土曜日に久しぶりに国会図書館に行って来ました。少々行く間隔が空くと浦島太郎感覚で、その都度係の人に教えてもらいながら、おろおろしながらの閲覧でご迷惑をおかけしました?!
【「知識の館」に相応しい重量感あふれる国立国会図書館】
このところ図書館のシステム化が進み、検索・申込・複写等すべてキーボードを操作しなければならず、PCに不慣れな者にはとっては少々辛いところとなってしまった。PCを使用する度に閲覧者カードをセットする為、終わった後カードを取り忘れてしまう人が多い様で、注意書きが書かれていた。(実は自分もやってしまった!)
地図室に入ると入室者の多くが住宅地図を閲覧している人が占め、ゼンリンの分室だったのかと思う程であった。実際地図室の多くのスペースを住宅地図が占めており以前より増えている。利用者は金融機関・不動産業等の関係者だと思われ、業務に使うために必要な部分の住宅地図を多量にコピーしていた。(実は私も会社時代に利用させていただきました。感謝!)
【国会図書館の印が入った地形図 (AMS1/2.5万地図 「YAKU-SIMA NW」より】
聞くところによると、現在国会図書館地図室の予算は縮小傾向にあって、人材派遣的な人達が多くを占め、地図資料に関する知識豊富な人は少なくなってしまったそうである。私の様な地形図を閲覧する人は殆ど見かける事は少なく、本来の地図室が持っている貴重な歴史遺産である地形図・地図類を管理・保存・公開を重点的に推し進めて貰いたいものである。(少なくても地図の廃棄処分だけはご勘弁くださいね!)
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