記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

7月11日早朝、博多祇園山笠「西流」朝山の記録撮影

2015年07月12日 03時47分26秒 | 福博まちの記憶

7月11日早朝、博多祇園山笠「四番山笠・西流」朝山の記録撮影を無事終了。朝5時の舁き出しですが、4時過ぎには山小屋へ。

この日だけは子供たちが大人に混ざって台上がり、笑顔振りまき疾走します。他の流とニアミス多しも撮影する余力なしで残念…。この日、綱場町界隈に見学に来る人は通なんでしょうね、西流・恵比須流・土居流が入り組むニアミス最重要地点、前も後ろも傍も山笠が動き、見ている方がホントそわそわしてます(笑)

ちなみに、本日西流櫛田入りまでの表台上がり中央の西村副総務の本業は新聞販売店。トム・プロジェクト岡田代表の実体験をもとにした名作舞台「エル・スール~我が心の博多、そして西鉄ライオンズ」で主人公・キヨシ少年が実際に務めた新聞販売店というのは豆知識です。作・演出はドラマ「めんたいぴりり」脚本で一般にもお馴染みとなった東憲司さん…エル・スールもぜひ映画化実現してほしい!

早朝は光量が少なく、追い山笠本番と違って照明もないので写真は流し撮り。舁き手に負担与えないよう、フラッシュは基本的に使いません。

朝山の道順表を西村さんにいただき、複雑な行程(そのまま進まず、西流構成町への入り軒も多し)を把握して、先回りしての効率的な撮影を心がけ。

今年は店屋町が当番町なので、店屋町界隈は進行するすべての道筋で撮影必須。よく撮影する際のポイントを聞かれるのですが、私はあくまで全体像と場所がわかる写真を撮ります。舁き手重視で迫力を追うと山笠の人形が画面をはみ出すのですが、記録撮影では人形が構図に綺麗に入るのも重要なポイント。結果的にバランス取れた写真になる気がします。

舁き山笠が一番絵になる構図は、個人的に道の角を曲がる際だと思っています。移動する際も西町筋の角から角への移動が主になるため、必然的にその手の構図が多くなります。あと、カメラのファインダーを使わず、可動式モニタで構図確認しつつ撮る事に慣れたので、手を伸ばして台上がりの方と同じ高さのアングルで撮影すると写真に安定感が出ます。

山小屋のある西町筋・店屋町へ先回りして、最後の手入れまで無事に撮影。一部チャリ移動も含みますが、基本的に走って移動しないと先回りは無理なので、終わった後の筋肉痛はかなりのものです(笑)。

西流は朝山だけで他流舁きが無いため、本来は博多カレンダー委員としては大黒・東・中洲・千代など他流舁きと櫛田入り練習を撮影したいのですが、この日は土曜日ながら仕事打ち合わせが2件重なり気づくと他流舁きの時間、雨天だった事もあって撮影行きを断念しました。

過去、雨天豪雨の撮影でカメラ2台壊しています。今メインで使っているオリンパスOM-Dは防塵防水対応なので大丈夫だとは思いますが「まだ本番が控えているので安全策をとったんだ」と自分に言い訳してみました(笑)

 

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