記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

太宰府天満宮「お石茶屋」大正初期の絵葉書!

2024年02月23日 23時03分38秒 | 福博まちの記憶

以前入手した太宰府天満宮北神苑の「お石茶屋」絵葉書、仕様などから推察して1910年代(大正初期)のもの。ひょっとして今もある建物って、当時の建物に壁と扉付けたりしただけ?

絵葉書に写るのは、北神苑奥の「お石茶屋」から天開稲荷にかけての場所。やはり現在の場所と基本同じですね。美人として有名だった看板娘・お石さんのおかげで「お石茶屋」と呼ばれるようになった頃のもの。

1枚目の絵葉書は、まだお石トンネル(宝満宮参拝隧道)が出来る前…。この頃は天開稲荷を経由して尾根伝いに竈門神社への参拝道が続いていたそう。

お石茶屋には、茶屋ゆかりの著名人とお石さんの古い写真は飾られているけど、以前伺ったときき「建物全景が写る古い写真はお店には遺ってない」と聞いていたので、貴重資料の入手となりました。まだちゃんとお店の方々に見せてないので、近々伺う予定です。

天神の過去と今をつなぐ(西日本新聞meの連載)

・にしてつWebミュージアム(企画構成を担当)

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