張でどんどん手が震えてくるのがわかります。
パートナーの子と励ましあいながら、太鼓の音を聴いていました。
三味線の音が聞こえ始め、花道の揚幕が「シャンッ
」と音を立てて開きます。
上手側で踊る私が先に絹傘を手に花道に出て、パートナーの子が後に続きます。
そこからはもう無我夢中。
お稽古場とはまったく違う舞台の床はとても滑りやすく、苦戦しながらも踊ります。
花道での踊りを終え舞台へ移り、手踊り、毬唄、振出笠、女持ちの扇子・・・
生演奏ならではの間のずれと緊張もあり、お稽古どおりに踊ることはできず、
いくつか失敗もありましたが、なんとか無事に踊りきる事ができました。
終わった瞬間の達成感と高揚感は、言葉では言い表せません。
一度舞台に立ったらやめられないというのは、本当にその通りだと思いました。
失敗はありましたし、まだまだ上手な訳でもなく、経験年数並の踊りだったものの、
自分なりに最大限のお稽古をした結果なので、精一杯やり切った感覚があり、
悔いは一切ありません。
歌舞伎座などで「よっ
成田屋
」などの声をかける人を大向うといいますが、
今日は朝から大向うさんが来ていて、私の演目でも名前を声かけてくれました。
誰が呼んだわけでもないのですが、うちの浴衣浚いを気に入ってくださっていて、
毎回来てくださっているようです。
踊っている時に声がかかるというのは、なんだか誇らしくて嬉しいものです

楽屋に戻ると家族や友人や同僚が来てくれていて、たくさんの花束を頂きました。
素人の踊りを見る為に時間と電車賃を使って来てくださり、本当に嬉しかったです
皆さんに心からお礼をお伝えし、まきものをお渡ししました。
自分の番がおわるとホッとして、どっと疲れが出てきました。
ご飯を食べたり少し休憩をして、お姉さんお兄さん方の踊りを見に客席へ。
お名取の皆さんの踊りはキレがあって美しく、勉強になる事がたくさんありました。

そんなこんなで夜8時。
いよいよ最後の演目、お師匠さん方プロの舞踊家による「太刀盗人」が始まります。
幕が上った瞬間出てきたのは、立派な松羽目とその前に座る大人数の地方さん。
四挺四枚、とっても豪華です
太刀盗人はとても面白い演目で、それをお師匠さん方がお仲間で演じるので、
息もぴったりと合って、かと思えば舞踊部分は素晴らしく、とても素敵な演目でした
パートナーの子はもう1つ別の演目に出たのですが、感動するほどにとても上手で、
そんな子と一緒の舞台に立てたことを誇らしく思いました。
彼女のように上手に踊れるようになったら、どんなに幸せだろう・・・・
大量のお花とプレゼントを抱え、帰宅したのが夜10時。
とても疲れましたが本当に楽しい一日で、日舞への思いは更に強くなりました。
もっとたくさんお稽古して、もっともっと上手になって、いつか絶対にもう一度、
今回のパートナーと一緒の舞台に立ちたいです。
*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*
今回、現在のパートナーと組むことになったのが4月。
それまでに覚えた振りを全て忘れ、全く違う振りを一から入れなおしました。
仕事でなかなかお稽古にいけない4・5月に焦り、6月からは週2回のお稽古に。
春から仕事&お稽古で全力疾走でここまで来ました。
夜遅くにお稽古場に着く私を笑顔で待っていてくれたパートナーの子。
夜中からのお稽古でも、いやな顔一つせずしっかり指導してくださるお師匠さん。
お稽古翌日、眠そうな顔をしていると心配してくれる上司。
何時に帰ってくるのかわからない状況でも、夕飯を用意してくれる家族。
仕事とお稽古で精一杯で何もしてあげられないのに、応援して支えてくれる人。
この4ヶ月を乗り越えられたのは、ひとえに周りの皆さんのおかげです。
私一人では今日という日を迎えることはできませんでした。
支えてくれた全ての人達に、心からの感謝を。
本当にありがとうございました。

朝8時に家を出て、余裕を持って会場入りをしました。

到着するとまず、「本日はおめでとうございます。よろしくお願い致します」と、
楽屋にてお一人お一人にご挨拶をします。

お師匠さんの楽屋には涼しげなのれんが掛けられます。
お名取のお兄さん・お姉さん方がご祝儀をお渡しした後、一人ずつご挨拶に伺います。


舞台へ移動し、花道や舞台上で自分の立ち位置や距離を確認し、
お師匠さんからいくつかアドバイスをうける「居所合わせ」を行います。
この作業が非常に重要で、皆さんとても真剣に取り組んでいらっしゃいました。

この劇場はきちんと花道が設けられ、すっぽんも使うことができます。
私もいずれすっぽんを使う演目を踊ってみたいです。
ただ、そうなると人間ではない役なんですけどねぇ・・・


