marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(734回) (その4)持てる者は益々与えられ?

2020-09-13 20:38:27 | 日記

信仰とは対象物が、この3次元の世界にはなく、対象としてのイメージが持ちにくい訳ですから、文化としての形、あるは礼拝の形ということで意識付けをしていくことも重要かもしれません。しかし、世俗化がこれほどまでに進んでしまっている現代は、目で見える対象、耳で聞く事柄からなどは、非常に困難な道のりと言わざるを得ません。形骸化する信仰。自由を獲得したと勘違いした人間が考え方を間違うと次のようになります。**** 自分の国が個人の自由を保障し、社会に迷惑がかからなければいかようなことも許され、なおうまくその地位についたら一攫千金も保障されているとします。華やかなりしアメリカンドリームの自動車産業界のトップについたとします。当然高給です。小生と同じ年齢のカルロス・ゴーン氏は給与が数億とか。会社の作業員は毎日、同じ作業を正しくお来なうことが決められています。わたしたち作業員側の待遇も当然良くしようではないかと労働組合が力を持って会社に要求を迫ってきます。上層部の考える将来における企業展開では、世界に販路を拡大するために策を考えます。しかし、作業員は、労組が強くなり要求を飲まないと体たらくに仕事をやります。当然、品質は下がります。知人に三菱自動車の営業マンがいたが、クライスラーと提携していた頃、向こうの自動車の品質はひどいものだったとと、ドアの間から食いかけのサンドイッチが出てきたとか、ボンネットの裏の溶接が粗雑で指を切ったとかなど、嘘のような話があったとのことでした。そうして、労組は抵抗して上層部に要求を飲ませる行動をする。労働組合の抵抗のアメリカの映画もありましたが、当時、内情が分からなかったので、どういう意味でこの映画が作られたのかな と思ったものでした。実話でした。どこの国も自国の悪いところは外には出さないものです。とくに楽しくないものは、まして政治にかかわるようなことは他国の思慮する事柄ではないとなる。アメリカン・ドリームの華やかなもとで、現実はいずこも同じ欲求の見難い戦いです。当時から内情はそういう状況を抱え病んでいたのです。・・・続く



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