一昨日箱根・宮ノ下に行く途中、BSジャパンの旅番組「ローカル線気まぐれ途中下車の旅」の真似をして、行き当たりばったりの小旅行をして来ました。これが予想よりノンビリで楽な旅かと思っておりましたが、いざ実行してみるとどの駅で降りか、どこを歩くか、何を見るかと最初から目的地を決めてから行く旅より大変な事が判りました。
今回実行した路線は伊豆箱根鉄道大雄山線です。小田原駅から終点の大雄山駅までおよ20分程の短い私鉄です。
【一日乗り放題の乗車券】
【大雄山線小田原駅にて:開業90周年記念のヘッドマークがついた大雄山行き電車】
【ドアにもシャレた記念の装飾が付けられいた!】
小田原駅到着後、窓口で一日乗車券を購入さっそくホームへ!そこに到着した電車のヘッドマークには何と「大雄山線開業90周年」と書かれておりました。記録によりますと開業は関東大震災後の大正14年10月だそうです。その目的は路線名からしても判る通り、有名な曹洞宗の大雄山最乗寺への参詣鉄道としてとの事!現在は小田原の都市郊外路線的な沿線には多くの住宅が建ち並び、電車も12分間隔で走り、立派な路線でローカル線を卒業している様でした。
【短い三両編成の電車は家々の軒先をかすめる様に単線の路線を走る!】
【最初に降りた「五百羅漢駅」駅近くに五百羅漢像を安置するお寺がある】
【次に降りた「飯田岡駅」で狩川の土手下に沿ってある無人駅】
【この飯田岡で発見したシチューの店「魯風人(ろふと)」:閉店の旗がなびいている】
五百羅漢駅と飯田岡駅で途中下車し少々散策し、飯田岡駅で偶然見つけたレストランで美味しい昼食を食べる事が出来ました。なんとこのお店三月一杯で閉店との事!(ラッキーでした)
このお店のビーフシチューは絶品であった。とろけるビーフの舌触りが最高で、今まで食べたビーフシチューの中でもトップクラスのものでした。そして何と言っても最後に贅沢なデザートまで付いてきたのにはビックリポンでした。(写真参照)それでいて金額は2000円程でした。(大満足!)
【食後に出されたデザート!この松花堂風の入れ物にはビックリポンであった!(味も絶品)】
それもその筈、このお店の湯河原にある姉妹店はミシュランに載っているそうです。食後終点の大雄山駅まで行き、折り返し電車で小田原駅まで戻りました。
【終点「大雄山駅」!ここで孫へ伊豆箱根バスのチョロQを購入!】
【おまけ】翌日の芦ノ湖畔から見えた富士山!(一月なのに雪が少ないな~)