浴衣浚いはお化粧は自分ですが、結髪と着付けは専門の方にお願いします。
今回は新鹿の子という可愛らしい演目なので、新日本髪に結って頂きました。
涼しげな水色の糸巻きの簪と、団扇の豆簪を飾りました


浴衣を着付けてもらって、娘の出来上がり

結髪も着付けも終わるとテンションも上ってきます。
そしていよいよ自分の番。
花道の裏で待機している間、緊張でどんどん手が震えてくるのがわかります。
パートナーの子と励ましあいながら、太鼓の音を聴いていました。
三味線の音が聞こえ始め、花道の揚幕が「シャンッ

上手側で踊る私が先に絹傘を手に花道に出て、パートナーの子が後に続きます。
そこからはもう無我夢中。
お稽古場とはまったく違う舞台の床はとても滑りやすく、苦戦しながらも踊ります。
花道での踊りを終え舞台へ移り、手踊り、毬唄、振出笠、女持ちの扇子・・・
生演奏ならではの間のずれと緊張もあり、お稽古どおりに踊ることはできず、
いくつか失敗もありましたが、なんとか無事に踊りきる事ができました。
終わった瞬間の達成感と高揚感は、言葉では言い表せません。
一度舞台に立ったらやめられないというのは、本当にその通りだと思いました。
失敗はありましたし、まだまだ上手な訳でもなく、経験年数並の踊りだったものの、
自分なりに最大限のお稽古をした結果なので、精一杯やり切った感覚があり、
悔いは一切ありません。
歌舞伎座などで「よっ


今日は朝から大向うさんが来ていて、私の演目でも名前を声かけてくれました。
誰が呼んだわけでもないのですが、うちの浴衣浚いを気に入ってくださっていて、
毎回来てくださっているようです。
踊っている時に声がかかるというのは、なんだか誇らしくて嬉しいものです


楽屋に戻ると家族や友人や同僚が来てくれていて、たくさんの花束を頂きました。
素人の踊りを見る為に時間と電車賃を使って来てくださり、本当に嬉しかったです

皆さんに心からお礼をお伝えし、まきものをお渡ししました。
自分の番がおわるとホッとして、どっと疲れが出てきました。
ご飯を食べたり少し休憩をして、お姉さんお兄さん方の踊りを見に客席へ。
お名取の皆さんの踊りはキレがあって美しく、勉強になる事がたくさんありました。

そんなこんなで夜8時。
いよいよ最後の演目、お師匠さん方プロの舞踊家による「太刀盗人」が始まります。
幕が上った瞬間出てきたのは、立派な松羽目とその前に座る大人数の地方さん。
四挺四枚、とっても豪華です

太刀盗人はとても面白い演目で、それをお師匠さん方がお仲間で演じるので、
息もぴったりと合って、かと思えば舞踊部分は素晴らしく、とても素敵な演目でした

パートナーの子はもう1つ別の演目に出たのですが、感動するほどにとても上手で、
そんな子と一緒の舞台に立てたことを誇らしく思いました。
彼女のように上手に踊れるようになったら、どんなに幸せだろう・・・・
大量のお花とプレゼントを抱え、帰宅したのが夜10時。
とても疲れましたが本当に楽しい一日で、日舞への思いは更に強くなりました。
もっとたくさんお稽古して、もっともっと上手になって、いつか絶対にもう一度、
今回のパートナーと一緒の舞台に立ちたいです。
*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*
今回、現在のパートナーと組むことになったのが4月。
それまでに覚えた振りを全て忘れ、全く違う振りを一から入れなおしました。
仕事でなかなかお稽古にいけない4・5月に焦り、6月からは週2回のお稽古に。
春から仕事&お稽古で全力疾走でここまで来ました。
夜遅くにお稽古場に着く私を笑顔で待っていてくれたパートナーの子。
夜中からのお稽古でも、いやな顔一つせずしっかり指導してくださるお師匠さん。
お稽古翌日、眠そうな顔をしていると心配してくれる上司。
何時に帰ってくるのかわからない状況でも、夕飯を用意してくれる家族。
仕事とお稽古で精一杯で何もしてあげられないのに、応援して支えてくれる人。
この4ヶ月を乗り越えられたのは、ひとえに周りの皆さんのおかげです。
私一人では今日という日を迎えることはできませんでした。
支えてくれた全ての人達に、心からの感謝を。
本当にありがとうございました。
昨夜も夜中からお稽古に行き、帰宅したのが3時・・・
お師匠さんにもパートナーの子にも、だいぶ無理をさせてしまいました
「顔も疲れているし、動きも鈍くなってるね。明日はゆっくり休んで」とお師匠さんに
言われたので、今日は茶道のお稽古をお休みする事にしました。
午前中はできる限り眠って、お昼から明日の準備に取り掛かります。
忘れ物がないか確認をして、スーツケースに必要なものをすべて詰め込みました。
あとは疲れが出ない程度に振りを浚って、夕方からはまったり過ごしました。
夕方テレビを見ていたら、別誂えをお願いしていた単衣の訪問着が届きました。
8月中旬には手元に欲しいとお願いしたら、超特急で仕立ててくださったようです

