marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(547回)(4)K・ゴーンさんの弁護士さんへ

2019-03-11 18:53:47 | 日記
 神の言葉、聖書は 3800億冊以上出版され、2770言語に翻訳だとか。まさに世界のベストセラーです。しかし、多くの者はまともに自分の言葉として読んでいないと思われる。読んでもよう分からんから・・・。というのは、先理解された事柄が、前提として知識として無ければ、何の事やらの書物ではある。

◆・・・が、しかし、彼のご先祖様が伝来の知識として体得されて、それで生きた来たとなれば、改めて言葉にしなくてもDNAの片鱗に埋め込まれていると僕は思う。で、彼のご先祖様のブラジル以前の国はあの旧約、新約聖書の場所であった。僕が思うに彼の思考プロセスは、極めてヘブライズムが底辺となっている。だから、あまり合理的過ぎる欧米にはお金はばら撒いていないでしょう。トップにたってのお金もクロスファンクショナルに処理しようとしたのだあろうと。いい意味での野心家、冒険家、挑戦を常に好む、ピンチはチャンスと、粘り強く諦めない、分析し入りと出では、何を優先、何を減らすか・・・。

◆この国の村感情、しがらみ世界に来訪神として現れた。この国の人民は黒船に弱い、というか外来からの第三者的目線で改革を起こすことは極めて困難なのだった。少なくとも日産には。

   
 

 時代を感じ取り、ブラジルに渡り、更に若き頃、カトリック神父の教えに影響を受けたことは、先に書いた。すでに先祖伝来の旧約からは脱出していたのだ。彼の伝記ともいえる本のさらなる続きを書いて欲しいものだ。自分は無罪と言っているだから、どうか弁護士さん その後の伝記を書かせて欲しい

◆この本の中でなぜ、日産が当時完全アウトだったのかは、結論から言えば、待ちの姿勢の稲作人種の村意識が強かったのだ。同じ農耕ベースでの意識が共有化されていた時代の二宮尊徳のような人が現れても、すでにでかい組織が存在していて依存気質のあった横のつながりには、来訪神がいつもこの国には必要なのだろう。現代で言えば京セラの稲盛さんあたりが必要だったか、でも、彼は自分で立ち上げた会社でしたからね。しかし、目覚めたこの国の民族の気質は結局優秀だったのだよ。本当に。カリスマ依存も気がつけばフランス、ルーノー傘下かよ、俺たちの方が稼いでいるのにと窮鼠猫をかむでクーデターか。

◆彼の世界中を視野に入れているのは、僕にとってはやはり現存する異界から介入する旧約の神が彼の思考にはあるのだろうと。とすれば無論、サタンも顔を出しているということだ。彼は、自分の行ったことは、当時の日産組織が承認しているではないか、ということで正当化するのだろうか。

◆ごたごた書いたが、僕の「善悪の判断とは」、「組織とはなにか責任とはなにか」を1954年生まれの彼の事件からいろいろか考えさせられているのである。・・・