先日行われた京都・祇園甲部での「温習会」、上七軒での「寿会」に続いて、同じく京都・宮川町でも「みずゑ会」という舞台が始まりました
京都五花街の中では、祇園甲部に続いて2番目に規模の大きい花街である宮川町。お顔立ちの美しい芸舞妓さんが特に多いことでも有名ですね
(写真は報道系サイトからお借りしました)
宮川町は祇園甲部や上七軒と同じく、春に一般向けの学芸会のような位置づけの華やかな踊りの舞台を開催していますが、秋にはお浚い会のような舞台を行います
(写真は報道系サイトからお借りしました)
やはりこちらも祇園甲部と同じく、客席には花街関係者や旦那衆など目の肥えた方々が座られることが多く、演目も古典を基調とした重みのあるものが中心
この「みずゑ会」は昭和29年に始まりましたが一時中断されており、平成18年に復活した舞台です
今年は世の繁栄や天下泰平への祈りをテーマに、10日~13日にかけて1日2公演が行われます
黒紋付姿の芸妓による祝儀曲「寿三番叟」、四季の移ろいに女心を重ねる「雪月花」、舞妓たちによる華やかな「丹頂の鶴」、そして最後は「宮川小唄」で締めくくられるそうです