こちらは呉服屋さんが送ってくださった画像です。
とても綺麗な地色、花の色使いも可愛らしく、しばらく見とれてしまいました。
繊細に描かれた花の色は明るい地色に良く映え、単衣らしく銀色の流水も涼しげに、
花筏の金疋田の金彩もとても素晴らしく、ため息が出るほど感動してしまいました
特に友禅は多種類の花をリクエストしたにも関わらず、全体のバランスがとれるよう、
かつ華やかさのある色合いで丁寧に彩色され、まるで一幅の絵のようで圧巻です






頭の中でぼんやりと描いていた「流水に夏~秋の花を集めた花筏」という図案が、
こんなにも素晴らしい着物として実現した事に、驚きを隠せません。
これも皆、作業に携わってくださった職人の皆様のおかげです。
特に友禅の職人さんには何度もご相談させて頂き、大変感謝しています


撫子・紫陽花・芙蓉・菖蒲・菊に萩・朝顔・桔梗などの花が描かれています。
メインとなる花筏の彩色は可愛らしく鮮やかに、金彩にも金疋田という技法を用いて、
サブの花筏の白で、彩色はグレーや茶を混ぜた抑えめなものにして頂きました。
お互いがお互いを引き立てあうような色使いになっています

前の左肩部分には可愛らしい色使いの撫子・菊・紫陽花の花筏を配して、
顔周りがパッと明るくなるように配慮してくださったようです。
単衣の訪問着でこれほどまでに柄が多く描かれ、金彩もたっぷりと施されたものは、
今まで見たことがありませんし、呉服屋さんもそうおっしゃっていました。
それでも涼しげな爽やかさを損なわない仕上がりは、さすがですね
またひとつ、お気に入りの着物が増えてとっても嬉しいです
来月の友人の結婚式で着るのが楽しみ

お師匠さんにもパートナーの子にも、だいぶ無理をさせてしまいました

「顔も疲れているし、動きも鈍くなってるね。明日はゆっくり休んで」とお師匠さんに
言われたので、今日は茶道のお稽古をお休みする事にしました。
午前中はできる限り眠って、お昼から明日の準備に取り掛かります。
忘れ物がないか確認をして、スーツケースに必要なものをすべて詰め込みました。
あとは疲れが出ない程度に振りを浚って、夕方からはまったり過ごしました。
夕方テレビを見ていたら、別誂えをお願いしていた単衣の訪問着が届きました。
8月中旬には手元に欲しいとお願いしたら、超特急で仕立ててくださったようです


こちらは呉服屋さんが送ってくださった画像です。
とても綺麗な地色、花の色使いも可愛らしく、しばらく見とれてしまいました。
繊細に描かれた花の色は明るい地色に良く映え、単衣らしく銀色の流水も涼しげに、
花筏の金疋田の金彩もとても素晴らしく、ため息が出るほど感動してしまいました

特に友禅は多種類の花をリクエストしたにも関わらず、全体のバランスがとれるよう、
かつ華やかさのある色合いで丁寧に彩色され、まるで一幅の絵のようで圧巻です







頭の中でぼんやりと描いていた「流水に夏~秋の花を集めた花筏」という図案が、
こんなにも素晴らしい着物として実現した事に、驚きを隠せません。
これも皆、作業に携わってくださった職人の皆様のおかげです。
特に友禅の職人さんには何度もご相談させて頂き、大変感謝しています



撫子・紫陽花・芙蓉・菖蒲・菊に萩・朝顔・桔梗などの花が描かれています。
メインとなる花筏の彩色は可愛らしく鮮やかに、金彩にも金疋田という技法を用いて、
サブの花筏の白で、彩色はグレーや茶を混ぜた抑えめなものにして頂きました。
お互いがお互いを引き立てあうような色使いになっています


前の左肩部分には可愛らしい色使いの撫子・菊・紫陽花の花筏を配して、
顔周りがパッと明るくなるように配慮してくださったようです。
単衣の訪問着でこれほどまでに柄が多く描かれ、金彩もたっぷりと施されたものは、
今まで見たことがありませんし、呉服屋さんもそうおっしゃっていました。
それでも涼しげな爽やかさを損なわない仕上がりは、さすがですね

またひとつ、お気に入りの着物が増えてとっても嬉しいです

来月の友人の結婚式で着るのが楽しみ

日舞のお稽古も大詰めになるとともに、仕事も忙しさのピークを迎えています。
昨日は夜の12時に仕事が終わり、それからお稽古に行きました・・・
待っていてくださるお師匠さん、パートナーの子に感謝感謝です。
明日はいよいよ本番前最後のお稽古。
もうここまで来ると腹をくくるしかありません。
頑張ります
昨日は夜の12時に仕事が終わり、それからお稽古に行きました・・・

待っていてくださるお師匠さん、パートナーの子に感謝感謝です。
明日はいよいよ本番前最後のお稽古。
もうここまで来ると腹をくくるしかありません。
頑張ります
